ジラゴンノの週末

鳴沢村のジラゴンノにあるセカンドハウス(ジラハウス)での出来事を綴り、その時々の富士山の写真などを掲載しようと思います。

しばらくはジラはお休みか(2/1)

2015-02-01 | 別荘生活
§トラブル発生

外気温-6℃。
今朝の朝散歩は、積もっている雪が凍っていて、散歩中に滑って転んで怪我をするのは嫌なので、止めることとした。

朝方に困ったことが起こった。
洗面所の水が流れないのだ。
洗面所だけではなく台所の水栓も同じように出ない。
夜中はちゃんと水道管ヒータを付けているのにどうしたことなのだろう。

水タンクに数リットルの水が残っているので、朝食用のコーヒには困らないが、水道が出ないのでは、食器を洗うことも、歯を磨くこともできない。
一番の問題はトイレが流れないことである。
とは言えトイレを我慢することは体に良くないので、屋外に出て木の陰に隠れて出す。

8時頃になって原因調査のため屋外に出る。相当に寒い。
ガレージの下から母屋を継がる水道管のヒータ2本の電源を確認するが、正しくコンセントにささっている。
最近設置した水抜き栓を捻ってみる。元栓は閉めていないので水が出るはずなのに一滴もでない。
ヒータのコンセントを抜いて(なぜか持っている)テスターを使って抵抗を測定すると、2本ともゼロである。
どこかで断線しているようだ。これが原因でガレージと母屋を継ぐ水道管が凍ってしまったようだ。
半分近く地下に埋もれているので、温風を当てて溶かす訳にも行かない。

設備屋(水道屋)さんに電話するが、新たな水抜き栓を付ける前からヒータは壊れていたらしい。
サーモスタットが壊れて通電しない場合もあるらしいが、そのサーモスタットらしきものは見つからない。
自分で配線した訳ではないので調べようにも方法が見つからない。
折角、ガレージ水栓の水抜き用に栓を付けたが有効活用ができなくなってしまった。

残念だが今回は諦めることにする。早々に元栓を止めて、水抜きを行ってしまう。
水が出ないだけで、ガスは出るしストーブもある。タンクの置き水も少しある。
少なくともあと半日は、水道が出ない生活がどんなものなのか経験してみようと思う。

と思っていたら急にお腹が痛くなってきた。
水タンクを持って道の駅に直行。

水抜き栓を開けても凍っていて水がでない


§なるさわ道の駅

道の駅の駐車場は雪が凍ってツルツルである。
車を降りてからもソロソロ歩きで水くみ場にたどり着く。

野菜を少し購入してからいきやりの湯方面に散策に出かける。
いきやりの湯の駐車場から自然探索路に入って展望台に行こうと思ったが、意外と雪が積もっていて、スパッツが無いと歩けないことが分かり断念する。
活き活き広場を回って車に戻る。

活き活き広場ではソリの跡


サッカー場では一部だけ除雪している



§竜宮洞穴入り口

竜宮洞穴の所に車を駐めて樹海を散策する予定だったが、幹線道路から入り込んだら30cm程の雪。
ここは全く除雪されていない。車が1台通った跡があるがこれは四駆だろう。
奥まで進むのは危険だし、入り口に車を置いておくのも気が引ける。
結局ここは諦めて野鳥の森公園に向かう。


§野鳥の森公園

野鳥の森公園はいつもと違っていた。いつもの駐車場には入れず、広場の駐車場に案内された。
樹氷まつりが行われているからだ。
既に10台以上の車が駐まっている。
車の中で簡易アイゼンとスパッツを装着し、樹氷まつり会場に出かける。

このような完全防備で樹氷祭りに訪れる観光客はいない。
しかし氷のオブジェの回りはツルツルの氷に覆われているので、オブジェに近づいて写真を撮るにはアイゼンは必須である。

当の氷のオブジェと言えば、今朝の寒さで新たに氷柱は成長したようだが、ここ数日間の暖かさで土台が溶けた部分もあり、形がよく分からない物もあった。
一通り作品を見た後、雪の樹海の中を散策する。
富岳風穴に向かう散策路を進むが、2名ほどの足跡はあったが途中で跡が降雪で怪しくなってきたので、これは危険と判断しUターン。
野鳥の森公園の近くの散策路を少し回って再び樹氷祭りに戻る。いつの間にか、どんどん観光客が増えていた。


氷のそうめん?


まだ噴水中


何の形?


ストックで突いてみたい


富士山は逆光だ


樹海の中は細々とした足跡がある


道迷うと大変なことになる


ノーベル賞の3名?



§非常食

ジラに戻り、水道が出ない状態でお昼をどうしようか悩んた。
パスタとかカレーはあるが、食べた後の食器を洗うことが出来ないので、これを食べることはしない。
そう言えば、会社から貰った賞味期限間近の非常食を数食備蓄していることを思い出した。
この非常事態に合わせて食べてみることにした。
ポリエチレンの袋の中に発熱剤を入れて、その上に缶詰を置き、水のようなものを注ぐと沸騰し始める。
待つこと25分。沸騰が止まって缶詰が良い具合に暖まっている。
袋から取りだして蓋を開けてみる。五目ご飯とつみれの味噌汁である。
五目ご飯は缶詰の中に隙間無く詰まっており、ふわっとしたご飯ではなく固形物のようだ。
スプーンですくって食べると、ご飯というより大豆に近い食感で、味はまあまあ。
つみれ汁はちょっと臭みがあるが具が多く味はちょっと薄め。
こんなに小さいのに食べ終えると結構お腹が脹れた。確かに味も量も作り方も非常食だった。

穴から湯気が噴き出している


五目ごはんとつみれ汁


この時期はヤマガラが遊びに来る



§別荘地散歩

雪は残っているが天気も良いので別荘地内を散策した。
















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