くまえもんのネタ帳2

放置してたのをこちらに引っ越ししてみました。

雪の森の訪問者たち

2009-02-27 23:14:29 | ノンジャンル


去年の暮れに作ったマーズアタックの小径(あの怪しげなエサ台の並ぶ山道ね)に野鳥がいっぱい来ているって言うんで、さっそく見に行ってきました。
エサ台のヒマワリはほとんど無くなっていたので、一握りずつ入れてまわるとすぐに鳥たちがやってきました。
が、やっぱり野鳥たちは警戒心が強いのでなかなか近づけない。
一計を案じて、観察用の目隠しを作ることにしました。
材料は、間伐して野積みになったままだった小枝(いわゆるエコスタックA(^_^;)です。
エサ台の列の向こうに黒っぽく見えるのがそれです。



観察用の目隠しの方からエサ台を眺めると、こんな感じ。
これだけ作るのに20分ぐらい。
立木の間を利用して、枯れ枝を立てかけているだけですからねぇ。






ここに身を寄せてジッと眺めていると、頭上の梢あたりでさっそく鳥たちの声が。
上からは丸見えなんですが、こんな風に遮蔽物があるだけで彼らは随分安心するみたいです。




さっそく、シジュウカラがやってきましたよ。
エサ台を固定している小枝を止まり木に利用しています。




木立に隠れて観察しているときには、エサ台に来てもヒマワリの種をくわえるとサッと離れて、少し離れた地面や小枝の上で食べていたんですが、目隠しの陰からだとこんな風にエサ台の縁で一心不乱に種をつついています。




今度はつがいでやってきました。
片方が見張って居る間に、もう一羽がついばんでいます。




おや、こんどはヤマガラのカップル。




何とも仲むつまじい。
ところで、エサ台の受け皿の周りに着けていたホオノキの葉っぱは、北風でちぎれてすっかりみすぼらしくなってしまっていましたが、この方が返って観察には好都合ですね。
取り付けたばかりの頃は藁縄の受け皿も黄色が鮮やかで森の中では悪目立ちしてしまうのを、ホオノキの枯葉が良い具合に隠してくれていました。
今はもう藁の色もだいぶ落ち着いてきているので、野鳥たちも気にしていないようです。




こんどはすぐ上のエリアにあるリス用のエサ台を見てみましょう。




エサ台に渡してある横木を渡ってリスが餌を食べに来る予定なんですが、まだ来ているのか確認できていません。
このあたりの林にも棲んでいるのは確かなんですけどね。

この横木、生きたままのバッコヤナギを使っています。




こっちにはヒマワリの他にクルミも入れています。




で、ここにも観察用目隠しを作ってみました。
傾斜地の途中のちょっと開けた平地なので、さっきのより大きめなのにしてみました。
周りに散乱している幹やら小枝やらを使って、これまた株立ちになっているコナラなんかにひっかけるようにして作りました。
これで一時間弱。




目隠しに空けた穴から覗くと、向こうに2つのエサ台が見渡せます。




ほら、さっそくシジュウカラが覗きに来ました。




ヒマワリの種をくわえている写真が撮れましたよ。
鳥たちがこの目隠しになれたら、もうすこしエサ台の近くにも作ってみようかなって思っています。




庭は立ったまま眠っている

2009-02-26 22:15:00 | ノンジャンル


Vertical Gardenっての、ごぞんじかしらん?
垂直の庭。
壁面緑化を美しくオシャレにやるってなコンセプトですね。
だいぶ昔に、掲示板の方でも何度か取りあげてましたが、ここらでチョコッとまとめても良いかななんて思ったりして。

The Vertical Garden: From Nature to the Cityなんて素敵な本も、円高のおかげで冗談みたいな値段で買えますよ。
って、別に本の宣伝で儲けようってな訳じゃないんですけどね。
この本も、壁面緑化の話しに入る前に周到な生態系やら群落の話を展開していて、とっても好感が持てる本なのでね。


