横浜黒船研究会

ペリー来航から横浜開港は日本文化の転換点でした。当時の資料から歴史を研究しています。毎月第2日曜日開催しています。

第130回定例研究発表会『平和への願い ボスニアは今』

2015年08月26日 | 研究会案内
平成27年9月13日(第二日曜日)14:00~16:15
横浜市旭区市民活動支援センター「みなくる」 研修室1, 2, 3

第130回定例研究発表会
14:00~14:05 開会のごあいさつ
14:05~15:30 発表者:当会会員 罍 二夫氏(元ボスニア・ヘルツェゴビナ国駐在 日本国全権大使)
参加費:500円

題目:平和への願い ボスニアは今
ボスニア・ヘルツェゴビナは旧ユーゴスラビアの一角をなし、欧州とアジアの交わるところにあります。
第一次世界大戦の発祥の地であり、観光資源にも恵まれ、日本には格別の親しみを持っているようです。
そんなボスニアですが、ユーゴスラビア崩壊の過程で1992-1995年の3年半にわたり血みどろの戦いを繰り広げ、20年の戦後復興が進む今でも混住する他民族への憎しみは癒されることはなく余所余所しい近所付き合いを続けています。
外国人にとっては非常に平和で安全な街ですが、このようなボスニア人同士の氷のように冷たい関係はまるで「冷たい平和」なのです。
6年間のボスニア勤務を経て垣間見た人々の生活の実態。そんな実態に触れながら平和の有難さを見つめてみたいと思います。

15:30~15:40 休憩
15:40~16:00 質疑応答
16:00~16:15 机と椅子の現状復帰
以上

ご連絡:次回第131回定例会は10月11日(第二日曜日)
於 横浜市旭区市民活動支援センター「みなくる」 研修室1, 2, 3
発表者は 有賀 英樹氏 演題「中華思想について」