くまえもんのネタ帳2

放置してたのをこちらに引っ越ししてみました。

タネあかし

2010-10-29 11:23:00 | ノンジャンル
子供の頃、手品に嵌って色々ネタを考えた時期があった。
公民館なんかでドサまわりの手品師がやってるのを、一番前に陣取って、次々にネタばらしする、空気の読めない嫌なガキだった。
それは今でも大して変わらない。

長じて昭和のクソオカマに。

真正面に座ったガキが小馬鹿にした目つきで、手品の仕掛けを次々に暴く。
僕がその手品師だったら、殴ったぐらいじゃ済まさなかったかもしれないなんて思うのだが、そこはホレ、相手はオトナ。
顔色ひとつ変えずに、さらに手の込んだ手品を繰り出してくる。

僕はいよいよムキになって、どんな仕掛けになっているか考える。
で、でかい声で、暴き立てた。
今思うとホントに嫌なガキ。




でもね、あの手品師が最後に繰り出した一番さりげないヤツが、ホントに見抜けなかった。
どんなに目を凝らしても考えてもわからない。
「もう一度!」ってせがむと、余裕で何度も見せてくれたけど、ついにわからなかった。
今でもわからない。
だから、手品師になれなかった僕が居る。
ならなかった僕が居る。
あの頃、何となくバカにしてた大人の世界の底の知れなさを垣間見たのに、たいして学ばなかった。

後日、デパートの手品売り場でくだんのネタを見つけたとき、猛烈に欲しいと思った反面、仕掛けがわかってしまった後のうら寂しさと、そのうしろ暗さを隠しながらしたり顔で兄弟たちの前で繰り返すことになるだろう茶番を思って、買わずに帰ったのを思い出す。

ドサまわりの手品師は、僕の英雄にはなり得なかった。
手品の仕掛けを考案した人の軽やかなユーモアには憧れた。

幼年期の終わりと思春期のはじめだったんだよねぇ。






 雉撃てば
 股座寒し
 秋の風

野グソはやむにやまれぬ時だけだけど、クマに襲われない見晴らしの良いところでしたいという欲求と、人に見られない所で熊に犯されてみたいという欲求がせめぎ合うわね。
って、言いたいのは本歌の方なんだけどさ、それはみんな知ってるから書かないわ。


えぇ、もちろんここで話は変わるの。
ネタ帳のお約束の構造だからね。

わざと死語表現を書き込んでみたり、いくつかの話題をシャッフルして、追跡者をまく作業。
というか、読み手をふるいに掛けている。
時には肝心の言いたいことは、リンク先に隠して、素知らぬ顔で通り過ぎてしまう。

雅な昔なら、本歌取りなんて技法が必要だったんだろうけど、今ではハイパーリンクという手が使える。
一人遊びのネタ帳だもの。
徒にアクセスを増やさないように注意を払っている。
検索をかわす言葉で歩みを進める。
通路に落とし穴を掘って、人の悪い表情でほくそ笑む。
誰も穴に嵌らない。
が、それもまた愉しい。




人はとてもしばしば「わかってほしい」と口にするけれど、それが僕にはわからない。
「わかったわかった、おまえのことは見切っている」って言って欲しいの?とか。
ほっといてよ、子供はわかってくれないとか言いながら、日だまりでヒザ抱えてゆったり悲しんでる風が似合うの。

「世界でひとつだけの花」とか「世界の中心で愛を叫ぶ」とか
わざと書いてみたりもする。
今さらこのネタに食いつく連中も居ないだろうから。
えぇ、キライなのよ、ゴメナサイ、5-meなさい、ゴメンナサ~イ。

えぇ、世を拗ねたクソをかまですもの。
掴み所のない変人ってな評価に安住している。
いい人ごっこなんて、屁みたいなもんだぜと、路悪趣味をひけらかしてもみたり。
A(^_^;

 丸くとも
 一かどあれや人心
 あまりまろきは
 ころびやすきぞ

道歌でも、確かこんなのが。
作者の意図をまるで汲んでいない引用で、恐縮ですが。
坂本龍馬の句と言われているけれど、一休禅師が詠んだ句が元になっているという説が有力だそうな。
ホントかどうかは知らない。
道歌だけに。




ところで、最近、twitterと言うメディアに人気が集まっているようですね。
わざわざ登録しなくても書かれた内容が読めるし、ググれば引っかかってくるのが麗しい。
開かれたメディアだと思う。
で、そこにはこれまで書けなかったことがわんさか。
特捜部の暴挙なんて、5年前だったらとても書けなかったねぇ。
次々と閉鎖されるサイトを山ほど見てきてるからさ。
ググっても、キャッシュすら残らないんだからさ。
中国なんて、目じゃ無いのよこの国の現在。
......あぁ、電波入って来ちゃってるわね、アタイ。

ただ、今回の一連の事件の流れが一段落ついたときどうころぶか、生唾ゴックン状態なのだ。
オモシロイ。
このブログを、わざわざ警察に読ませるためにログインの暗証まで教えた、可愛いお馬鹿さん。
こんな所に敵は居ないのにって、アタシは楽しんでるわよ。
書き込みは、曝す楽しみのために、削除できない設定よ。
あなたも楽しんでね。
なんちて。

「たまに腐れドカマがうとましい。」と、天にツバはいてみたり。
実の一つだに無きぞ妖しき....

閑話休題。





サザエbot
タラちゃん?ハローワークにはね、名前に「ハロー」がついてるぐらいだからキティちゃんがいそうって思うかもしれないけど、実際いるのはプーさんばかりなのよ~。うふふふ!

世の中、捨てたもんじゃないと思うわ。w