愛知万博の時に、このVertical Gardenコーナーっていうか壁面緑化の一区画が話題になったことがあったんですが、綺麗に仕上がってる物はいずれも多種類の組み合わせて、当然の帰結だよねってな話しでしたね。浜松花博のはしょぼかったしなぁ。

つい先日、金沢に行く機会があって、せっかくだから金沢21世紀美術館にも行ってこようと思ったんです。
えぇ、そこにはなぜかPatrick Blancって人が造ったブランの緑の壁ってのが有るというのでね。

「ブランの緑の壁」の画像が開いたら、カーソルをそこに置いてドラッグする感じで動かしてみてください。
360°見渡せるけど、船酔いしないでね。




なんでまた壁面緑化のサンプルが、美術館に?
と、まぁそんな素朴なギモンでのこのこ出掛けてきたのでした。
もちろん、その緑の壁、金沢の野生植物で作られてるってあたりにも興味を惹かれたわけで。
美的観点から言ったら、やっぱり冬場にどう見えるかが一番の関心じゃないですか。

イジワル?

いえいえ、プロのガーデナーの見せ所と言ったら、やっぱり真夏と真冬ははずせないでしょう?
A(^_^;




で、なんで見本が?
って言ってるのもね、彼の本を見るとそれはもうステキな壁面の庭が紹介されていてね、金沢美術館のは端切れみたいな物だったりしたからなんですよ。

とはいうものの、美術館に壁面緑化作品が展示される(アートってこと?)のは、快哉と言わずばなりません。




アーバン・ガーデン・ウォッチングというブログから借用

せっかくだからそこの記事から少し引用。
~~~~~~~~~~~
新名所のコンテンポラリーアートの展示やコンサート、講演の場であるカイシャ・フォーラムCaixa Forum Madridに行ってみました。アトーチャ駅、プラド美術間から10分程度歩く距離で、規模はそれほどでもありません。しかし、そのエレベーション、そして緑の壁には、だれもがしばし足を止めてため息をつくと思います。
設計はスイス人建築家のヘルツォーク&ド・ムーロン。あの北京オリンピック、メインスタジアムの通称鳥かごやバイエルンミュンヘンのアリアンツ・スタジアムの設計者です。
そしてその広場の壁には、またまたパトリック・ブラン登場です。パトリック・ブランは、このブログでも何回も紹介しているフランスの植物学者で、パリのケ・ブランリー博物館の緑の壁で知られています。
~~~~~~~~~~~

ね?
こんなステキなタペストリーを見ちゃうと、「ブランの緑の壁」は小見本というか端切れ程度に感じちゃうでしょ?


でもねぇ、わざわざスペインまで行くのはねぇ...って思って検索してたら、有るじゃないですか。
しかもまたまた大阪に!!!




良いなぁ、大阪。
梅田に行けばこんなのが見られる!
難波の屋上緑化も凄く垢抜けてて羨ましかったけど、壁面緑化でもまたまた東京は遅れをとってしまったねぇ。
って思ったら、なんだ早とちりでした。

てっきり、梅田の赤いクジラの脇に出来たんだと思っちゃったよ。
そんでもって、アメリカ村のノリでまたまたメルボルンセントラルなんて名前着けちゃってさぁ~て思ってました。


写真は「待ち合わせは垂直ガーデンで。」ってな記事から借用。
しかもこの記事書いた人、講演も聴いたというのだ。
あ~~~いいなぁ~!
羨ましいんで、ちょっと抜粋。

~~~~~~~~~~~
サイエンティストの彼も「自然界における多様性」について、かなり強調していたので、パーマカルチャーとも類似点がいくつかあるのに気がついた。「自然を見ること」「自然が教えてくれること」に注目していたら、いつの間にかこの垂直ガーデンのアイデアが沸いてきた・・・みたいなことを強いフランスアクセントの英語で話していた。

平面に草花を置くという当たり前のことを、発想を変えて垂直にやってみたら、あっつー間に人気が出たらしい。しかし自然界においては岩場等に植物が生えるのは当たり前のことで、ほとんどの植物が90度に縦に生えることができるらしいのだ。

しかも「何種類もの植物が共存しあって、初めてバイオダイバーシティーが完成する。」まさしく、パーマカルチャーと同じ!とてもワクワクした。

スライドもいくつか見せてくれて、息を呑むほど美しいものばかりで、中には10年経った庭もあって、ビル壁一面がジャングル化していた。
~~~~~~~~~~~
Patrick Blancさん、話も合いそうな感じ。


