横浜黒船研究会

ペリー来航から横浜開港は日本文化の転換点でした。当時の資料から歴史を研究しています。毎月第2日曜日開催しています。

第124回定例研究発表会『生麦事件』

2015年01月24日 | 研究会案内
平成27年2月8日(第二日曜日)14:00~16:30
横浜市旭区市民活動支援センター「みなくる」 研修室1, 2, 3

第124回定例研究発表会 開催のお知らせ
14:00~14:05 開会のごあいさつ
14:05~15:30 発表者:当会会員 村田 禅 氏 
参加費:500円

題目:生麦事件
「大老井伊直弼が桜田門外で暗殺された(1860)以後、幕府の権威は急速に衰えた。
勅使大原重徳の江戸行に随行した薩摩藩は、その帰途(1862年8月)、生麦で、当日乗馬で遠出を試みた4人のイギリス人一行と遭遇した。
リチャードソンの馬が、行列に紛れ込んだ。島津久光の供奉の者が抜刀した。その後、幕府は賠償金を支払ったが、薩摩藩は頑としてこれを拒否し、薩英戦争(1863年7月)へと発展した。薩摩藩は勇敢に戦ったが,彼我の実力の差は明らかであった。イギリスも大きな被害を蒙った。
薩摩藩の攘夷勢力は急速に衰えた。翌年の下関戦争で、4国連合艦隊に完膚なきままに敗れた長州藩もこれと同様攘夷派が失墜し、エネルギーは討幕へと向かった。」

15:30~15:40 休憩
15:40~16:00 質疑応答
16:00~16:15 机と椅子の現状復帰
以上

ご連絡:次回定例会は3月8日(第二日曜日)
於 横浜市旭区市民活動支援センター鶴が峰駅前 みなくるで 
発表者は 小杉 伸一氏