院長室から

日々の診療、子育て中のつぶやき

久しぶりのoff

2012-11-29 17:09:24 | インポート
本日、木曜、休診日。
久しぶりに何の仕事も入らず、羽を伸ばさせていただきました。

まず午前中は子供の通っている小学校に。
今日は持久走大会でした。
同じ保育園だった子や、久喜ジャガーズの仲間、診療所に風邪を引いたときに来るお子さんなど
顔見知りのお母さん達がたくさんいらしてました。
楽しくおしゃべりしながら見物。
今日は風がなかったので、比較的暖かくてよかったです。

お昼は、古河へ。
この間のマルシェでも来てくれたお気に入りのお店に行ってきました。
シロンスさんでお昼をいただき、コハル花店さんでプレゼントを選び
ゆずりはさんで多肉植物を。
最後シロンスさんにとってかえして、アロママッサージ。

ふ~、満喫しました。

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3ヶ月くらい前に買った苔玉と多肉植物。



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今日お迎えした多肉植物。植わっている器も面白いです。

部屋にグリーンがあるとほっとしますね。

これで、また明日から元気にがんばって診療します!





ウイルス性胃腸炎、だいぶ流行っています。

2012-11-28 19:05:44 | 診療所
今朝、ラジオでも言っていましたが、
冬にはやる下痢、嘔吐の風邪、ウイルス性胃腸炎がはやっています。
この風邪はとてもうつりやすいので、当院でも患者さんが来ると
その都度、次亜塩素酸(ハイター)で欠かさず消毒しています。

この季節、激しい吐き気、嘔吐→下痢となった場合で、
腹痛がさほどでなく、食あたりの心当たりがないときには、まずはウイルス性胃腸炎を疑って下さい。
その場合は、不用意に外出したり、無理して仕事に行かず、
自宅でスポーツドリンクをたくさん飲んで安静にして下さい。
無理して出かけると、出先で周りの人にうつしまくってしまいます。
脱水症状さえ起こさなければ、ある程度でしたら出るものはやたら止めない方がいいかもしれません。
吐いたり、下痢したりすることで、体からウイルスを追い出しています。
残ったウイルスは自分の免疫でやっつけ自然によくなってくる病気ですので
自宅で治してしまうのが一番いいかもしれません。
ただ、小さなお子さんやお年寄りは脱水症を起こしやすいですし、
熱が高い場合も汗をかくことで脱水になりやすいです。
特効薬はないのですが、診療所に来ていただければ、
症状を和らげるお薬をお出ししたり、薬も吐いてしまうほどの状況であれば注射
体重がかなり減ってしまっているようなときには点滴をいたします。
状況を見て受診していただければと思います。

さてさて、
診療所はこの時期忙しいのですが、
この合間を縫って、スタッフがクリスマスの飾り付けをしてくれました。
まいどまいどきれいなので、記念写真を・・・




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毎年、少しずつバージョンアップしてます。通りがかりで楽しんでいただければ幸いです。




ヨガ教室2回目をやりました。

2012-11-25 07:53:31 | インポート
昨日は10月に続き、よしば診療所にてヨガ教室をやりました。
この教室は診療所の待合室を使ってやるので定員がたったの6名です。
和気あいあいと出来ますし、インストラクターの眼も届くので安心です。

第4週のインストラクターの坂巻さんは野木のご自宅でスタジオを主宰しており、
古河のイオンでもヨガ教室をやっています。”オキヨガ”、という種類で、
最初呼吸法から入り、体のほぐし、マッサージ、ポーズへと進んでいく緩やかなものです。
10、11月と先行してやっていただいていますが、
体力に自身のない方でも出来、全体を通して気持ちよく癒される感じです。

来月から新たに来て下さるインストラクターの菊池さんは私が通っている古河のヨガスタジオの先生です。
全くヨガをやっていなかったところから、お世話になっていて、
ガチガチに固かった体が少し柔軟になり、前屈でしっかり足が捕まえられるようになりました。
また電車でよろけまくっていたのが、だいぶバランスがとれるようになりました。
”アシュタンガヨガ”で、全く歯が立たないような難しいポーズはとりませんが、
バランスをとったりぐーっとのばして集中するところがあり
パワーヨガと言う感じで、体を使った感がしっかりあります(私は翌日筋肉痛がでます)。

このような二人の先生をお迎えして、私自身も毎回参加してヨガをやっています。

以前に透析診療を主な仕事としていた私は、
疾患が進んで非常につらい思いをなされている方を10年以上診てきましたが、
初期の段階から診て、慢性疾患を進行させないのが使命と考え、日々の診療で実践しています。
さらに、健康増進も私の役割と思っています。
それが、診療所スタッフとともにやっているヘルシー講座であり、今回始めさせていただいたヨガ教室です。
全く営利は求めていませんので、ここだけの話、お得だと思います。
診察室に座って、”運動して下さいね”とお勧めするのは簡単ですが、
実際に行う運動のきっかけとしてとらえていただき、積極的にご参加いただければ、
私もとてもうれしいです。

お問い合わせ、申し込みは
yoga@yoshiba-shinryojo.com
へ、お願いします。







C型肝炎の勉強してきました。

2012-11-21 06:57:07 | インポート
昨日は幸手でC型肝炎の勉強会がありました。
最近の治療についてのお話は、獨協医大越谷病院の玉野先生に伺いました。消化器内科専門医でなくてもわかりやすい内容でした。症例発表は済生会病院の先生が行っていましたが、あいにく到着が遅れ途中からしか聞くことが出来ませんでした。

C型肝炎のウイルスを持っている人は300万人ほどいるそうで、特に高齢の方に多いです。
C型肝炎ウイルスに感染すると、自然に治癒する(ウイルスがいなくなる)方もいますが、多くは20年から30年ほどで肝硬変→肝細胞がんを発症するため怖い病気です。特に癌は高齢になると出やすくなります。
ですので、出来るだけウイルスをやっつけたいのですが、これまでの治療では上手くいかない方が40%ほどいらっしゃいました。

昨年新しい薬が発売されてから、ウイルスを攻撃する治療の成功率は飛躍的に上昇して、従来効きにくかったタイプの方も3者併用療法を行えばかなり上手くいくそうです。ただし、副作用が強く出る恐れがあるため、今のところ皮膚科専門医が常勤している病院でないと受けられないので、治療が出来る病院は限られています。このような集中的な治療は以前は、現在ははっきりした線引きはないものの65歳くらいまでは行う専門医の先生が多いとのことでした。
さらに今後も新たな創薬が期待されており、今後C型肝炎は撲滅される可能性があるとのお話で非常に期待が持てそうです。