森ビルさんが本気出し始めたみたいではあるけれど。



さて、話しを「ブランの緑の壁」に戻しましょうか。
地元の野生種だけでは、余りにも地味すぎる仕上がりになっちゃうはずで、きっと園芸植物も使ってるんだろうなぁって思って見に行ったんですが、やっぱりそうでしたね。



全体を見渡してもわかるように、カラーリーフや斑入り品種なんかを結構使っています。

フモトシダ、イノデ、ヒトツバ、ヤブソテツ、イワガネソウ、イノモトソウ、マツザカシダなんていう常緑性のシダのあいだからヤブコウジやサンショウソウ(ひょっとするとベビーティアーズ)、ユキノシタ、ツワブキ、ヤツデなんかも顔を出している。
細長い葉っぱはナキリスゲやヤブラン、ジャノヒゲ、オオバジャノヒゲなんか。

使われている地元の野生種は、[PDF] 金沢市植物調査報告書なんかを参考にするとイイですね。




園芸植物は、ロニセラ・ニティダ、アカンサス、斑入りグミ、ユーホルビア・マーティニー、ヒペリカムなどなど。紅葉してるトキワイカリソウは、栽培品だろうねぇ。
他に落葉性の花木類も何種類か合ったけど、ちょっと近づけないので良くわかりませんでしたねぇ。
まぁ、枯れ枝の感じでは、ウツギとかヤマアジサイなどなどってな所でしょうかね。
もうすこし実のなる木なんかも入れればいいのにとか思ったり。




さて、足下はと言うと意外に華奢な造りです。
厚さ15cmぐらいかな。
自動灌水でしみ出た水はそのまま床を流れていく。




植物を支えるメカも意外とシンプルで、フェルトっぽい不織布の切れこみにはさんでいるだけ。
培養土らしい物は、ポケットに突っ込まれた根元あたりに一握りぐらい。
もともとが岩場なんかにへばりついてる植物たちを使ってるんで、これで十分なんですね。

とは言え、こんな風にまとまって枯れてしまって、地肌がむき出しの所もある。
宿根草で地上部が枯れたのを刈り込んだってな所ばかりではない。
根こそぎ無くなってるのもある。
根っこが伸びて固定される前に風であおられて抜けたか、あるいは条件に合わなくて枯れたか、その辺は定かではないけれど、もうちょっとメンテしても良いような気もしますね。

今は立ったまま眠っている冬の庭ですが、やがて春になれば壁の花で賑わうのでしょう。
A(^_^;




巨根的な構造不況って?

2009-02-19 01:58:38 | ノンジャンル
「ゲイ的脳内解析」ってのをある人から紹介されて、遊んでみた。
http://seibun.nosv.org/noug/maker.php/gaymovie/

これぐらいくだらなくなってくると、返って遊びでが出てくるってのもオツなものではないかいなぁ?

解析と呼ぶには余りにもおこがましいというか、説明性を全く放棄したところの姓名判断のようなものとでも言えば、すこしは理解の手助けになるんかしらん?状態。
A(^_^;

もっと言うなら、これはダダイズムの一つの表れであるだとか、あるいはインスタレーションであるとか、それらへのアンチテーゼなのだとか、リスペクトだとかインスパイアーだとかパクリだとか....ま、ものがわかった風な言いまわしはこの辺でやめときましょう。
いい加減みっともないからねぇ........汗

で、まぁ、ハナからまじめに取り組む気がないので、手始めに「50円」と入力してみる。

すると、たちどころにこんな答えが。




ふむ。
それではこれを食らえ!「ブログ」。
ポチとな。




チッ!
しゃぁない、「ピンポンダッシュ」。
どうだ?




なぬっ?
ノンケ45%、悪30%だと?
不覚にもちょっと納得しかかってしまった。
いかん、体制建て直しで「スコポレピン」。
ふっふっふ、これならどうだ?









