横浜黒船研究会

ペリー来航から横浜開港は日本文化の転換点でした。当時の資料から歴史を研究しています。毎月第2日曜日開催しています。

第97回定例研究発表会『歴史認識の共有化に向けて ― 横浜・上海の開港から学ぶこと』

2012年06月22日 | 研究会案内
平成24年7月8日(第二日曜日)14:00~16:30
横浜市開港記念会館 7号室

研究発表会
14:00~14:05 開会のごあいさつ
14:05~15:30 発表者:有賀英樹 
参加費:500円

題 目:『歴史認識の共有化に向けて ― 横浜・上海の開港から学ぶこと』
<発表趣旨>
3年前の横浜開港150周年に際して行われた当会主催の記念シンポジウム(テーマ:「横浜開港の世界史的な意義 ― なぜ植民地化を免れたか?」)においては、横浜と上海の開港に至る経緯、及び開港後の「居留地」(上海においては「租界」)の運営の仕方の違い等を比較することによって、日本がなぜ植民地化を免れたかを考察し発表した。そして最後に、上海市と横浜市双方による「開港」(上海においては「開埠」)の歴史的意義に関する日中の共同研究作業を紹介し、それが日中両国の『歴史認識の共有』につながる第一歩になりうるのではないかということを示唆した。
今回はさらに話しを進めて、真の歴史認識の共有化に向けて何がもっとも必要かを、横浜開港に先立つ欧米数百年の歴史の流れを紐解きながら考えてみたい。

15:30~15:40 休憩
15:40~16:15 質疑応答
16:15~16:30 机と椅子の現状復帰
以上

ご連絡:8月は夏休みとして、
次回定例会は9月9日(第二日曜日)於 横浜市旭区市民活動支援センター鶴が峰駅前 みなくるで 
発表者は当会会員 近藤 武志氏