くまえもんのネタ帳2

放置してたのをこちらに引っ越ししてみました。

Bar大御所

2004-10-17 17:08:41 | ノンジャンル
お店の名前を考えたわ。
場所も決まってるの。
「大御所」って言うのよ。
あら、あんたならやれるわよ。
お店出してあげるから、やんなさいよ。

すごく敷居が高いお店。
ドアを開けると、目の高さに敷居が。
にじり口といえないこともないのだが。
中は茶室のように狭い店で、しょっちゅう半畳を入れられる。
とうてい繁盛は望めない。

「やりませんっっ!」
「僕は市井の人として、ささやかに生きていきますっ!」
ちぇっ、また遊ばれてしまったのだ。




ボ●ソの5周年パーティーで、友達がどこぞの古参マスターに絡まれていた。
さかんに目でSOSを送ってくる。
仕方がないので、かわって相手をしているうちに、根っからの邪悪も手伝って、縦横無尽にいじり倒してしまった。
た●おさんに怒られない程度に。
と、くだんの古参マスターも周囲のママ連中の気配を伺いながら絡んでいる様子。
なぁんだデキレ~スじゃんってなわけで途中から遠慮するのをやめてしまった。
それが災いして気にいられてしまったのだ。

携帯の番号を渡すからかけろと言う。
「どうせかけないから、書くだけ書いて渡しな!」と、おいら。
古参マスターは携帯の番号を表示しながらメモ用紙に書き取るんだが、酔っているのとかけてもらえないと言われたのとで、こんな意味不明な書き付けになってしまった。
もしかけても、出るのは女性に決まってる。
「オカケニナッタ デンワバンゴウハ........」
「違う番号書いてんじゃんよぉ~」まわりにも聞こえる声でつぶやいてからメモを受け取ると、僕はうやうやしくお礼を言い、ポケットにしまって立ち去った。

翌日、営業時間を7時まで引き延ばしてしまったことをわびるため、またまたボ●ソへ。
助けた友達も来ていたのだ。
やつの台詞がふるっている。
「あのメモ、みんなの前で破いて欲しかったのに」
「アルキメデスは手を汚さない」とは、良く言ったものだ。
そこまでおいらを悪者にしたいってか? (^。^;
たかおさんもにやにやしている。

さて、話を戻そう。
「昨日は遅くまですんません」
「あ~ら、たのしませてもらったわぁ~」
で、冒頭の会話に。
「場所はチドリ街のあそこよ」
「だからやんないって」
「ざんねんだわぁ~。ふふふ」

畳をむしって、お香の替わりにくべてやりたくなった。



にじり口の下り、た●おさんによるとこうなのだ。
ドアを開けると目の高さに敷居があって、ここまでは同じ。
上の方にはちゃんと障子があるんだけど入り口はそこではない。
下半分の戸板の所を手で探っていくと、不意にぱたんと開いて客が転がり込むようになっている。
と、客が顔を上げると、着物なんか着た女将がちんと座っていて、
「いらっしゃい」
そんなお店。

ちょとまて。おいらに女将をやれと?





恋人よ、我に返れ。

2004-10-14 02:16:49 | ノンジャンル


お気に入りのフレーズなのだ。
それを言うなら「恋人よ、我に帰れ」じゃないのかって?
良いんだよ。

あんなに好きだと思っていたのに、ふとした弾みで「俺、何やってたんだろう?」って、我に返っちゃう瞬間。
ま、それはそれで受け入れるしかないのだから。
結局はそれだけの相手だったって事なのかな。
少しの間良い夢を見られただけ、めっけもんってやつだね。


栄養のない濃さ

2004-10-11 02:13:57 | ノンジャンル
とりあえず、今まで内緒にしていたこのブログを一部に公開しちゃおうかなぁ、なんて思って、その下準備にしょ~もない下ネタを急遽書き足してみた。
なんか、汚いブログになっちゃったなぁってのが僕の正直な感想だったんだけど、ヒロ君のコメントがあんまりにも的を射てたんで、大笑いしちゃいました。
「公開するために薄めたって言うか濃くしたって言うか、どう?」
「栄養のない濃さになったって感じ」




