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横浜黒船研究会

ペリー来航から横浜開港は日本文化の転換点でした。当時の資料から歴史を研究しています。毎月第2日曜日開催しています。

第149回定例研究発表会『明治維新の地租改正と現況の日本財政(日本国債のゆくえ)』

2017年04月26日 | 研究会案内
平成29年5月14日(第二日曜日)14:00〜16:30 (13:30入場可)
横浜市開港記念会館 2階 9号室 〒231-0005 横浜市中区本町1丁目6番地

第149回定例研究発表会
14:00〜14:05 開会のごあいさつ
14:05〜16:00 発表者:村上 隆 当会会員
参加費:500円

題目:明治維新の地租改正と現況の日本財政(日本国債のゆくえ)
学制、徴兵令、地租改正が明治維新の三大改革として称されているが、
秩禄処分(金禄公債)もまた、明治初期に行われた土地・租税制度の重要な改革として位置づけられています。 
地租改正は、土地制度改革としての側面では領主制土地所有から近代的土地所有へ、
また租税制度改革の側面では石高制の年貢制度から地租金納へどのように移行したのか。 
地租が財政歳入の8割を占め、家禄・秩禄が財政歳出の3割を占めていた明治初期の近代日本の財政問題の原点を顧みながら、
現在の日本財政状況、特に日本国債の破綻とハイパーインフレの回避できるのかの諸問題について、
現状のWebNetの環境でアクセス可能な論文等資料にアクセスして、皆様と一緒に考察を進めてゆきたいと思います。       

16:00〜16:10 休憩
16:10〜16:45質疑応答
16:45〜17:00机と椅子の現状復帰
以上

ご連絡:次回第150回定例会は6月11日(第二日曜日)
於 横浜市開港記念会館2階6号室 講演者 当会会員 中山 昇一氏

第148回定例研究発表会『飢餓と戦争 江戸時代の飢饉と社会変動』

2017年04月02日 | 研究会案内
平成29年4月9日(第二日曜日)14:00〜16:30 (13:30入場可)
横浜市開港記念会館 2階 6号室 〒231-0005 横浜市中区本町1丁目6番地

第148回定例研究発表会
14:00〜14:05 開会のごあいさつ
14:05〜16:00 発表者:浅井壮一郎氏
参加費:500円

題 目: 飢餓と戦争 江戸時代の飢饉と社会変動 
戦争の主原因は飢餓である。その解決は侵略・略奪か食糧増産である。
フランス革命は、飢えた国民を軍隊に吸収し、他国を侵略し、その犠牲において食わしに過ぎない。イスラムのジハード・聖戦も同じ。食糧増産には鉄製農具が重要だった。
産業革命は農業革命に支えられた。「鉄製犂と畝の中国式農法」の伝来で中国戦国時代に開発されたものである。鉄器文明は前12世紀のヒッタイト滅亡後に始まる。
ヒッタイトは鉄の王国ではなく、武器は青銅だった。このように歴史には誤解が多い。
飢餓は気候変動・天変地異によって起こる。1700年頃はマウンダー極小期という
太陽黒点現象で世界的大飢饉に時代で、日本でも元禄の飢饉がおこり、その後吉宗の
享保の改革が始まる。さらに享保の飢饉が襲い、幕府財政は窮乏の極に至る。
このときの上米・足高の制等の改革が、有能な下層階級登用の道を開き、有能な幕臣を養成し、彼等が明治政府の官僚の多くを構成し、屋台骨を支えた。

16:00〜16:10 休憩
16:10〜16:45 質疑応答
16:45〜17:00 机と椅子の現状復帰
以上

ご連絡:次回第149回定例会は5月14日(第二日曜日)
於 横浜市開港記念会館2階9号室 講演者 当会会員 村上 隆
題名:明治維新の地租改正と現況日本財政のゆくえ

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講演者 浅井壮一郎氏著書
『悪徳の世界史・1:フィリピン:華僑ビジネス不道徳講座』
『古代製鉄物語』
『悪徳の世界史・2:宗教の悪徳:宗教ビジネス不道徳講座』
『真実の朝鮮近代史』
『飢餓と戦争』