横浜黒船研究会

ペリー来航から横浜開港は日本文化の転換点でした。当時の資料から歴史を研究しています。毎月第2日曜日開催しています。

第90回定例研究会『明治丸による小笠原調査』

2011年11月22日 | 研究会案内
平成23年12月11日(第二日曜日)18:00~21:00
イタリアン レストラン「駅(うまや)の食卓」横浜本店 二階個室 横浜市中区住吉町6 – 68 – 1
当日個室への入室は17:40から可能です。

参加費:4,000円 但し研究発表会のみのご出席は1,000円です。

第一部:18:10~19:20 研究発表 (質疑応答の時間15分を含む)
発表者 伊藤喜市氏 (横浜黒船研究会会員)
研究発表題『明治丸による小笠原調査』

発表要旨
明治政府は、明治8年11月から12月にかけて工部省灯台寮所属の「明治丸(1,010総トン)」に内務、外務、大蔵、海軍の4省職員その他を乗せ、小笠原諸島調査に派遣した。
調査職員は連盟で復命書を政府に提出し、同政府は、翌9年10月駐日各国公使に小笠原諸島開拓着手を通達して同年12月内務省小笠原出張所(所長 小花作助)を開設した。
この一連の政府事業については政府から公示(太政官布告等)がなかった。関係施策が外交的に微妙であったことがその理由であろう。 昭和62年 小花の子孫が「小笠原諸島要録」その他を東京都小笠原村に寄贈した。既知の外務省資料等に「小花」の主として内務省の史料が加わったことで小笠原諸島に関する政府の施策がより明確になった。 ここでは「小花」の史料を中心に小笠原諸島調査について、明治丸の使用に重点を置いて述べる。

第二部:19:30~21:00 忘年会

以上ご連絡:次回は1月8日(第二日曜日)横浜市旭区市民活動支援センター「みなくる」 研修室1, 2, 3