横浜黒船研究会

ペリー来航から横浜開港は日本文化の転換点でした。当時の資料から歴史を研究しています。毎月第2日曜日開催しています。

第88回定例研究会開催『ペリー提督来航の絵巻物紹介』

2011年09月22日 | 研究会案内
平成23年10月9日(第二日曜日)14時~16時15分 
横浜市旭区市民活動支援センター「みなくる」 研修室1, 2, 3

研究会
14:00~14:05 開会の辞
14:05~15:30 研究発表 今津 浩一 氏 (横浜黒船研究会代表代行)
参加費:500円

演題:『ペリー提督来航の絵巻物紹介』
発表要旨
新発見(たぶん)の黒船来航の絵巻物「甲寅紀事画巻」を紹介する。保存状態も良く、
色彩も鮮やかのままである。また、生き生きとした群衆を細かく描写しており、
蒸気船や、アメリカ人の持ち物などを好奇心に満ちた日本人の目で描いている。
この絵巻の最後の部分に、平山謙二郎(のちに若年寄になる幕末の能吏)
の讃がある。ペリー提督来航の6年後、1860年の日付である。
この讃にある品川の海上砲台建設の場面からこの絵巻は始まっている。
つづいて、大森の砲台、横浜の応接所、蒸気船の外観と内部、アメリカ人将官や兵士、彼らの持ち物とつづく。
長さ10m位の長い絵巻物であり、明治天皇、大正天皇らの天覧に供したという箱書きがある。
200枚ほどの写真に撮ったので、その一部をパワーポイントにして、みなさまにお見せしたい。

15:30~16:00 質疑応答(最大限16:00まで)
16:00 閉会の辞   
16:00~16:15 会場整頓退場 
以上

ご連絡:次回は11月13日(第二日曜日)於横浜市旭区市民活動支援センター
鶴が峰駅前みなくるで 発表者は当会会員 橋本 進氏