大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

入り口はすべてここから始まった

2014年03月09日 | 労働者福祉
「言葉は独り歩きする。
理事長から現場の職員まで共通の言葉がないといけません。
信用組合ってなんですか?
地域ってなんですか?
入り口はすべてここから始まりました」

8日に開催された「静岡労金部店長総会」の記念講演会に、無理を言ってオブ参加させてもらいました。
講師は清和信用組合の菅野理事(経営管理室長)です。
徹底した地域密着型金融機関として有名で、清和店舗の圏内にはサラ金店舗が入り込めない程です。
その徹底ぶりは全戸訪問可能な店舗配置(半径500m)、圏内学校ほぼすべての自振受託、預貸の70%を家庭訪問または窓口で面談管理…などなど。
菅野講師の1時間半にわたる講演に聞き入ってしまいました。
すべて実行していることだから説得力はあります。

「…清和の経営理念は、「情報」と「頭脳」と「金融」をシステム化し、うるおいのある豊かな地域社会を創造する協同組織の「コミュニティバンク」です…」

情報ってなんですか?
頭脳ってなんですか?
金融ってなんですか?
コミュニティバンクってなんですか?
そしてそれはなんのためにあるんですか?

ズバズバと私の胸に突き刺さってきました。
金融のイロハもわからない私ですが、その言わんとするところはよく分かりました。
いろいろなことを学ばせていただきましたが、この言葉だけは絶対に忘れまいと思いました。

地域とは、お客様ひとりひとりである