横浜黒船研究会

ペリー来航から横浜開港は日本文化の転換点でした。当時の資料から歴史を研究しています。毎月第2日曜日開催しています。

第110回定例研究発表会『維新政府の廃仏毀釈政策と国家神道』

2013年09月22日 | 研究会案内
平成25年10月13日(第二日曜日)14:00~16:00
横浜市旭区市民活動支援センター「みなくる」 研修室1, 2, 3

第110回定例研究発表会
14:00~14:05 開会のごあいさつ
14:05~15:30 発表者:横浜黒船研究会 顧問 近藤 武志 氏 
参加費:500円

講演題目:維新政府の廃仏毀釈政策と国家神道
維新政府としては、「諸事神武天皇創業の始めに基づきと”王政復古の大号令”を発したものの明確な政治理念も政治プランももっていたわけではない。
彼らが共通認識として持っていた「尊皇」が「平田国学」と「後期水戸学」の影響を受た「大和朝廷が正統政権である」ことを拠り所して「国家神道」を国民(当時は国民という言葉もなかった)に弘めるためにまず「神仏習合」を解体し、返す刀でキリスト教の流入の歯止めをかけようとした。
政府は「天皇の名」において政治を行い、「天皇の権威」を利用して強引な政策をおこなった。

15:30~15:40 休憩
15:40~16:00 質疑応答
16:00~16:15 机と椅子の現状復帰
以上

ご連絡: 8月は夏休み、次回定例会は11月10日(第二日曜日)
於 フォーラム南太田 2階 第三研修センター横浜市南区南太田1-7-20
発表者は小嶋 庸司氏『ジョン万次郎の足跡を訪ねて』