花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

今朝の宝篋山から

2010年12月23日 | 登山
朝日を浴びるスカイツリーとビル群


宝篋山461メートルの山頂から見る、東京墨田のスカイツリー、とビルの壁 23日午前7時28分
朝日を浴びている。もしかすると宝篋山よりもすでに高くなっているかも。

昨日は大雨も降り、昨夜は風も吹いた。こんな時は、東京のスモックも洗い流されて空気が澄み渡る。
そんな予想をたてて、快晴の宝篋山に登った。
予想は半分当たって、いつもは霞で見えない東京のビル群まで見えている。
が期待した浅間山の雪景色は、雪雲に覆われて見えなかった。
浅間から日光にかけての、西は分厚い雪雲の中である。


宝篋山から見る今朝の富士山、肉眼でははっきり見えるのだが、写真に撮ると何故か霞む。
レンズが昔の銀塩用のミノルタのレンズなので、デジタル用のコーティングがされていないせいかな。


こちらは同じ方角の、カシミールで作った展望図、レンズは300ミリの設定
同じ300ミリでも、デジタルでは画角が狭くなるので、左の丹沢が写っていないが、大室山と
加入道山のシルエットは判る。

早朝に登って、人に会った事は無いのだが、今日は珍しく青年が登ってきた。
携帯で盛んに富士山を撮っている。
挨拶すると、「今日はよく見えますね。」と嬉しそうだ。
最近は、たまに朝に登っているという。
スカイツリーの話になって、「ここよりあれが高くなっているのがシャクだね。」
と言うと「山は延びませんからね」とうまい事を言う。
全くだ、山は延びない、思わず笑ってしまった。

仕事前に登って来たのだろうか、お先にと行って青年は降りていった。
私も帰って年末の大掃除をしなければならない。
なんだか、女峰山が見え始めているのに、残念ながら私も下山しなければ。

下山の途中で、もう一人の青年に会った。
首から高価そうなカメラを下げて、急ぎ足で登っている。
今日は展望の日である。

「 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)
数値地図50mメッシュ(標高) 及び数値地図10mメッシュ(火山標高) を使用した。
(承認番号 平22業使、第446号) 」