クニの部屋 -北武蔵の風土記-

郷土作家の歴史ハックツ部屋。

雨降る6月の図書館を楽しむ? ―はにゅう萌え―

2015年06月07日 | はにゅう萌え
雨が好きだ。
だから、ぼくにとって6月はウェルカムである。
目覚めた朝に雨が降っていたり、
曇っていたりするとテンションが上がる。

これを話しても共感されることはほとんどない。
雨嫌いな人が多い。
憂鬱になったり、気が重くなったりするそうだ。
いまのところ、雨好きで共感したのは、
一人しかいない。

天気予報などで、雨のことを「天気が崩れる」「天気が回復する」
「あいにくの雨」などという表現は、
雨好きとしては首を傾げてしまう。

雨は基本的に歓迎できかねない事態というスタンスだ。
それでいて水不足になって雨マークがつくと、
ウェルカムの態度をとるのだから、人間はつくづく勝手なものだと思う。

ぼくは雨好きだが、(残念ながら)雨男ではない。
イベント日に雨マークが付いても晴れてしまう。
晴男を自称しないが、雨に祟られたことは数えるほどしかない。
雨天により休みにならない少年野球で、
天を睨んだことは何度もあった。

雨好きの理由として、おおまかに3つある。
一つは何か物語が起きそうな予感を与えてくれること。
見慣れた風景でも静けさに包まれ、風情が出るということ。
紫外線が弱まって日焼けしないということ。
読書に適しているということ。

雨と図書館は相性がいい。
雨の日、図書館の机で本を広げたり、
書き物をすると落ち着いた気持ちになれる。
仕事がはかどる。
雨がきっかけで出会うものもある。

6月の図書館。
普段図書館に行かない人も、
梅雨の時期に足を運んでみてはいかがだろうか。
案外、快適さを覚えるかもしれず、
新しい居場所になるかもしれない。

羽生市立図書館では、雨をテーマにした壁面飾りが展示されている。
児童書の新着コーナーのところだ。
楽しそうな壁面飾りで、
こちらの目も潤してくれる。








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