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中国ユーザー、Microsoftの海賊版対策に激怒

2008-10-26 23:59:53 | IT,インターネット
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海賊版Windowsの画面を真っ黒に変えるMicrosoftの対策を、中国のユーザーが「ハッキングだ」と非難している。(ロイター)
2008年10月24日 08時30分 更新
(中略)
 この「Windows Genuine Advantage(WGA)」プログラムは、インストールされているソフトが正規版かどうかの診断に合格しなかった場合、画面を真っ黒に変える。中国の海賊行為と戦うMicrosoftの最新の武器だ。同国では、2億人のコンピュータユーザーの大多数が、そうと知りながら、あるいは知らずに海賊版ソフトを使っていると考えられている。
 「どうしてMicrosoftが自動的にわたしのコンピュータに接続するのか。このコンピュータはわたしのものだ!」と、憤慨したあるブロガーは中国の人気WebポータルSina.comに記している。「Microsoftには、わたしの同意を得ずにわたしのハードをコントロールする権利はない」
 別のブロガーは、正規版の価格を非難している。
 「正規版が海賊版より安ければ、海賊版を買う人などいない」
(引用終わり)


 「正規版が海賊版より安ければ、海賊版を買う人などいない」ってそれはいくらなんでも。

 ところで私はMS Officeは高くて買えないので、自宅ではオフィスソフトはGoogleが無料で配布しているStar Suite 8を使っています。Star Suite 8は見た目がちょっと野暮ったいのですが、MS Officeで作ったファイルをほぼそのまま読み込むことができますし、逆にStar Suite 8で作成したファイルをMS Officeのファイルに変換して出力することもできるので重宝しています。しかし、MS Office 2007で作られたファイルは困ったことに互換性が無くStar Suite 8では読むことができません。MS Office 2007で作成されたファイルは普通3文字の拡張子が「docx」などxが付いて4文字になっており、これがどうも元凶のようなのですが、これは最近増えている無料・廉価のオフィスソフト(そのほとんどがMS Officeとの互換性、ユーザーインターフェースの類似性がウリ)に対するマイクロソフトの対抗策であるとの指摘も見られます。いやはや。
 「MS Officeが安ければ、フリーソフトを使う人などいない」・・・って、あららこれでは中国のユーザーと五十歩百歩ですね。