横浜黒船研究会

ペリー来航から横浜開港は日本文化の転換点でした。当時の資料から歴史を研究しています。毎月第2日曜日開催しています。

第123回定例研究発表会『幕府オランダ留学生とその系譜』

2014年12月26日 | 研究会案内
平成27年1月11日(第二日曜日)14:00~16:00
横浜市旭区市民活動支援センター「みなくる」 研修室1, 2, 3

第123回定例研究発表会 開催のお知らせ
14:00~14:05 開会のごあいさつ
14:05~15:15 発表者:横浜黒船研究会会員 林 縝治(しん治)氏 

題目:幕府オランダ留学生とその系譜
骨子:江戸末期(1862)に、幕府はヨーロッパの科学技術を学ばせるために十五名の留学生をオランダに派遣した。
彼らの派遣期間中に幕府は瓦解し(明治元年は1868年)、留学生達はその後様々な道を歩むことになる。
赤松則良(のりよし)・榎本武揚(たけあき)・西周(あまね)・林研海(紀、つな)などがその中に含まれる。
彼らは互いに姻戚関係を結んだりして明治に入ってからもお互いに影響を及ぼしあった。江戸末期から明治後期にかけては、日本が西洋列強の文明を急速に吸収し社会が大きく変化した時代だが、日本のテクノクラート達がどのように振る舞ったかを見ることはなかなか興味ある。
また、彼らの取った決断の奥には、江戸時代の文化に育まれたそれぞれの価値観が色濃く残っているように思う。

15:15~15:25 休憩
15:25~15:50 質疑応答
15:50~16:00 椅子の現状復帰
以上

ご連絡:次回定例会は2月8日(第二日曜日)
於横浜市旭区市民活動支援センター「みなくる」 研修室1, 2, 3(添付参照)
発表者 当会会員 村田 禅 氏 題目:「生麦事件」