新KOOさんのENJOY LIFE

日々身のまわりに起こった出来事などへの思いを綴っています・・・・・ちょっときれいな写真と共に・・・

嘉永年間に大阪に津波が押し寄せたことを示す石碑を見つけました

2013年09月20日 23時18分37秒 | 日記

 きのうの続きです。 堀江からJR大正駅に向かって歩いていると、汐見橋のたもとに 津波がやってきたことを示す慰霊碑がありました。裏面にはしっかりとした文章で 後世への伝言を残しています。 嘉永7年(1854)6月の大地震の後、11月に津波を伴う大地震が起こったのです。 慰霊碑の裏面、側面に細かく記録してあり、その文章の最後に「心ある人は碑文が読みやすいように墨を入れて伝えて言って欲しい」と結ばれています。 安政2年(1855)の建立です。 今も 慰霊の花が手向けられ、碑文にはきちんと墨が入っていました。
 大阪に住んでいながら ここにこんな碑があることを知りませんでした。 津波は1.4mほどだったようですが、当時の木造平屋の家屋の被害、川に停泊していた木造の舟などが折り重なるようになり、主たる橋も流されたようです。碑文は津波への備えから 液状化現象のことまで細かく注意喚起しているのが素晴らしいと思いました。

 
 
【写真は (左)道頓堀川と木津川とが交わる場所です。 右の地図のAポイントです。 (上右)文久3年 発行の大阪地図。A点が左の写真の場所、B点が汐見橋、地震碑のある場所です。 (下左)道頓堀川に架かる汐見橋のです。 (下右)汐見橋たもとにある 大地震両川口津波記が書かれた 石標です。 】


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