確かに。
はじめにこんな話題が並んでたら、前の方まで遡って読む気はしないはず。
もう、十分機能は果たしただろうから、この辺にしとこうかななんて思ったのだった。でもね、やっぱり、なんか引っかかる。
で、たかおさんに聞いてみた。
「公開しちゃダメよ、あんた意識してないところで結構きつい毒が出てるはずだから。知ってる人は驚かないけど、その辺の子が読んだら腰抜かすわよ」と言うような趣旨のコメントをもらった。これも的を射て居すぎて大笑い。た●おさんの場合このブログは読んでなくってくれたコメントだから、さすがとしか言いようがない。

でね、結局公開しないことにしたんだ。
やっぱ、その方が自由に書けるし。


この記事へのコメント
やっぱりミクシーの話。
アドバイスをもらった友達のサイトにも、ご招待やらミクシーをリンクしてくれだのという依頼が殺到するんだそうな。むげに断るわけにも行かず、リンクする。すると彼のブログにコメントが山の様に着くようになってしまったという。
これだけ聞いてると、ちょっとうらやましい感じもしたんだけれど、現実にはきっと鬱陶しいんだろうなぁっておもったのだ。
で、彼は素敵な解決策をとったのだ。
だぁ~れもコメントできないような話題を書き続ける。
(^。^;
きゃぁ~、こういう話、萌えるわぁ。
何話か書いただけで、ぱったりとコメントが着かなくなったんだそうな。
すばらしい。

いえね、そう言えばここしばらく彼の所を覗いてなかった、どんなんよ?
とか思って、見に行って納得。
はぁ~、これは鬱陶しい。こんなコメントならない方が良い。
ってか、そんな人たちはさっさと来なくなって欲しい。

おかしかったのは、その「誰もコメントできないような話題」の内容だった。
大江健三郎と武満徹のネタだった。
それも極上のネタ。
これに誰も食いついてこないとはね。
世間ってさ......。



誰のために機能を果たしたのかってのは、当人以外はわかってるだろうから、書かないのが大人よね。
Posted by くまえもん at 2004年10月11日 12:07


スタンス

誰に見せるかが決まり切ってるなら、メールで事足りる。
そう言えば、ラブレターって、生まれてこの方一度しか書いたことないなぁ。
書いてみたかったから書いたという域を出ない物だったけど、後日、相手は嬉しかったと白状したんで、マル、かな。
性格の悪い役者に白紙だけ10枚とか(その出典がわかれば合格なのにさ)、数行しかない詩をコピーしたやつを一枚だけとか、まぁけっきょくたいした役者じゃなかったから、頭の悪い勘違いで辟易させられたっけ。>何様が書いてるんでしょ、やだわ、あたしってば
そんなのは、カウントに入らないよね。
メールでも、ラブレターみたいなのはないねぇ、強いて言うなら業務連絡?>乾いてるなぁ

会話のようにキャッチボールできて、文字情報としても残せるチャット。
一過性の話題が多くなるけど。
会話の、発想の広がりと荒唐無稽が楽しめる。
もっとも相手にもよるけど。

誰が見てるかわからない掲示板。
特定の人に返事してるようで、そうではないのがミソなのかな。
スレッド形式的要素もある画像掲示板ってのは、blogの前身になるのかな。

blogは?
使い方にもよるんだろうけど、僕はネタ帳が良いと思ってるんで、掲示板で書けないネタの続きなんかも書いてみようなんて思ったりする。
そう言う点では、スレッド構造みたいにも出来るのが便利なのかな。
ただ、過去の複数の話題にまたがったコメントのときがちょっと不便か。

公開しないと言っても、全くのクローゼットじゃなんか意味のないような気がする。だったら、ネット上のメディアを使わない方が賢明だと思うし。
将来的に、何人かの人にここを教えるかどうか、そう言うちょこっとしたスタンスが変わるだけで、言葉の選び方や話題の広がりも変わるもんなんだなぁってつくづく思った。
緩やかなキャッチボールを交わしながら、思考を深めていくツールとしてはおもしろいようにも思う。
Posted by くまえもん at 2004年10月12日 16:29


繋がっとく?

