今日は私の経験からの考えを書きます。もしかしたら科学的に間違っていることもあるかもしれません。
ネットなどで水耕栽培セットというものがたくさん売られています。その宣伝文句に土耕と比べて2倍~3倍の成長速度、って
よく書いてありますよね。あれって本当なのでしょうか?それについて、個人的な見解です。
私は今まで市販の水耕栽培セットは買ったことがありません。しかし数多くの水耕栽培をしてきました。
それでは、果たして本当なのでしょうか?それともただの宣伝文句なのでしょうか?

まず、リーフレタスの植物工場は、一ヶ月弱(大体20日前後)で出荷って書いてありますね。あれはどういう意味なのでしょうか?
私はリーフレタス一ヶ月弱で出荷というのが考えられません。まずはどういう環境で育てているのか調べました。
1、植物育成蛍光灯を24時間照射
2、エアコンで空調管理
3、定植後の期間
まずは、1についてリーフレタスは24時間照射してても平気なんですね。うっかりすると花芽分化しちゃいますけど、その前に収穫するということでしょう
でも、あまりエコじゃないですね。蛍光灯の熱を取るために冷房も使いますしね。
2について、やっぱりこれは必要でしょう。
3について、これは正直驚きました。普通は播種からの期間ですよねえ。ある程度大きくなって本圃に移してからの期間を言ってるのでした。
なんか、ちょっとずるい感じがしますけど・・・・
総括 安定した植物にとってよい環境を保てば、土耕栽培より成長が早い、しかし、その為には、相当の設備が必要であり、電気代などの
ランニングコストがかかると思います。それでは普通の屋外で水耕栽培だと、どうなのでしょうか?
余談ですが東京で室内でお米をメタハラランプで作っていました。あれはびっくりしました。
なぜなら、レタスなら数千ルクスで成長しますが、お米は8万ルクスとか必要ですよねえ。
(ちなみに夏場の直射日光の下が10万ルクスです。) ランプの熱も心配です。
私は今まで屋外で水耕栽培していました。その経験からお話します。
水耕栽培にとって大切な事の一つに、水温があります。植物にとっての根域温度というものです。
土耕では、土の中の温度は地上部分の気温に比べて断然安定しています。しかし水耕栽培は根域温度はNFTでは完全に気温になります。
そうですよね。水を薄い膜のように10メートルや20メートル流ながすのですから、その点は水耕栽培が不利です。
しかしDFTで密閉断熱すれば電気代も最小限度で根域温度を制御できます。 ここが私のターニングポイントでした。
つまり、DFTでNFTのように植物を植える。あとは、あまりにも水温があがりすぎるようなら、断熱する。でも、溶液の量が多いので、たとえば昼間25度夜15度なら、大体水温は20度位になっているみたいです。(表面積と水量によると思いますが) ちなみに植物は18度くらいは最低ほしいです、上限は33度位ですね、
それで、今回の湿気中根パイプ水耕にたどりついたのです。
話を元に戻して、この湿気中根パイプ水耕と土耕では成長速度はどうかというと、
すこし水耕のほうが早いようです。今はトマト・きゅうりがぐいぐい育っています。毎日成長するので楽しいですね。
つまり、根域の環境をよくすれば、水耕のほうが少し早いということです。当然地上部は同じと判断してです。
水耕の一番の利点は、土がないから衛生的、連作障害がない、草むしりがない(これうれしい)ですね。
畑の場合はどうしても草との戦いですから、それに虫もいっぱい飛んできますしね。
私は水耕栽培が大好きです。そして植物により土耕とわけています。
次は、いつか水耕と土耕の食味についていつか書きたいと思っています
最後まで読んでいただきありがとうございます。個人的な経験に基づいたものです。
ネットなどで水耕栽培セットというものがたくさん売られています。その宣伝文句に土耕と比べて2倍~3倍の成長速度、って
よく書いてありますよね。あれって本当なのでしょうか?それについて、個人的な見解です。
私は今まで市販の水耕栽培セットは買ったことがありません。しかし数多くの水耕栽培をしてきました。
それでは、果たして本当なのでしょうか?それともただの宣伝文句なのでしょうか?

