院長室から

日々の診療、子育て中のつぶやき

春日部のあゆみクリニックさんにお邪魔しました。

2009-01-30 06:25:06 | 診療所

昨日は、昨年小児の救急講習の時にしりあった、藤川先生のクリニックにお邪魔しました。

藤川先生は3人のお子さんの子育てもしつつ8年ほど前に開業なさり、今は積極的に訪問診療や、糖尿病の患者さん達の友の会を立ち上げ、料理教室やウォーキング教室など、きめ細かく患者さんのニーズに合わせて、エネルギッシュにお仕事をされています。

クリニックを案内してもらい、ランチがてらいろいろお話しもさせていただきましたが、私のような若輩者にも、自分の経験をとても気さくにお話し下さり、とっても親しみやすい暖かな方だと思いました。
生き方や、育児、仕事に対する姿勢など、学ぶところが多々あり、私の10年後を走っていてくれている目標にすべき女医さんのお一人だなと思いました。

まだまだうちは駆け出しで、慢性疾患の方はそれほど多くありません。今後少しずつあゆみクリニックさんを参考にさせていただいて、特色を打ち出していければいいなと思います。


高血圧ガイドライン2009の勉強会に行きました。

2009-01-20 14:43:14 | 診療所

今回の勉強会は札幌からの講演のライブ中継でした。講師は島本和明先生です。

今年、高血圧の診療ガイドラインが変わりました。おおまかには2004年版のものと変わりないのですが、今回はメタボリック症候群の方に対する降圧目標が示されました。とても細かく階層化されているので、覚えるのに一苦労しそうですが、やはり糖尿病などを合併した方には、できるだけ低めに血圧を保つのがよさそうです。家庭血圧(一日の血圧の変化)の重要性も強調されました。高血圧予備軍の方にも、できるだけマイ自動血圧計をお持ちいただき、測定する習慣をつけていただくといいと思います。

もともと病院で透析患者さんを診ていましたので、血圧も全身管理も一筋縄でいかない方が多かったのですが、開業してみればそのような進行した方には、さいわいまだまだお目にかかりません。当院にも、特定検診を受けていただいてメタボリック症候群に該当する方がいらっしゃいます。こんな方が合併症が出ないように、将来元気に年をとっていっていただけるといいなと願っています。うまくお手伝いできたらうれしいです。


新年会をしました。

2009-01-16 09:17:03 | 診療所

Dscf0775 よしば診療所では昨日の昼に新年会をしました。みんな少しドレスアップして大宮にある鳥料理屋さんで、やりました。

忘年会をするはずがなかなかみんなの都合が合わず、延び延びになって新年会にずれ込んだ形でしたが、忘年会というと少し退廃的なイメージですね。新年会は何となく未来志向というか気分も新たに!という感じがして、かえってよかったかなと思います。

軽く乾杯した後に、賑やかにいつも通り談笑して、コースの料理をおなかいっぱいいただき満足満足でした。最後に写真を撮りましたので、後日ちょこっとアップしますね。(本当は料理があるうちにとればよかったのですが、食べるのに夢中になってしまい卓上は空っぽの状態です)


高熱の風邪がはやってきています。

2009-01-15 07:18:13 | 診療所

週があけて2日間、ぐっと高い熱の患者さんが増えました。
インフルエンザのA型が多いです。

まだ熱の出始めで、偽陰性(本当はインフルなのに陰性とでてしまうパターン)になってしまったかなという方もいらっしゃいました。
検査のタイミングは、高い熱がでてから半日から一日たったところが一番いいのですが、やはり高い熱がでればすぐに見て欲しいのが人情ですよね。高い熱でも比較的楽そうにしている方には、一晩解熱剤をもっていっていただき、”夜高い熱が続いたら明日検査しき来てください。”とお話しした方もいらっしゃいますが、なかなか残酷なので迷うところです。

タミフル(抗ウイルス薬)の処方ですが、診断がつくと服用したい方がほとんどのようです。早くなおしたいから、といわれるとやはりお出ししてしまいますが、耐性(ウイルスが薬に強くなって薬が効かなくなること)のことを考えると、本来はある程度症例を限定したいところです。

”タミフルですぐ治るから、でなくて、予防接種でかからなくする、かかったとしても軽くして抗ウイルス剤を飲まずに済ます”これが鉄則です

問屋さんのお話では、埼玉のこのあたりは毎年大きな流行はないそうで、予防接種の啓蒙が行き届いている地域なのかなと思っています。予防接種を打っている方が多くいらっしゃれば、そこで感染のチェーンが切れるので、ばばっと拡がらず小流行にとどまります。是非毎年打っていただきたいと思います。

打っても掛かってしまった方、なんだか申し訳ない気持ちになりますが、そんなわけで来年も打ってくださいね。


Hibワクチン、今後の予定

2009-01-13 07:11:59 | インポート

まだ、ワクチンの供給が少ないので、今後もしばらくは特殊な予約制となります。

通常のワクチン接種は、前日までにお電話していただければ間に合うのですが、
Hibワクチンの場合は、毎月10日までに申し込んでいただいた分が、その月の25日に診療所に納入される予定です。月初めのうちに申し込んでいただくとその月のうちに打てますが、例えば11日に申し込んでいただいた場合は、翌月の25日になってしまいますので、かなりお待ちいただくことになってしまいます。なので、今のところ申し込んでいただいてから打てるまでの日数は、およそ2週間から7週間となります

キャンセルされた方の分のワクチンが医療機関によっては多少あって早く打てるところもあるかもしれませんが、ワクチンの供給に関してはどこも同じシステムなので、参考になればと思います。