大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

未知との遭遇

2015年11月05日 | 日々徒然
「エンカウンター」とは何か…ファシリテーターは冒頭、映画「未知との遭遇」の原題(Close Encounters of the Third Kind)の話をしてくれました。
「未知との遭遇」はスピルバーグ監督のアメリカ映画で、UFOや宇宙人との遭遇を描き大ヒットした作品です。
言い得て妙ですが、合宿終了後は確かにそんな感想を持ちました。

5年前に一泊二日で同様の研修体験を受けましたが、その際には感ずることのできなかった気持ちです。
今回は二泊三日ということもあったのかもしれませんが、合宿会場の雰囲気とファシリテーターの腕なのかもしれません。

どこへも逃げようのない山奥、いい温泉はありますが、宴会はありません。
午前午後そして夕食後は9時までのセッション、それが終えてから有志でささやかに酌み交わします。
参加者はファシリテーターを含め8人、3日間のセッションが終了した頃には、開始時点で感じていた参加者同士の壁はすっかり取り払われていました。

私自身は二日目から脳のどこかがずっと回り始めてしまい、とうとう一睡もできませんでした。
昨夜も回転が止まらず半睡状態、ようやく朝の散歩をしている最中にとりあえずのところに落ち着きました。
最終日ファシリテーターからの助言「吉岡さん、今度は四泊五日の体験をお勧めしますよ」の意味が少しわかったような気がしました。

カール・ロジャーズの開発したこの「エンカウンター・グループ」は世界中に広がり、その応用分野も企業・大学・官庁・教育機関などなど拡大を続けています。
しかもその広がりは組織的でなく自発性によるものだという事実に驚かされます。
そして私は今回の合宿で最高の収穫を得ることができました。
それこそが私の中にいた「未知との遭遇」でした。
仲間のみなさん、ファシリテーターの先生に心から感謝申し上げます。


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