掲示板でも、ブログでも、ミクシィでも、どれぐらい不確定要素を受け入れるかにかかってるんだと思う。
または、不確定要素の受け入れ方の違いにかかっている。
要はお仕着せのメディアが持っているスタイルのちがいではなくて、管理者のスタンスだと思う。
どんな高い城壁も赤死病をくい止められなかったし、シンデレラの来城をも拒むような警備でも味気ない。


ミクシィで尻込みした原因のひとつに、そこに新しい装いの村意識を見たからかもしれない。
閉ざされた村の暮らし。
日本人の血がそうさせるのかしら。緩やかなコミュニティーであるはずが、どうもそう言うおどろおどろしいフレグランスを放ってしまうのよね。
顔が見えていて名前を知っていればトラブルが起こらないなんて、無邪気に思える年頃ははるかの昔。
きっと、プティ大奥みたいな物なのよね。>好きかも。入っときゃよかったかしらん?

それにさぁ、一見さんお断りのお店って、それはそれで、あれでしょう?>毒?
ま、どこに行ってもそれなりの苦労はつきものなのか。
嫌になったらやめれば良いんだし。

親しいからこそ教えないでおく優しさってのもあるんだし。>怖い話になりそうなので、この辺で
Posted by くまえもん at 2004年10月12日 18:09


日舞

2004-10-10 01:36:21 | ノンジャンル
日舞なんぞを見に行ったのだよ。
久しぶり。だってさ、高いんだもん。>券をもらっちっち(^^;V
そうそう気軽には行けないのよね。>仕事がらみとかじゃないとなかなか.....
それに何言ってるかわっかんね~しよぉ~>なんちて
ちゃんと聞けばふつうに日本語なのにね、ははは。



久々に行ったら、えっれ~おもしろかったんでどビックリだったわさ。
イキの良い、風通しの良い.....。

そういえば、歌舞伎とか日舞とかそう言う日本文化に日常的に親しんでる、
そんなハイソなおねぇさまたちって、このごろ見かけなくなっちゃったけど、
ど~してるのかなぁ。
国立競技場のジムで、なぜか日舞踊ってた男のおばさんとか、
ど~してるのかなぁ。
エンノスケとかタマサマとかを家族みたいに自慢するお鵺さまとか、
ど~してるのかなぁ。


南蛮漬けの頭を残し、
NITIBU what? なんぞと叫び、
歌舞伎揚げなら食べたことがある、とかいって
そう言うハイソな方々から白い目で見られた頃が懐かしいわぁ。
銀座ハトッテモサンデスグー
エービバデ サームライ スーシゲイシャ
ビューティホー フジヤマ ハッハッハー
そんな、エイリアンなあたし。

それがいまじゃぁ、古伊万里を普段使いするお店の主人と懇意だったり、
家元からチケットもらったり、
ノンケだったらぜぇ~ってぇ経験できないような、そんな身分不相応な....
ホモって、おもしろいわぁ、これだから。>う、なんかパン助な気分だわ
ビューティホー フジヤマ ハッハッハー
年取っただけなのね


この記事へのコメント
Hisashiさん くまえもんさんご無沙汰しておりやんす
実は先週末 日本にいたんですよ~ 今回は上海がメインで
日本には たったの1日だったんで Matagiにも寄れませんでした
でも くまえもんさんもちょうど山ごもりだったみたいだし、、、
次回は いつ帰れるか? といいながらしょっちゅう帰ってる私
「もう帰ってこなくていいよ~」って言われそうですが
また次回は是非お邪魔しますのでHisashiさん またいじめてね~

日舞とか能歌舞伎 アメリカ来て始めてみたんですよ だってこちら来ると
うんと安いんですよ $20くらい これってなんかおかしいな
なんて思ってました
でもNYで中村カンクロウの歌舞伎が大受けだったり 日本パワーは、すごいですよ~

くまえもんさんも 季節の変わり目お体に気をつけて
お互いに年なんだし とほほほ お元気で~


注)MATAGIのBBSに来たレスを、くまえもんがここに収録しました
Posted by シアトル熊 at 2004年10月01日 17:24


そんなに安いのかぁ~
おひさ!

