横浜黒船研究会

ペリー来航から横浜開港は日本文化の転換点でした。当時の資料から歴史を研究しています。毎月第2日曜日開催しています。

第102回定例研究発表会『日米初の商議をテーマとする書票について』

2012年12月22日 | 研究会案内
平成25年1月13日(第二日曜日)14:00~16:00
横浜市旭区市民活動支援センター「みなくる」 研修室1, 2, 3

第102回定例研究発表会
14:00~14:05 開会のごあいさつ
14:05~15:25 発表者 当会代表 羽田 壽夫 氏
参加費:500円

題目:『日米初の商議をテーマとする書票について』 
書票に関しては、昨平成24年1月の第91回横浜黒船研究会定例研究発表会において『現代日本蔵書票事情と“三民杯”国際蔵書票大賽収蔵展銀賞受賞報告』として『書票とはなにか』、『書票を貼付した本』、『書票の歴史』、『書票のテーマ』、『書票の魅力』から説き起こし、横浜黒船館書票コレクションを中心に、現代日本作家による書票、西欧作家による書票、についてご報告し、次いで“三民杯”国際蔵書票大賽収蔵展銀賞受賞についてご報告したが、今回は少し視点を変えて、嘉永7年2月10日(1854年3月)横浜応接場で、ペリー提督幕僚と、日本側応接係との間で日米の第一回の商議が開かれた『日米初の商議』をテーマとする書票について御紹介致したい。小生がこのタイトルで書票を作り始めたのは比較的新しく、改組横浜黒船研究会立ち上げの平成14年(2002)制作依頼の大内香峰票をもって嚆矢とし、その後、平成21年(2009)に涌田利之票、平成22年(2010)に丹野恵理子票、平成23年(2011)にVladimir Vereschagin票、佐野隆夫票、熊愛儀票、Robert Baramov票、昨年になってから、庄漫票、Josef Werner票、Natalija Cernecova票、生田宏司票と総計25票を数えるのみである。

15:25~15:30 休憩
15:30~16:00 質疑応答
16:00~16:10 机と椅子の現状復帰

ご連絡:次回定例会は平成25年2月10日(第二日曜日)
於: フォーラム横浜(東海道線戸塚駅徒歩5分)セミナールーム3
発表者:当会会員 伊藤 喜市 氏 
港規則(旧条約下の港則)概観