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横浜黒船研究会

ペリー来航から横浜開港は日本文化の転換点でした。当時の資料から歴史を研究しています。毎月第2日曜日開催しています。

第163回定例研究発表会『ペリー艦隊の航海日誌』

2018年08月24日 | 研究会案内
平成30年9月9日(第二日曜日)14:00-17:00
フォーラム南太田 2階 大会議室 横浜市南区南太田1-7-20

第163回定例研究発表会
14:00~14:05 開会のごあいさつ
14:05~16:10 発表者:横浜黒船研究会 会員 奥津弘高氏
参加費:500円

講演題目:「ペリー艦隊の航海日誌」
アメリカ合衆国の首都ワシントンにある国立公文書館に、ペリー艦隊の航海日誌が保管されています。
渡米して入手した航海日誌を読み解き、誰も伝えたことがないペリー艦隊の行動が明らかになりました。
ペリー提督日本遠征に関する謎の解明に挑み、知られざる歴史の新たなページを開いてみましょう。

16:10~16:15  休憩
16:15~16:45 質疑応答
16:45~17:00 机と椅子の現状復帰
以上

ご連絡:次回第164回定例会は10月8日(第二日曜日)
横浜市旭区市民活動支援センター「みなくる」 研修室1, 2, 3

第162回定例研究発表会『三浦按針(ウイリアム アダムス)の足跡』

2018年06月25日 | 研究会案内
平成30年7月8日(第二日曜日)14:00~17:00(13:30入場可)
横浜市開港記念会館 2階 9号室 〒231-0005 横浜市中区本町1丁目6番地

第162回定例研究発表会
14:00~14:05 開会のごあいさつ
14:05~16:00 発表者 横浜黒船研究会 日景洋一 氏
参加費:500円

講演題目: 三浦按針(ウイリアム アダムス)の足跡
ウイリアム アダムスは、1600年オランダの船リーフデ号で九州・豊後に漂着した初めてのイギイス人である。徳川家康に優遇され、日本橋に住居が与えられなどして外交顧問として活躍した。伊東で80トン、120トンの船を造った功績により、相模国三浦郡逸見村に250石の領地を賜り三浦按針と呼ばれた。その後九州平戸に英国商館の設立にも貢献し、安南などへの貿易に参加した。
以上の日本における足跡をたどると共にリーフデ号搭載の大砲が本当に関ヶ原の合戦で使われたのか、また漂着の地が臼杵市の黒島という通説であるが、佐伯市の大入島であるという説もある。このリーフデ号漂着の謎についても述べる。

16:00~16:10  休憩
16:10~16:45 質疑応答
16:45~17:00 机と椅子の現状復帰

ご連絡:8月は夏休みとさせていただきます。次回第163回定例会は9月8日(第二日曜日)
開催場所: フォーラム南太田 2階大会議室
講演者 当会会員 奥津弘高 氏 題目:「ペリー艦隊の航海日誌」

第161回定例研究発表会『明王朝永楽帝・鄭和の遠征』

2018年05月22日 | 研究会案内
平成30年6月10日(第二日曜日)14:00~17:00 (13:30入場可)
横浜市開港記念会館 2階 6号室 〒231-0005 横浜市中区本町1丁目6番地

第161回定例研究発表会
14:00~14:05 開会のごあいさつ
14:05~16:00 発表者 藤田雅弘氏 当会会員 
参加費:500円

講演題目:「明王朝永楽帝・鄭和の遠征」
明の永楽帝は「絶対君主専制政治」の基「海禁令」を敷き、宦官「鄭和」に命じて南シナ海・インド洋・アフリカに7回遠征させ各地の王国を「冊封」し「朝貢貿易」を行いました、従った王国は30数ヵ国に及ぶようです。明朝永楽帝の時代は、日本では室町幕府 足利義満時代で、足利義満は明の永楽帝に皇帝即位祝賀使節団を送り、永楽帝より「日本国王称号」と「冊封」を受け「朝貢貿易・勘合符貿易」を行い大いに収益を上げました。【又永楽帝は足利義満に対し「倭寇退治」を要請し足利義満は九州一円に「令」をだし「倭寇」が多少減少し永楽帝をお大いに喜ばせた由。】

