横浜黒船研究会

ペリー来航から横浜開港は日本文化の転換点でした。当時の資料から歴史を研究しています。毎月第2日曜日開催しています。

月例横浜黒船研究会の開催延期について

2020年02月21日 | 研究会案内
月例横浜黒船研究会の開催延期について 200217
今津 浩一
 新型コロナウィルスの武漢熱が日本国内で発生しています。検疫の水際対策強化による武漢熱の国内浸透防止作戦はうまくゆかなかったようです。
 日本国内で、感染経路がはっきりしない患者が出てきました。

 この武漢熱の恐ろしいことは、治療薬がないこと、そして、ワクチンがないことです。よって、このウィルスに対抗するのは、自分の体力つまり免疫力しかないようです。免疫力は年齢によって、強弱があります。ネットによると、免疫力のピークは18歳前後です。18歳前後を100とすると、50歳では50、70歳では10になるそうです。つまり、70歳以上では、若い人の1割の免疫力しかないとういうことです。高齢者の多いクルーズ船「ダイアモンド・プリンセス号」では、多くの感染者が出ています。

 わが横浜黒船研究会を振り返ってみると、高齢者が多く、持病を持っている人も多いと聞いています。会合に集まり、その後懇親会で食事を共にするということは、長時間密閉空間にいることで、まるで、あのクルーズ船「ダイアモンド・プリンセス号」のようになります。

 そこで、横浜黒船研究会が感染源になっては困りますので、当面、武漢熱が収束するまで、横浜黒船研究会を延期することにいたします。

第179回定例研究発表会『アイスクリーム事業事始めと横浜の関係』

2020年02月01日 | 研究会案内
令和2年2月9日(日)14:00~17:00 (13:30 受付開始)
横浜市開港記念会館2階7号室 (添付案内図参照)

研究発表会
13:30  受付開始
14:00~14:05 開会のごあいさつ
14:05~16:00 発表者:横浜黒船研究会 会員 酒井 逸朗氏 
参加費 500円 

題目:アイスクリーム事業事始めと横浜の関係
――― 我が国の氷の活用方法の近代化への回顧 ―――
首題に示すように横浜は開港の地であり、外人居留地もあることから氷についての利用法が早く導入された。その内容について、次の事項について考察したい。
1.横浜アイスクリームの誕生の経緯とボストン氷の関係
2.天然氷産業の出現
3.製氷産業の発展
4.食料の輸送・保全と氷の関係
5.各種の冷却装置の特徴と実用化

(参考)捕鯨産業と氷産業の類似性
末尾には、次のエピソードを記載する予定。
1)福沢諭吉の病気治療と氷による冷却
2)赤松則良が食した寄港地ジャカルタでの冷菓
3)31アイスクリームチェーンストアーの商品名称4)米国におけるキャンピングカー用ガス冷蔵庫
5)厚さ倍の氷の凍結時間 
6)地名 氷取の由来
16:00~16:10 休憩
16:10~16:50 質疑応答
以上

ご連絡:次回第180回定例研究発表会の開催は令和2年3月8日(第二日曜日)
会場 フォーラム南太田 大会議室
講演者:当会会員 溝手 正儀 氏
題目: 孝明天皇の即位礼と大嘗祭(伝統とは? 幕末と令和で違うことは)

会場案内
横浜市開港記念会館2階7号室 (添付案内図参照)
〒231-0005 神奈川県横浜市中区本町1−6