横浜黒船研究会

ペリー来航から横浜開港は日本文化の転換点でした。当時の資料から歴史を研究しています。毎月第2日曜日開催しています。

第114回定例研究発表会『石川島造船所創業者 平野冨二の生涯』

2014年02月22日 | 研究会案内
平成26年3月9日(第二日曜日)14:00~16:30
フォーラム南太田 2階 第三研修室 (13:30開場)横浜市南区南太田1-7-20

第114回定例研究発表会
14:00~14:05 開会のごあいさつ
14:05~15:30 発表者:横浜黒船研究会会員 小坂 順孝氏 
参加費:500円

講演題目:石川島造船所創業者 平野冨二の生涯
弘化3年(1846年)長崎奉行所の地役人の二男として生まれた平野冨二は幕末から維新直後の変革の時代を長崎製鉄所の蒸気船の機関方として厳しい体験を重ねて成長し明治3年(1870年)25歳の若さで長崎製鉄所の頭取役に抜擢された。
その後上京して活版製造印刷事業を軌道に乗せた。更に明治9年(1876年)に海軍省が廃止した石川島修船所を借り受け石川島平野造船所を創立し発展させると同時に多岐の事業を展開した。
長崎製鉄所は現在の三菱重工の長崎造船所であり、石川島平野造船所は現在のIHIである。
この二つの日本を代表する企業に関与した平野冨二の波乱に満ちた生涯はさながら『産業界の坂の上の雲』を見ているような思いがするので是非紹介させていただきたい。
15:30~15:40 休憩
15:40~16:15 質疑応答
16:15~16:30机と椅子の現状復帰
以上

ご連絡:次回定例会は4月13日(第二日曜日)
於 横浜市旭区市民活動支援センター「みなくる」 研修室1, 2, 3 河元由美子氏
題目: 帰国後の万次郎