老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

山下賢二さんの、「ガケ書房の頃」

2020年07月27日 | 左京区~青春の解放区

ガケ書房の頃
山下賢二
夏葉社

左京区には 自由人 や 文化人 が多い、、、、

といわれるが、

そんな左京区的自由人を一時象徴する存在だったのが

ガケ書房の元・店主の山下賢二さん。

( → 現在は、先日ご紹介した

ホホホ座という企画グループを主宰されている )

冒頭に掲げたのは、その山下賢二さんが

ガケ書房を運営していた頃のことを綴ったエッセイ。

以下は、その内容紹介。

「 「僕自身がやりたいこと。

少し考えたが、すぐに答えはわかった。

それは、店を存続させること。

方法論はどうであれ、イメージがどうであれ、

僕はそのとき、

なんとしてでも、ガケ書房を続けたかったのだ。」

2004年、京都市左京区にオープンし、

2015年に11年の歴史を閉じた京都の書店、ガケ書房。

雑誌の本屋さん特集には

必ずといっていいほど取り上げられ、

本書にも登場する、作家の吉本ばなな、

いしいしんじ、ミュージシャンの小沢健二など、

多くの著名人たちがこの店を愛してきた。

本書は、その店主による、

赤裸々な書店論であり、青春記。

生々しいもがきと、

次の10年に対する提言に溢れた、

あたらしい本屋さん本の登場です。

著者について

山下賢二

1972年京都市生まれ。

21歳のころ、三島宏之と写真雑誌「ハイキーン」を創刊。

その後、出版社の雑誌部、古書店、

新刊書店勤務などを経て、 2004年にガケ書房をオープン。

目立つ外観と独特の品揃え、

店内音楽ライブなどで全国のファンに愛された。

2015年4月1日、ガケ書房を移転・改名し、ホホホ座をオープン。

著書に『わたしがカフェをはじめた日。』(小学館)がある  」(内容紹介)

( 追記 )

下は、台湾に「左京区ブーム」を巻き起こした

という伝説の書の日本語版、 「左京区男子休日」

とその内容紹介。

台湾男子がこっそり教える! 秘密の京都スポットガイド―左京区男子休日
クリエーター情報なし
エクスナレッジ

「 左京区で、理想の休日を見つけた――。

独立系の書店やカフェ、大学などが集まる京都・左京区。

この街をこよなく愛する

台湾人男女3人組「男子休日委員会」による、普段着の京都案内

台湾に「左京区ブーム」を巻き起こした話題の書が、

新たに「誠光社」の章なども追加され、待望の日本版刊行 !

早起きして鴨川べりをジョギング。

自転車で書店やカフェをめぐり、地元の人に混じって銭湯につかる。

スーパーで買い物をして、深夜のラーメン。

「暮らしの中の小さな出来事をきちんと記録したい」

という台湾からの旅人のまなざしは、

新鮮で、どこか懐かしい  」(出版社からのコメント)

「当店でも近年増えつつある台湾のお客様。

はるばる京都まで来て、

神社仏閣でも、繁華街でもなく、

わざわざ左京区まで足を伸ばしてくれる彼らは、

この街が持つ自由な気風とインディペンデントな精神、

そして「本当の京都」の面白さを

日本人以上に正確に理解してくれているようです。

誠光社店主(元・恵文社一乗寺店店長)・堀部篤史  」

< 帯コメント >

◇ 

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