レジェ友さんからご紹介いただいた、面白い本。
≪ 似ていることば ≫ 文:おかべたかし 写真:やまでたかし
う~ん、なかなか面白いぞ!
似ていることばの対を取り上げ、それを写真に撮り、
その言葉に解説を付けた、図鑑っぽい本。 例えば・・・・
*明らむ と 赤らむ
朝日で明るくなるのが「明らむ」
夕日で空が染まるのが「赤らむ」
きれいな朝焼けと夕焼けの写真。
*足 と 脚
足首から下が「足」
太ももから下が「脚」
*カレイ と ヒラメ
口が可愛いのが「カレイ」
口が恐いのが「ヒラメ」
お腹を手前に置いたとき、頭の位置によって言う 「左ヒラメに右カレイ」 は、
種類によって違いがあり、必ずしも正しくないそうです。
*睡蓮 と 蓮
水に浮かんで咲くのが「睡蓮」
水上に突き出て咲くのが「蓮」
*卵 と 玉子
産まれたものは「卵」
食べるものは「玉子」
*林 と 森
人間が生やしているのが「林」
自然と盛り上がったのが「森」
木の数で、少ないのが林、多いのが森、という説もあり。
*フクロウ と ミミズク (表紙)
頭がつるんと円いのが「フクロウ」
頭に耳(羽角)があるのが「ミミズク」
同音異義語・同訓異義語などの、ことばが似ているもの、
そして、形が似ているもの、
全部で”38組”の似ているものを解説し、なるほど!と思わせてくれます。
38個分、賢くなった気分だな~
≪ パウル・クレーの画集 ≫
展覧会に行かれた方からお借りしました。
クレーの、シンプルな線画が好きです。
天使を描いています。天に伸びていくのびやかさ。
ヴァイオリン奏者だったクレー、音楽を絵に表現しています。
こんな色彩の絵も。風景をデザイン化しています。
向こうに、海とか山とか、見えてきませんか。
画集を観てると ”展覧会”に行きたくなります。
画集を貸してくださった先生が、秋にはグループ展をされるとか。
早く来い来い、芸術の秋