大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

東日本大震災5年目に思うこと

2016年03月11日 | 日々徒然
5年前のあの日から何を思い、何をしてきたのかをブログ「南町の独り言」から振り返ってみました。

2011年3月11日(金)「東北地方でM8.8巨大地震(3月11日)」が発生しました。
テレビから流れる映像にただただ驚くばかりでした。
自然の力(3月12日)」ってなんて凄いものなのか、人間のつくった仙台の石油コンビナートが真っ赤に燃えあがっています。
こんな大災害に「私たちにいま出来ることは(3月13日)」なんだろうと考え、まずは連合本部の古賀会長に相談の電話をしました。
古賀会長は明日中に連合方針を展開することを約束してくれました。
日ごとに「がんばれ日本(3月15日)」という声は高まっていきました。
約束通り連合本部から地震災害に対する対応方針が出され、その方針に基づいて、連合静岡から県内構成組織および各地協に対して、「東北地方太平洋沖地震による災害の対応について」のお願いを展開しました。
連合静岡事務所で回されたカンパ箱には大人のカンパとして1万円札が何枚も投じられていたことが「続がんばれ日本(3月16日)」に記録されていましたし、被災された方々を受け入れてもいいよという声も連合に寄せられました。
ほんとうにありがたいことです。
自らの「使命感(3月17日)」をもって現地にボランティア活動に入る人の記事を新聞で読んで感激しました。
連合静岡では独自に連合静岡対策本部を設置します。
対策本部では「がんばれ日本!要請Part1(3月18日)」として、県ボラ協の要請に応えてボランティア派遣を募ることとなりました。

5月GWを利用して私もボラ協のバスに乗って岩手へボランティアに出かけます。
1日目の「陸前高田市にて(4月29日)」最初の作業は腐った魚の後片付けで、その強烈な臭いに閉口しましたが、現地に立ってどうしようもない現実を見て切なくなりました。
2日目は大槌町でした(4月30日)」。
慣れない作業でみなぐったりですが、夜の反省会後の反省会(懇親会)は束の間の楽しみです。
3日目に向かった高台から見た風景はあまりに無残で「言葉になりません(5月1日)」でした。
でもこの活動を通じて巡り合った仲間との体験はかけがえのない財産になりました。
金・土・日の3日間ボランティアを無事に終えておよそ11時間のバスの旅。
往きの車内は眠れましたが、なぜか帰りは眠れませんでした。
身体はぐったり疲れていますが、精神のどこかが緊張しています。
私たちにできること(5月2日)」はなんだろうか?
その答えはそれからの私の人生にも大きな宝となって残っています。

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