まず、リーフレタスの植物工場は、一ヶ月弱(大体20日前後)で出荷って書いてありますね。あれはどういう意味なのでしょうか?
私はリーフレタス一ヶ月弱で出荷というのが考えられません。まずはどういう環境で育てているのか調べました。
1、植物育成蛍光灯を24時間照射
2、エアコンで空調管理
3、定植後の期間
まずは、1についてリーフレタスは24時間照射してても平気なんですね。うっかりすると花芽分化しちゃいますけど、その前に収穫するということでしょう
でも、あまりエコじゃないですね。蛍光灯の熱を取るために冷房も使いますしね。
2について、やっぱりこれは必要でしょう。
3について、これは正直驚きました。普通は播種からの期間ですよねえ。ある程度大きくなって本圃に移してからの期間を言ってるのでした。
なんか、ちょっとずるい感じがしますけど・・・・
総括 安定した植物にとってよい環境を保てば、土耕栽培より成長が早い、しかし、その為には、相当の設備が必要であり、電気代などの
ランニングコストがかかると思います。それでは普通の屋外で水耕栽培だと、どうなのでしょうか?
余談ですが東京で室内でお米をメタハラランプで作っていました。あれはびっくりしました。
なぜなら、レタスなら数千ルクスで成長しますが、お米は8万ルクスとか必要ですよねえ。
(ちなみに夏場の直射日光の下が10万ルクスです。) ランプの熱も心配です。
私は今まで屋外で水耕栽培していました。その経験からお話します。
水耕栽培にとって大切な事の一つに、水温があります。植物にとっての根域温度というものです。
土耕では、土の中の温度は地上部分の気温に比べて断然安定しています。しかし水耕栽培は根域温度はNFTでは完全に気温になります。
そうですよね。水を薄い膜のように10メートルや20メートル流ながすのですから、その点は水耕栽培が不利です。
しかしDFTで密閉断熱すれば電気代も最小限度で根域温度を制御できます。 ここが私のターニングポイントでした。
つまり、DFTでNFTのように植物を植える。あとは、あまりにも水温があがりすぎるようなら、断熱する。でも、溶液の量が多いので、たとえば昼間25度夜15度なら、大体水温は20度位になっているみたいです。(表面積と水量によると思いますが) ちなみに植物は18度くらいは最低ほしいです、上限は33度位ですね、
それで、今回の湿気中根パイプ水耕にたどりついたのです。
話を元に戻して、この湿気中根パイプ水耕と土耕では成長速度はどうかというと、
すこし水耕のほうが早いようです。今はトマト・きゅうりがぐいぐい育っています。毎日成長するので楽しいですね。
つまり、根域の環境をよくすれば、水耕のほうが少し早いということです。当然地上部は同じと判断してです。
水耕の一番の利点は、土がないから衛生的、連作障害がない、草むしりがない(これうれしい)ですね。
畑の場合はどうしても草との戦いですから、それに虫もいっぱい飛んできますしね。
私は水耕栽培が大好きです。そして植物により土耕とわけています。
次は、いつか水耕と土耕の食味についていつか書きたいと思っています
最後まで読んでいただきありがとうございます。個人的な経験に基づいたものです。
試行錯誤しながら続けて、岐阜の農業試験場やハイポニカの(株)協和などにも見学に行きました。
今は岐阜で野菜の水耕栽培の講師をしています。
あなたのブログを見て、表題の「やっと本物に」を感じました。感動です!
まだ全部を読んでいませんが、じっくり見せていただきます。
ありがとうございます(^.^)
水耕栽培の講師をされているんですか、私もしたいですね。
岐阜は水耕栽培の試験場が多いんですかねえ? 数ヶ月に1回岐阜の試験場の方が食事ついでに来てくれますよ。 フェイスブックもやっています。良かったらお願いします^^