con te. bravo!

仲良し夫婦の日記です。

ちょっぴり考えさせられた出来事

2014-09-07 01:14:38 | 日記

 

先日、東京の電車内での出来事である。

 

車椅子に乗った50代くらいの男性が乗車していた。

そばに大学生くらいの若い男女のグループ。

ある駅で若い男の子が降りるとき、電車の振動で車いすの男性にちょっとぶつかった。

そのとき若い子が、ぶつかったことを認識していたか、そして謝ったかどうかはわからない。

降車する男の子。 と同時に、それはそれは大きな声で、

「オ~イ!! コラ~!!」 と叫びながら、車いすの男性が若い子を追いかけてホームへ。

ホームでも怒鳴りまくり、車椅子のまま若い子に何度も体当たりをする。

学生は、何が何だかわからない様子、多分ぶつかったことを認識していなかったのだと思う。

連れの女性も一緒に謝っている。それでもなお男性は怒りが増すばかり。

その間、電車は止まったまま、ドアも開いたまま。

やっと駅員が来たが、それでも男性の激昂は収まらず。

やがて電車は、彼らをホームに置いたまま出発したので、その後どうなったかはわからない。

 

で、話には続きがあって・・・電車が出発してから、私の隣に座っていた年配の男性が、私に話しかけてきた。

「ね~、あれは、障害者からの”逆いじめ”だよね。 大してぶつかっちゃいないんだよ。

 ちょっと触った程度だったんだよ。それをあんなに怒るなんてね~。ひどいやね~。

 若い、弱いものをいじめたんだよ。弱い者イジメだよ。やだね~。障害者の印象を悪くするよね。」

「そうですね。何だか気分の悪いことでしたね。」 と私。

そうしたら、その年配の男性、おもむろにTシャツの首をグッと伸ばして私に体を見せる。

ナント! 首の下から腕、背中まで、”刺青”がいっぱい!

目が点になる私。 あら~としか言えない私に男性は続ける。

「僕はね、こんな商売やってるけど、絶対に弱い者イジメはしないよ。絶対に。

 ね、さっきのは弱い者イジメだよ。 じゃ、お姉さんも気を付けて帰ってね。」  「ハイ」・・・

 

たしかに、車いすの男性は怒り方の度が過ぎていたと思う。この際、車いすは関係ないな。

この男性が、人として怒りっぽい人だったんだ。

学生は、周りをよく見て車椅子の存在に注意すればよかったのかな。

もしぶつかったことを認識していたのなら、もっと丁寧に謝ればよかったのかな。

そしてくだんの刺青の人は、真っ当な意見を私に言ったのかな。。。。

と、あれこれと考えさせられ、頭の中がグルグルとした出来事でした。

私が歩くところ、結構こんな事件が起こります。

 

 

 

 

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
郷土愛好さん (kumiko)
2014-09-09 00:26:18
なるほど! そうか! 別の件で怒ってたんですね。
「怒った人は怒っている人」 合点がいきました。
怒りはその場で忘れるのがイチバンですね、難しいけど…
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Unknown (郷土愛好)
2014-09-08 22:39:32
この話を読んで「怒った人は怒っている人」という言葉を思い出しました。この車いすの人は今回の件とは別の所で怒っていたのでしょうね。
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ジュリアさん (kumiko)
2014-09-07 22:37:31
ややこしい話に、コメント有難うございます。

それぞれの言い分はあるのでしょうけど。
三者三様。 グルグルでしょ?
それを傍観していた私もいて。

そうですね、人間関係のことって、『懐の大きさ』があれば、解決しますよね。






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Unknown (ジュリア)
2014-09-07 20:06:40
kumikoさん、ご無沙汰しております。
なんだかバタバタと落ち着かない日々を過ごしていて、やっとこちらに(^-^;

うーん(;・д・)
何だか凄い場面に出くわしましたね。
障害とか刺青とか関係なく、人として持っている
懐の大きさ・・・、なのかな。
私もグルグルしそう。
kumikoさんが巻き込まれなくて良かったです。
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