◇
◇
「 先入観をぶっ飛ばし、庭の見方を変える旅へ!
文化財保護に長年携わってきた哲学研究者が、
平安から現代までの千年をガイド。
見た目や美しさだけではなく、
知られざる使われ方に注目し、
現場ならではの視点から解説する。
庭は単なる鑑賞物ではない。
千年以上ものあいだ、
庭ではいったい何が行われてきたのか?
●現代の小学校と平安貴族の屋敷の共通点とは?
●平安貴族は庭で地べたに座り、飲食を楽しんでいた?
●天下人・豊臣秀吉が行った「石狩り」とは?
●江戸時代、火事災害が庭の面積を拡大させた?
●山県有朋が近代の庭の礎を築いた?
●文化財指定が、庭の所有者の「丸投げ」を引き起こしうる?
●「庭」と「庭園」の違いとは?
(目次)
序 章 時を越えてつながる小学校と平安貴族の住宅
第1章 使わなければ庭ではない――平安時代
第2章 見映え重視のはじまり――平安後期~安土・桃山時代
第3章 百「庭」繚乱――江戸時代
第4章 庭づくりのデモクラシー――近代
第5章 伝統継承の最前線に立つ人々――現代
終 章 庭の歴史と現象学
▼本書で紹介する庭の一部
怡園/勧修寺/桂離宮
京都御所/居然亭/銀閣寺
小石川後楽園/廣誠院
修学院離宮/大覚寺/醍醐寺
大徳寺/天龍寺/東福寺
並河邸/西本願寺/二条城
平等院/円山公園/壬生寺
武者小路千家官休庵/無隣庵
藪内燕庵/六義園/立本寺/龍安寺
著者について
今江 秀史 (イマエ ヒデフミ)
1975年山口県生まれ、京都府京都市育ち。
京都造形芸術大学修士課程修了。
京都造形芸術大学修士課程修了。
大阪大学人間科学研究科博士後期課程修了。
人間科学博士。現在、京都市役所勤務。
専門は、庭の歴史や仕組み・修理・維持管理・職人言葉の研究、
専門は、庭の歴史や仕組み・修理・維持管理・職人言葉の研究、
現象学的質的研究。
著書に、『王朝文学と建築・庭園』(共著、竹林舎、2007年)、
『京都 実相院門跡』(共著、思文閣出版、2016 年) 」(内容)
◇
京都移住と健康について考える・「老後は京都で」by 京カフェ~トップページに戻る
( インスタグラム版「老後は京都で」は → コチラ )