16:00~16:10  休憩
16:10~16:45 質疑応答
16:45~17:00 机と椅子の現状復帰
以上

ご連絡:次回第162回定例会は7月8日(第二日曜日)
於 横浜市開港記念会館2階9号室 講演者 当会会員 日景 洋一氏
題目: 三浦按針(ウイリアム アダムス)の足跡

第160回定例研究発表会『明治維新と南北戦争』

2018年04月22日 | 研究会案内
平成30年5月13日(第二日曜日)14:00~17:00(13:30入場可)
横浜市開港記念会館 1階 1号室 〒231-0005 横浜市中区本町1丁目6番地

第160回定例研究発表会
14:00~14:05 開会のごあいさつ
14:05~16:00 発表者:浅井壮一郎氏  当会会員 
参加費:500円

講演題目: 明治維新と南北戦争
南北戦争は奴隷解放の戦いではない。保護貿易で工業立国を目指す北部と自由貿易で英国への綿花供給による利を求める南部との戦いだった。
リンカーン政策は高関税による未熟な米工業保護と関税収入によるインフラ整備だった。英国より先に米国が開国を求めたことは日本の幸運だった。
米国は英国のように低関税を求めなかった。
一方、クリミア戦争は「戦争の市場化」「死の商人」を産んだ世界史上の画期で、英仏のミニエー銃・アームストロング砲対露のマスケット銃・青銅砲の戦いだった。
大兵力の露が敗北した。その結果、ミニエー銃需要が高まり、廃棄されたマスケット銃が横浜・長崎で売られる。
アヘン商社マセソン商会の出先グラバー邸はアヘン取引に失敗し、武器取引に活路を見出し、薩長にミニエー銃さらに最新鋭スナイドル銃まで売り込む。
かくして日本でクリミア戦争が再現され、幕府が惨敗した。

16:00~16:10 休憩
16:10~16:45質疑応答
16:45~17:00机と椅子の現状復帰

ご連絡:次回第161回定例会は6月10日(第二日曜日)
於 横浜市開港記念会館1階1号室 講演者 当会会員 藤田雅弘氏
題目: 『明王朝永楽帝・鄭和の遠征』

第159回定例研究発表会『黒船来航!-日本の対外政策はどうするべきか? -その3―』

2018年02月27日 | 研究会案内
平成30年4月8日(第二日曜日)14:00~17:00 (13:30入場可)
横浜市開港記念会館 1階 1号室 〒231-0005 横浜市中区本町1丁目6番地

第159回定例研究発表会
14:00~14:05 開会のごあいさつ
14:05~16:00 発表者:今津 浩一氏  当会会員 代表代行
参加費:500円

講演題目:  黒船来航!-日本の対外政策はどうするべきか? -その3―
阿部正弘は大名たちに外交政策を諮問したのはなぜか、と、
「逷蛮彙議(てきばんいぎ)」(各大名の上申書)が幕府の対米政策へ与えた影響

前回は、水戸徳川家に伝わっていた史料「逷蛮彙議(てきばんいぎ)」をひも解いて、集められている253通(大名の部)の上申書を紹介した。
これは、老中阿部正弘がペリー提督の黒船来航にあたり、どのように外交をすすめるべきか諮問したのに応じて提出された上申書である。
大名たちの上申書を分析の結果、アメリカの要求する最重要の通商を許容するものは、全体253通の内、60通しかなかった。
しかし、上申内容のしっかりしたもの(4ページ以上のもの)を選び、さらに、6月末の諮問に対して、「打てば響く」ように提出したもの(7月提出分)に絞り込むと、
34通あり、その内20通が通商許容論であった。つまり、このように分類してゆくと、通商許容論の比率が逆転することが分かった。
さて、今回(4月8日)の発表では、①そもそも、なぜ阿部正弘は大名たちに外交政策を諮問したのかということ、
ならびに、②この上申書が幕府の対米政策にどのような影響を与えたのかの2項目を、ご報告したい。

16:00~16:10 休憩
16:10~16:45質疑応答
16:45~17:00机と椅子の現状復帰

以上
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ご連絡:次回第160回定例会は5月13日(第二日曜日)
於 横浜市開港記念会館1階1号室 講演者 当会会員 浅井壮一郎氏
題目:南北戦争と明治維新