時間外の診療についてどこまで対応するか、悩みます。
患者さんにしてみると、”上は住宅なんですよね。そうしたら、安心だわ。”など言って下さる方がいて、きっといつでも見てもらえると期待してくれてるんだよな~と感じます。
でも、現実は息子と過ごす貴重な時間を正直言って出来るだけ邪魔されたくないと言う気持ちがあり電話はあえて診療所と自宅は別回線にしていて転送もしていません。全ての時間外の電話に対応するとなると、携帯電話を常に持たされていた勤務医の時のような24時間縛られっぱなしの生活になってしまい、それは本当に精神的にきついのです。
なので、スタンスとしては、直接来院された方は対応しようと思っていました。
けれど、本日夕方受診された患者さんが、先日患者さんのご家族が突然具合悪くなり、夜の10時過ぎに玄関の呼び鈴を鳴らしたとおっしゃっていました。私は眠っていて全く気がつかず、結局救急車で遠くの病院まで搬送されたそうです。その方は責めるような口調ではなかったのですが、わたしの気持ちの中では、ここは対応しようとしていた範囲内を守れなかったことでとても罪悪感を感じています。
これでは、地域の皆さんに受け入れてもらえるようになんかならないのではないか。即、自宅の呼び鈴の音は最強にしました。
電話回線も転送したらもちろんすごく親切なのは分かるのですが・・・・。本当に良心との葛藤です。
体が二つあって一つは診療所専用、もう一つは息子と過ごせる用になると本当にいいのになあ。
どうにも気持ちがもやもやするので明日の朝まで待てずに書いているのですがこれを書いている間も、息子は横でまとわりついています。
責任感を感じていても、それを果たせない愚痴日記になってしまいました。
ワーキングマザーの方など皆共通の悩みを持っているだろうなと思います。