10月31日(土)~12月6日(日)にかけて、
羽生市立郷土資料館において“田舎教師と明治期の羽生展「小林三季」を開催している。
前期に引き続き、“後期”の開催だ。
「小林三季」と書いてなんと読むか?
「こばやしさんき」と読む。
“みき”と読みそうになるが、“さんき”である。
ただ、この名前は画名。
本名は“丈之進”という。
そう、この人物は画家なのだ。
明治20年に現在の羽生市大字上村君で生まれた三季はその後画業に邁進し、
昭和46年3月30日に死去した。
三季は古典小説からヒントを得た人物画や絵巻物を得意とした。
実はこの小林三季、
小説『田舎教師』の主人公のモデル・小林秀三の教え子としても知られる。
『田舎教師』とは、言わずと知れた田山花袋の小説。
小林秀三の日記を元に書いたこの小説は、
花袋の代表作の一つに数えられている。
三季は、雑誌「文芸倶楽部」の挿絵に心を奪われ、
また秀三の豊かな感受性に少なからずの影響を受けたらしい。
後年、「田舎教師絵巻」を描いている。
ちなみに、三季は小説には登場していない。
また、秀三と同じ苗字だが、縁戚関係があったわけではなかった。
このたび羽生市立郷土資料館では、
改めて小林三季に焦点を当てた展示を開催している。
三季の作品を大々的に展示するのは、平成元年以来だろう。
三季が描いた掛け軸等が展示されている。
ただ、「小林三季展」ではない。
常設「田舎教師と明治期の羽生展」の一部展示替えとなっている。
それでも、約30年ぶりに小林三季の作品が展示されることは、
大きな意義があると思う。
改めて郷土の画家に目を向ける機会となるだろう。
<田舎教師と明治期の羽生展 「 小林 三季 」>
開催期間 10月31日(土)~12月6日(日)
会館時間 午前9時~午後5時
場所 羽生市立図書館・郷土資料館展示室
入館料 無料
羽生市立郷土資料館において“田舎教師と明治期の羽生展「小林三季」を開催している。
前期に引き続き、“後期”の開催だ。
「小林三季」と書いてなんと読むか?
「こばやしさんき」と読む。
“みき”と読みそうになるが、“さんき”である。
ただ、この名前は画名。
本名は“丈之進”という。
そう、この人物は画家なのだ。
明治20年に現在の羽生市大字上村君で生まれた三季はその後画業に邁進し、
昭和46年3月30日に死去した。
三季は古典小説からヒントを得た人物画や絵巻物を得意とした。
実はこの小林三季、
小説『田舎教師』の主人公のモデル・小林秀三の教え子としても知られる。
『田舎教師』とは、言わずと知れた田山花袋の小説。
小林秀三の日記を元に書いたこの小説は、
花袋の代表作の一つに数えられている。
三季は、雑誌「文芸倶楽部」の挿絵に心を奪われ、
また秀三の豊かな感受性に少なからずの影響を受けたらしい。
後年、「田舎教師絵巻」を描いている。
ちなみに、三季は小説には登場していない。
また、秀三と同じ苗字だが、縁戚関係があったわけではなかった。
このたび羽生市立郷土資料館では、
改めて小林三季に焦点を当てた展示を開催している。
三季の作品を大々的に展示するのは、平成元年以来だろう。
三季が描いた掛け軸等が展示されている。
ただ、「小林三季展」ではない。
常設「田舎教師と明治期の羽生展」の一部展示替えとなっている。
それでも、約30年ぶりに小林三季の作品が展示されることは、
大きな意義があると思う。
改めて郷土の画家に目を向ける機会となるだろう。
<田舎教師と明治期の羽生展 「 小林 三季 」>
開催期間 10月31日(土)~12月6日(日)
会館時間 午前9時~午後5時
場所 羽生市立図書館・郷土資料館展示室
入館料 無料
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます