水耕栽培は大きく分けてこのように分類できます。細かく分けると無数にあります。
大切なことは、植物が生長するのに必要なものを与えてあげることです。
決して高価な何万もする水耕栽培装置を買うことではないです。自分で作っても植物にとっては全く同じですので、
成長に大切なものは 1光 2水 3空気 4栄養 ですね
そこで気がつくと思うのですが、土が入ってないんですね。植物にとって土が必要なものではなく、土の中に入っている栄養、
土に含まれている水、土の隙間の空気 植物を支える土 その為の土であって、必ずしも土であることは必要ないんです。
それでは図の説明をします
1土耕栽培 これは説明いらないですね。畑です^^
2養液土耕 これも簡単、鉢に土を入れて、液肥を与えるということです。
どれも難しい名前がついていますが、実際は大したことないんですよ
3培地水耕栽培 私が好きな栽培方法のひとつです。理由は土耕と同じような感じで簡単だからです。鉢に100円ショップで売っている
パームピート(増える土っていうやつです椰子の皮ですね)又はバームキューライト(園芸店で売っている)を鉢に入れ(私の場合は
半分くらいずつ混ぜる)鉢の下のお皿に液肥を入れて底面給水で栽培する方法です。
4噴霧水耕 これはちょっと難しいので私はやりません。根っこに霧吹きで養液を噴霧する方法です。
ノズルが詰まったりのトラブルがあると枯れます。ちなみに水耕栽培は土耕栽培のように緩衝力がないので、水気がなくなるとすぐに
だめになります。ちなみに私が去年やったミニトマトでも一本で一日(主に昼間)で20~30リットルの養液を吸い上げます。
10時間で20~30リットル 1時間だと2~3リットル それだけ水がないと夏場は暑くてトマトがもたないんですね。
5薄膜水耕(NFT) 養液を流してその上で栽培する方法、例えるなら流しそうめんですね。
6湛液水耕(DFT) 水を貯めてその上で栽培する方法、例えるならお風呂の上で栽培
どの栽培もすばらしい栽培方法です。しかしそれぞれ長所短所があるのも事実です。
そこで私は5と6のいいところをパイプを使って栽培することにしました。下のイメージ参考にしてください。
これが私の栽培装置の模式図です。な~んだ大したことないじゃん。って皆さんおもいますよね。
でも、恥ずかしい話ですけど、2年間色々試して最後はこれに落ちついたんです^^。
理由:1簡単 2養液がたくさん循環できる 3密閉されているので害虫が入らない 4遮光できている 5どこでも売っている資材でできる
6断熱も保温シートを巻けば簡単 7湿気中根がたくさん出るので、養液の温度変化に対応できる範囲が広い などなど いい事ばっかり
欠点 塩ビパイプなので見た目があまり自然らしくない