形は国が決める? こんにゃくゼリー 自民、議員立法へ 消費者行政迷走(朝日新聞10月11日)
米国発の金融危機によって世界経済がこれからどうなるのかという中、「こんにゃくゼリーの規制を強めよ」、「じゃあモチはなぜ規制しないんだ」、という論争を代議士の先生方が戦わせている光景はなんだかとてもシュールです。
このゼリーをめぐる論争は「生産者重視から消費者の安全を重視する行政への転換の象徴」として位置づけられているそうです。しかし、事故を起こした「蒟蒻畑」は、パッケージにしっかり「お子様や高齢者の方はたべないでください」と注意書きがあります(こちら)。毎年正月に多くの高齢者が命を落とす原因となっているモチよりも、はるかにメーカーは消費者の安全を重視していると思います。行政が消費者の安全を重視するのは結構なのですが、目立つ注意書きを無視して子供に与えた遺族の自己責任は全く問われないというのは、どこかおかしいように感じます。
米国発の金融危機によって世界経済がこれからどうなるのかという中、「こんにゃくゼリーの規制を強めよ」、「じゃあモチはなぜ規制しないんだ」、という論争を代議士の先生方が戦わせている光景はなんだかとてもシュールです。
このゼリーをめぐる論争は「生産者重視から消費者の安全を重視する行政への転換の象徴」として位置づけられているそうです。しかし、事故を起こした「蒟蒻畑」は、パッケージにしっかり「お子様や高齢者の方はたべないでください」と注意書きがあります(こちら)。毎年正月に多くの高齢者が命を落とす原因となっているモチよりも、はるかにメーカーは消費者の安全を重視していると思います。行政が消費者の安全を重視するのは結構なのですが、目立つ注意書きを無視して子供に与えた遺族の自己責任は全く問われないというのは、どこかおかしいように感じます。