横浜黒船研究会

ペリー来航から横浜開港は日本文化の転換点でした。当時の資料から歴史を研究しています。毎月第2日曜日開催しています。

第129回定例研究発表会『開国・明治維新から産業立国実現までの百年間を俯瞰する』

2015年06月22日 | 研究会案内
平成27年7月12日(第二日曜日)14:00~16:30
横浜市開港記念会館7号室 〒231-0005 横浜市中区本町1丁目6番地

第129回定例研究発表会
14:00~14:05 開会のごあいさつ
14:05~16:00 発表者:当会会員 中山 昇一氏 
参加費:500円

題目:『開国・明治維新から産業立国実現までの百年間を俯瞰する』
【骨子】榎本武揚は殖民協会(1893年3月11日設立)で、日本の人口からして日本国内にいることに拘ると食えなくなる、
周囲は海だ、海権を確保すれば航海の自由度は増え、航海事業が拡張し、殖民事業が可能になる、そして、商権は国外へ拡張し海外市場での競争により利益を得る、これが開国政策の一大要務だと訴えた。
しかし、幕末から明治の間、人口が爆発的に増えていたわけではない。武揚が訴えた人口問題とはどのようものだったのかを調べ、幕末、明治の一側面を考えてみる。
さらに、日本の自動車産業が国際市場で勝ち始める、つまり、産業立国を実感し始めた昭和40年代まで開国や明治維新から約百年かかった。
どのような経緯をもってここにたどり着いたのか、俯瞰を試みる。

16:00~16:10 休憩
16:10~16:45 質疑応答
16:45~17:00 机と椅子の現状復帰
以上

ご連絡:次回第129回定例会は9月13日(第二日曜日)
於:横浜市旭区市民活動支援センター「みなくる」 研修室1, 2, 3
発表者は 罍二夫氏 
8月は夏休みといたします。

第128回定例研究発表会『船舶用信号旗の話』

2015年06月07日 | 研究会案内
平成27年6月14日(第二日曜日)14:00~16:30
横浜市旭区市民活動支援センター「みなくる」 研修室1, 2, 3

第128回定例研究発表会
14:00~14:05 開会のごあいさつ
14:05~15:30 発表者:当会会員 伊藤 喜市 氏
参加費:500円

題目:「船舶用信号旗の話」
我が国は開国に前後して国籍を示すために日の丸旗を制定し、及び海上の船舶が信号旗を以て他船又は陸上施設と交信するという欧米の技術を受け入れた。 
但し、「国際信号書」をもって信号することを法定化したのは明治初年であり、その後3回改正されて現在に至っている。
今会では、最初に日の丸旗の使用方法を紹介し、次いで、「国際信号書」の歴史を概説し、満船飾について言及したい。

15:30~15:40 休憩
15:40~16:00 質疑応答
16:00~16:15 机と椅子の現状復帰
以上

ご連絡:次回第129回定例会は7月12日(第二日曜日)
於 横浜市開港記念会館 
発表者は 中山昇一氏 
講演題:『開国・明治維新から産業立国実現までの百年間を俯瞰する』