私がブックマ-クに入れている「こつなぎの写真ノート」のこつなぎさんは
鳴神山の特産種の「カッコソウ」の保護活動にも参加されていて、花の時期に
なると、パトロールで鳴神山に登られているという。
5月12日日曜日、天気予報では9時過ぎから晴れである。
きっとこつなぎさんは登っているであろう。
連絡はしていないが、絶対会える予感がした。
寝不足なのに朝早く目が覚めたのは、そのせいかも知れない。
午前7時過ぎ、大滝の有る木品登山口から400メートルほど
手前の、道幅の広いスペースに車を止めて、鳥居をくぐって
ゆっくり歩き始めた。
振り返ると、林道の向こうの山肌を霧が駆け上がり、折から
青空も広がり始めていた。
薄暗い樹林帯の登山道にも、木漏れ日が差し込み、岩の上の
シダが青く光って見えた。
渓流の涼やかな音色に、小鳥のさえずりが響き渡る。
(中略)
肩の広場の手前に高校生が管理している保護地があり
そこにもカッコソウの花が咲いていた。
朝露なのか昨夜の雨の名残か、ぬれた花が点在する。
カッコソウの保護地に向かって尾根を下って椚田峠に向かい
道を譲って木の陰に寄った時、その木の向こうにこっちを
見ている人がいた。
「こつなぎさん」私は挨拶も忘れて名前を呼んだ。
思えば一年ぶりの再開である。
「今日、ここに来れば、こつなぎさんに会えると思いましたよ」
と言うと「私もあなたに会える予感がしてました」と笑う。
またもや沢山の花の情報を頂いて、椚田峠でお別れした。
心楽しい会合は、帰りの長い車道歩きも苦にならないほど
であった。
椚田峠の下にある保護地のカッコソウ
今年は、花数が多いと思ったら、管理している人達が
保護地の杉の落ちた枝を拾い集めて、カッコソウが咲きやすい
環境にしたという。
登山道の脇に、拾い集めた杉の枝が山のように積み上げられていた。
ボランティアの人達に頭の下がる思いだ。
鳴神山の特産種の「カッコソウ」の保護活動にも参加されていて、花の時期に
なると、パトロールで鳴神山に登られているという。
5月12日日曜日、天気予報では9時過ぎから晴れである。
きっとこつなぎさんは登っているであろう。
連絡はしていないが、絶対会える予感がした。
寝不足なのに朝早く目が覚めたのは、そのせいかも知れない。
午前7時過ぎ、大滝の有る木品登山口から400メートルほど
手前の、道幅の広いスペースに車を止めて、鳥居をくぐって
ゆっくり歩き始めた。
振り返ると、林道の向こうの山肌を霧が駆け上がり、折から
青空も広がり始めていた。
薄暗い樹林帯の登山道にも、木漏れ日が差し込み、岩の上の
シダが青く光って見えた。
渓流の涼やかな音色に、小鳥のさえずりが響き渡る。
(中略)
肩の広場の手前に高校生が管理している保護地があり
そこにもカッコソウの花が咲いていた。
朝露なのか昨夜の雨の名残か、ぬれた花が点在する。
カッコソウの保護地に向かって尾根を下って椚田峠に向かい
道を譲って木の陰に寄った時、その木の向こうにこっちを
見ている人がいた。
「こつなぎさん」私は挨拶も忘れて名前を呼んだ。
思えば一年ぶりの再開である。
「今日、ここに来れば、こつなぎさんに会えると思いましたよ」
と言うと「私もあなたに会える予感がしてました」と笑う。
またもや沢山の花の情報を頂いて、椚田峠でお別れした。
心楽しい会合は、帰りの長い車道歩きも苦にならないほど
であった。
椚田峠の下にある保護地のカッコソウ
今年は、花数が多いと思ったら、管理している人達が
保護地の杉の落ちた枝を拾い集めて、カッコソウが咲きやすい
環境にしたという。
登山道の脇に、拾い集めた杉の枝が山のように積み上げられていた。
ボランティアの人達に頭の下がる思いだ。