モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

納期を守らない人は納期を伸ばしても結局守らない


5月になって、他県からも連絡をいただくことが多くなりました。


どうもkurogenkokuです。


このブログでも何度か書いていますが、後工程の仕事を他人が担当している場合、自分の仕事よりも優先して流すのが組織全体の生産性を高める基本です。後工程から「●●までに欲しい」と締切日が設定されているような場合でも、その点をわきまえている人はレスポンスが早い。

その一方で、提出期限が設定されていても、締切数日後になって「遅くなって申し訳ありません」と返事が返ってくる。YESかNOかの選択で時間のかからない仕事でも、遅れてしまう。その人の回答が遅れることにより、依頼側にはムダな残業が増えたり、仕事の生産性が下がったりしてしまう。


ひとつの事例でしたが、個人的に感じていることがあります。それは「回答が遅れる人は、いつも決まって同一人物」だということ。「他の仕事が多くて手が回らなくて」というのが言い訳なのですが、たぶん締切日を伸ばしても回答期限を守ることはありません(笑)


本人にとっては「忙しいオーラ」なのでしょうが、それを「仕事できないオーラ」として受け止めてしまう私がいます。

 

 


公の仕事のメールを深夜に送ってくる方もそうですね。業務時間中に送ればいいのに、わざわざ深夜に送ってくる。一回だけではなく毎回(笑)
経営者であればまだよいのですが、その方は労働者。見方によれば労働基準法にも抵触している。「仕事できないオーラ」だけでなく、「コンプライアンス認識ゼロオーラ」も感じてしまうというのはのは言い過ぎでしょうか。


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コメント一覧

kurogenkoku
岐阜のクロゲンファンさま、コメントありがとうございます。
Dをコントロールできる人って、仕事の生産性がめっちゃ高いです。私の場合、朝、3カ月先までスケジュールを俯瞰して、パフォーマンスを最大化できるように仕事の投入順を決めています。
ただ今回のようにDを守らない人がいると、自分が想定したスケジュールを予期せぬ形で変更せざるを得ない状態になり、生産性が下がってしまうわけです。
岐阜のクロゲンファン
ブログの内容、u-jiro様とのやり取りも大変身に染みる内容でした。ありがとうございます。
kurogenkoku
u-jiroさん、おはようございます。おっしゃる通り。Dの位置づけはQやCとは異なりますよね。「遵守」なのでできて当たり前。言い換えれば、守れないと信用を失いやすいのがDの特徴です。

例えば、某団体の事務局を持っている職員が、会員あてに電話かけて出欠の確認を取っている。会員が期限内に出欠の返事をすればよいだけの話ですが、それを怠ったことにより、事務局の仕事の生産性が低下する。
商工団体あるあるです(笑)
u-jiro
kurogenkoku様のお気持ち、よく分かります!!
QCDってよく同列に書かれますけど、Dを遵守することは当たり前で、その中でいかにQを高めるか、もしくはCを削減させるかですよね。Dが間に合わない時点でアウトということが分かっていない人って結構いますよね…。
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