大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

ワタミ過労死裁判に思う

2015年12月21日 | 労働者福祉
入社2ヶ月で過労死自殺した26歳の女性社員
裁判でほぼ全面的に申し立て側の主張が通り、ワタミの謝罪も受けて和解が成立した。
この裁判の意味するところは実に大きい。

被害女性の父親は「労働組合があれば、娘は救われたはずだ」と語っている。
そういう強い期待があることをすべての労働組合リーダーは知らねばならない。

裁判闘争は時間もお金もかかるが、正義のためには裁判も厭わない覚悟が必要だ。
裁判所に訴えても命は戻らないから、本意ではないが金銭的慰謝料を求めることとなる。
労災事故の場合も同様である。
死亡事故もそうであるが、後遺症が残る重大事故でもその和解をめぐり、労働者の無知をよいことに雀の涙で済ます会社もある。

弁護士サイトで利用されている「後遺障害の慰謝料計算機」と「逸失利益計算機」を使って、ちょっと試しに計算してみよう。
これ以外に精神的慰謝料もあるから決して雀の涙にはならないはずだ。
後遺障害の慰謝料計算

逸失利益計算