出張で名古屋に来ています。
今日は航空機の風防を作るプラスチック成形メーカーと、三菱重工名古屋航空宇宙システム製作所(名航)の大江工場を訪問したのですが、名航の大江工場の工場見学は大変印象深いものでした。
大江工場は戦中は海軍と陸軍の戦闘機を作っていた工場(海軍工場では零戦を作っていた)です。驚いたことに零戦を設計していた事務棟は当時のまま残っており、また工場の建屋も骨組みは当時のものをそのまま使っており、建屋の第一工場、第二工場・・・という名称は当時のままなのだそうです。現在はボーイングの民間機と自衛隊戦闘機の機体の機械加工が行われており、厚さ4インチから5インチの大きなアルミ板を切削して薄い外板に加工する模様を見学しました。
またラッキーなことに、ちょっと離れた複合材主翼センターの中も案内していただきました。この工場はボーイングの最新鋭機B787のCFRP製の主翼を生産する工場なのですが、これは圧巻でした。巨大なCFRP製の主翼をオートクレーブという炉(直径8m、長さ40m)で焼き固め、脱型、非破壊検査し、加工、組立、艤装するまでの一連のプロセスを拝見しました。CFRPというものはチョコレートのような色をしているということ、実にたくさんの従業員が手作業で働いている姿が印象的でした。
今までに見た工場の中でもかなりインパクトのある工場だったと思います。
※工場の受付でカメラ付き携帯電話、カメラは預けなければならないので、残念ながら写真はありません。
今日は航空機の風防を作るプラスチック成形メーカーと、三菱重工名古屋航空宇宙システム製作所(名航)の大江工場を訪問したのですが、名航の大江工場の工場見学は大変印象深いものでした。
大江工場は戦中は海軍と陸軍の戦闘機を作っていた工場(海軍工場では零戦を作っていた)です。驚いたことに零戦を設計していた事務棟は当時のまま残っており、また工場の建屋も骨組みは当時のものをそのまま使っており、建屋の第一工場、第二工場・・・という名称は当時のままなのだそうです。現在はボーイングの民間機と自衛隊戦闘機の機体の機械加工が行われており、厚さ4インチから5インチの大きなアルミ板を切削して薄い外板に加工する模様を見学しました。
またラッキーなことに、ちょっと離れた複合材主翼センターの中も案内していただきました。この工場はボーイングの最新鋭機B787のCFRP製の主翼を生産する工場なのですが、これは圧巻でした。巨大なCFRP製の主翼をオートクレーブという炉(直径8m、長さ40m)で焼き固め、脱型、非破壊検査し、加工、組立、艤装するまでの一連のプロセスを拝見しました。CFRPというものはチョコレートのような色をしているということ、実にたくさんの従業員が手作業で働いている姿が印象的でした。
今までに見た工場の中でもかなりインパクトのある工場だったと思います。
※工場の受付でカメラ付き携帯電話、カメラは預けなければならないので、残念ながら写真はありません。