まだ暗いが曇りかな

04:14起床
まだ暗い。東の空に有明月と言うのだろうか。笹舟のように浮かんでいる。

昨日は9時半頃家を出て途中スーパーに寄りお昼に食べる食材などを買って何時もの散歩道に戻った。誰もいない広場には文庫本のひとが屋根のあるベンチで傘を差して本を読んでいた。
フェンスの向こうの大きな木の影に黒い傘が見えている。雨の降る日は散歩をする人も全くいないのでぽつんとひとりで座って本を読んでいる姿は心の中までは覗けないが並々ならぬ覚悟のようなものまで伝わってくる気さえする。昼にはウー・ウエンさんの「鶏レバーと春菊のごまだれあえ」にフランスパンを焼いた。電子化は順調に進んでいるようだがまだ終わりは見えない。一日中降っていた雨も夕方には止んで保育園から戻った1号2号それに遊びの仲間に引きずり込まれて1号の足の上にちょこんと座らされている3号とも無理矢理タッチして5時前に娘の家を出た。薄暗くなっている道は写真は撮れないが山頭火がタデを折って床間に活けたなどと日記に書いてあったので真似をしてイヌタデを摘んで来て湯のみ茶碗に入れてみた。
何をやっているの私。あはっという感じだ。もぬけの殻になっていた家で前日の残りの少しの肉と白菜、豆腐それにエノキダケと細く切った油揚げで鍋をしてひとりで晩酌をした。

今日も娘のところに出かける予定だ。

追記
昨日の歩行数
17,196