な、なんということだ!
それならば禁じ手のこれだ!
「脳内解析」




が~ん!
完全に向こうのペースじゃないかっ!
「イケメン91%」だとぉ~~っ?
くっそ~!
それならこれだっ!
「尿道結石」




ボーイズラブ、ねぇ。
ま、いっか。
んじゃ、これなんかどうかな?
「ラブオイル」




ふ。
イカン、危うく失笑するとこだった。
作り方が投げやりだよなぁ....。
ここまでいい加減に造られちゃうと、この手の「占い」?の仕組みをネタばらしするようなものだよねぇ。
イカンなぁ。

思ったほど遊び甲斐がなかったので、だんだんアホらしくなってきた。
ここらで方針を変えないと。
「構造不況」



「巨根79%」
ステキ。

と言うわけで、分析結果と入力した文字列とのゆるゆるな関係が明らかになったところで、やっと人の名前を入れてみる気になった。
手始めに人名(固有名詞)と普通名詞の中間になるもの。
これね。
「くまえもん」
あ、異議申し立てはなしの方向で。




「マッチョ76%」
なんかね、うら寂しいわね。
んじゃ、気を取り直していってみよう!
人名。

「麻生太郎」
A(^o^;




「無修正49%」
おぉ~っ!
出足好調じゃないですかっ!

んじゃ「福田康夫」。




「出会い掲示板46%、オネエ30%、片思い17%」
うむぅ~、いけてない奴は、こんな解析でもいけてない結果かぁ~
んじゃまぁ、ついでだ。
「阿倍晋三」




ぷっ!
「ボーイズラブ44%」
ちょっとお気に入りな結果だわさ。

ちょっと勢いづいて、
「小泉純一郎」
行けぇ~~~っっ!!




やった!
「オナニーが大好き44%、包茎38%」

んじゃ、
「森喜朗」




「スパンキング54%、生掘り36%、股間のお悩み6%」か。
ふむ、意外にやるでないの。

「小渕恵三」




「射精50%、熊系37%」
うみゅぅ~~異議ありな感じ。

「橋本龍太郎」



性欲は強そうだけど、片思いするタイプとちゃうんでは?
なんかね、ぱっとしない連中ばっかやってもテンション下がる一方だから、ここいらで「田中角栄」!




「もっこり48%、ボーイズラブ37%」
そうねぇ、まだまだ日本の政界もモッコリだったよねぇ。

「村山富市」
どうよ、あの爺眉は?




「ローションまみれ80%」
きゃはっ!

んじゃ最後に「吉田茂」。



「中出し80%」!!
さすがですなぁ。
まぁ、当時はHIVとか無かったしなぁ....遠い目。


日本の政界のゲイ的脳についてもっと知りたい方は、こちらを参考にしてみてくださいましな。
あ、もちろん「自助努力」でね。
歴代内閣総理大臣一覧




げぼがぼごぼ 藁

2009-02-15 12:44:10 | ノンジャンル


カナヅチ専用プールです。





と、見るとなぜかプールの底には出入り口が。




上から見ると、服を着たままの人が立ってるのがわかります。




ネタバレムービー発見!
A(^_^;


Amazing Japanese Fake Pool
</object>


スイミングプール 金沢21世紀美術館
</object>


そう、これじつはただのプールじゃないんですね。
金沢21世紀美術館にあるレアンドロのプールっていう、言ってしまえば現代アート?なんですねぇ。




地下通路側からプールを見るとこんな感じ。





で、まぁ、やっぱり気になるのが、このあたりですよね。
金属のハシゴがとぎれてるでしょ?
水面直下にはガラスが貼ってあり、その上に薄い水の層。
底の浅さがばれないようにポンプで水を循環させて水流を起こし、さざ波が絶えないようにデザインされてます。

ガラスの厚さは数cmって感じでした。
それにしても気になるのが、ハシゴの左側。
ゴムパッキンが無くなってるんですよ。
こんなのわざわざ盗っていくやつが居るんだからねぇ....
世の中にアホの種は尽きまじ。

