![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/06/cb84f1734a29bdc734f2a13bc7111d70.jpg)
前方に日の出平から南月山への尾根が見える
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/87/46ea2cf9ea139f90c9835c705d6404be.jpg)
見上げる茶臼岳
とにかく雷の来る前に帰れるように、空模様とにらめっこ
しながら先を急ぐ。
ピントもカメラ任せで撮ることにした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/a1/7f20e7210ef0fa7684c0eab115cb8f5c.jpg)
コメススキに混じってアキノキリンソウが咲いている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/8a/2a60a53f2def635bab865c24dae3b296.jpg)
ホツツジの株が日を浴びている。
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ホツツジの花は、花柱がまっすぐに伸びているので
それも面白いが、蕾のピンクが可愛い花だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/8a/aeb0157f5630c611ebb6373145f1a4cd.jpg)
やがて牛ヶ首まで0.4キロの道標付近に着いた
この道標に付いている黄色い番号表示は、救助隊に
現在地を知らせる重要な番号なので、緊急の時は
覚えておくと良い。
年配のご夫婦が、地図を見ながら何か探している
聞いてみたら、茶臼岳に登るルートを探していたのだった。
茶臼に登るルートは、山頂駅からの直登ルートと峰の茶屋
からのルートしか無いと説明すると、山頂駅からのルートは
勾配が急なのでパスして来たのだという。
戻るか、回り込むか相談していたが、峰の茶屋コースにしたらしい
私がエゾリンドウの花を撮っていると「この花は何ですか?」と
タデの花を指さして、ご夫婦の方に聞かれた。
「葉っぱの裏が白っぽければ、ウラジロタデだと思います」
と言うと、葉っぱの後ろを覗いて「白いです」という。
確かにこの辺は、ウラジロタデの群落が多い。
直前の坂道を登ると、牛ヶ首の分岐である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/74/d990cb5efa1e13910d98898e58ea6bc8.jpg)
見上げる茶臼岳には、無限地獄から吹き上げる火山ガスが
かかり、たなびく白い雲と一体化していた。
気配はすでに秋である。
ここは強風の通り道として有名だが、今日は何故か静か
だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/f4/13c4f70292a70f83ffa77115adbc3e10.jpg)
峰の茶屋に続くルートが、山腹に白い帯となって続く
先ほどのご夫婦はどこまで行ったのだろう、影も見えない
それとも引き返したのだろうか。
左端に見える隠居倉の峰の向こうには雲がわいていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/40/41098c647f90676e49299c0e94a8e9bc.jpg)
姥ヶ平を見下ろすと、砂場の辺りには人影もない
ひょうたん池も静かだった。
彼方の流石山から大倉山辺りは、早くも雲に覆われている。
アクエリアスを取り出して飲んだ。
吹き出した汗を吹いて、日の出平に向かう。
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牛ヶ首から見る日の出平方面
途中二カ所ばかりの岩を乗り越えると、やがてなだらかな
登山道に変わる。
アザミやヤマトリカブトが次から次へと現れる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/bb/5b8aa62b012b31904b76949e37ff6209.jpg)
ここには「オネトネアザミ」とか「シラネアザミ」とかが
咲くらしいのだが、私は見分けは苦手だ。
昨年完成したという那須のビジターセンターで聞いてみたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/32/1ae7a0bb731fc33987d49543676d14b5.jpg)
そのアザミを前景にして茶臼岳を撮ってみた。
足下にはシオガマギクとおぼしき花が咲いていた
真っ赤な実をつけているのはオオカメノキである
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/58/a9314c349ee22e43ea1eb8892ef08a7c.jpg)
ガマズミとの違いは花柄が赤くなることだ。
赤い花柄に赤い実がなっていたらオオカメノキと思って良い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/27/dd675afd356bb2f54256f400480c19ca.jpg)
ヤマトリカブトの花
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/02/4bf4af99522277a9d843c1812c4f8b31.jpg)
同じくヤマトリカブトの花
ややピークを過ぎかかっていたが、見事な数である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/e5/0b10654708655eb7e3d3aa5bbed1a9dd.jpg)
白い大形の花は、たぶんミヤマシシウドだと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/f6/93b880194873e7c80cdc1dd6c6993ed5.jpg)
ミヤマシシウドの花の中に面白いものを見つけた
模様から見ると「キアゲハ」の幼虫であろう。
キアゲハはセリ科の植物を食草とするという。
ミヤマシシウドはセリ科の植物だから、キアゲハの
幼虫がいても不思議ではない。
おたまじゃくしがピンクの斑点を抱えたような模様が
何ともすばらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/a1/4f62d5d2957917d2297add33a850643a.jpg)
登山道の上に止まっているクジャクチョウを見つけた
なんだか四つの目玉でにらまれているような、、、、、。
その3に続く