ま、それはさておき、ここに来たのは他のある物を見るためだったりして、そのついでにちょっと覗いてみたのだった。

それでもって、さらについでに「杉本博司 歴史の歴史」ってな展覧会も覗いてきたのだった。

解説を読まないとワケワカな作品群たち。
たとえばこれ。




海の写真ですね。
これがね、円形のホールにぐるりと並べられている。
でっかくて、画面の真ん中で空と海に2分されている写真。
それが少しずつ違う表情を見せている。
中央には仏像が立っている。
ホールは暗くて、写真の脇になにやら小さな文字盤があるのだが、何が書いてあるのか良くわからない。




あとでこんなポストカードセットも売られてるらしい事を知った。
エーゲ海 ピリオン、地中海 カシス、ミルトア海 スーニオン、カリブ海 ジャマイカ、南太平洋 テアライと言う解説を読んで、やっと納得。

ホールの展示は、地球のあちこちで撮影した物だったのだね。
でもね、写真に写ってる水平線だけではどこの海かってなことはわかりようがないのだよ。
ってか、そもそもそう言うことを表現したいのではない作品なんだから、文句を言っても始まらないか。
A(^_^;

僕はてっきり、定点観測で、変わり映えしない時間帯の微妙な海の表情の変化を撮ったのが並べられてるのかと思ったのだった。

いや、作品自体は好きなんですよ。
でもね、金払ってまで手に入れたいかって言うと、それはない。
じゃあ、自分で撮ってみたいかって言うと、それもない。

テキスト情報がないと理解できない作品ってイッタイ?って思ってしまうのだが。
もちろん、説明を読めばその広がりの深さを感じ取ることが出来るし、とても興味深い試みだというのも理解できるし味わって楽しめるし共感も出来る。

それでもなお、テキストに頼らざるを得ない作品という物に寄りかかるのは、僕には抵抗がある。
もちろん、めちゃくちゃ感心した作品もあった。




時間の終わり」っていうシリーズ?のらしい。
現物を会場で見たのではなくて、場内で流されていたビデオで見たのだった。
ビデオの中で作者自身が説明する。
真っ白な画面には、長時間露光によって2時間余りの映画の映像が露光されているとのこと。
何も写っていないのではなく、そこにあるのは情報過多なのだと。
彼は続けて言った、「写真は、瞬間を切り取るだけでなく、もっと長い時間をも撮すことが出来る」と言うようなことを。

とても面白かった。
が、作品の真っ白な画面の写った写真だけ見せられても、それは僕には伝わりようのないことだった。
言葉による説明無しには伝えようのないこと。

写真と日常の言葉を使った総合芸術なんですね、つまり。

「存在することの不思議」を伝える方法って色々あるんだねぇって、考えさせられたのだった。


「存在することの不思議」と言えば、ある意味展覧会以上に興味があって(というよりは興味本位でと言った方が伝わるかな)何度も見に来た作品?もあったのだよ。
というか、誰も目を向けなくなってる物に敢えて目を向けるように仕組んだ装置、と言った方が良いのかな?
そこに足繁く通ったのだった。
もちろん、シャレ半分でね。
「シャレ半分」。
ここ重要、かも。
A(^_^;




まずはこれ。
2009年2月12日21時17分35秒の状況。




2009年2月14日13時25分47秒の状況。


..............なんだと思います?



空です。
四角い部屋の天上に四角い穴が開いていて、素通しで空が見える、そんな部屋からの眺めです。

夕暮れ時のタレルの部屋の様子はなかなかおつなものらしいですね。

でもねぇ、それを見せるためにわざわざ建物を建てて、そこに旅費を払ってまで東京からのこのこ出掛けて行く僕ってイッタイ?

もっとも、この部屋は無料で出入りできるんですけどね。
それにしても、空の移ろいをこんな風にして見せなければ仰ぎ見ることもしなくなった現代人って、いかにも病んでるって気がするんですけど、どうなのよ?



四角いチンケな空を見せるために、何億もの金をつぎ込む。
アートだねぇ.....。