いえね、日本はそう言う国なのよ。
抽象的なものに金を払う習慣がないんで、
どうしても一部の人間に負担が偏っちゃうのよ、きっと。>良識ある一部の人間にね
それに、元々日本人は日本の文化をないがしろにするのが好きだしね。
だから、いったん海外で評価されてからでないと、日本では評価されないなんて事は
いっぱいあるじゃん。>アメリカに占領されてからと言うもの、植民地根性が抜けないのよ、きっと

たとえば「同時代ゲーム」とかいうカルトなゲームをナビスコ?だっけか、
いや、ナムコ?から出してた大江健三郎とか言う人なんて、
ノーベル賞とっちゃったもんで、文化庁が慌ててさ。>ゲームじゃ賞なんかやれんわなぁ...さすが、爆弾でもうけたやつは違うかも
そんでもって国の体面を繕うために、「賞をくれてやるぜっ!」とかいったら、
健三郎ちゃんが「いらね~や!ざけんなっ!」って、
蹴飛ばした話があったような気がするけど、
うろ覚えだなぁ。(^。^;
ボクも日本文学なんて興味ないからねぇ。
あ、でも誰だったかのレインツリーとか、ちょっと好きだったかも。
Rain Tree、どこの国の作家のだっけねぇ?

祖師ヶ谷大蔵で、イーヨーをつれて排骨湯麺たべにきた健三郎ちゃんに遭遇したときは、ちょっと感動だったなぁ。>作家の実生活と創作の神秘
光ちゃん、元気なんかし?
健三郎ちゃんみたいな丸めがねしたトンチキ親爺が、まぁ.....なんておもってたら
本人だった。びっくりしたわぁ。
まね、ふつうあんな格好で歩くやつはおらんわなぁ。>じつはファンなんですぅ~しくしく

話がすっかりどっかに逝っちゃってるけど、ま、いっか。ついでだ。

寺山修司の芝居を守ってる人たちも、なかなか不遇な暮らしぶりよ。>かんけ~なく連中は輝いてるけど
ブンカチョ~とか、機能してないのよね。>どうなってんだろう?連中の頭の中
普段は魚河岸で働いてたりなんかしてさ。
舞台が始まると、それはもうとっても恥ずかしい髪型にされちゃって、その頭で仕事するのよね。
自暴自棄になった劇団員は、誰の頭が一番恥ずかしいか比べあったりなんかしてさ。
あぁ~、リア王のころとか、懐かしいなぁ。
サルバドール・タリさんとか、ど~してるのかなぁ。

(ご注意:このカキコは、実在するいかなる個人団体といっさいかんけ~はありません)

ただいま。ふぃ~
シアトル熊さん$20くらいなの?
やっす~い!
でも、そっちのレビューとか、基本的に安いんでしょ?
良いよねぇ。
もっともさ、日本じゃ安くしても客は集まらないから、結局高くなっちゃうのかもね。とほほ

でもね、民間の支援も頑張ってるみたいよ。
ひさしちゃんは、そう言うとこ目ざとく発見するんで、ちょっと感心してるんだけど>さすが、働くおじさんだったんだわと
ゲ~ジュツ文化シンコ~基金とかゆーのがあってね、
そのチラシに、潰れちゃって再生した銀行とか何度も潰れた銀行とかもうじき潰れそうな銀行とかも
1社あたり1億円も寄付してくれてるの。
みなおしたわ........日本パワー

すごいくによ、にほんって、きっと。
はやくもどっといでぇ~っっ!!
Posted by くまえもん at 2004年10月01日 17:25


またまた後日談
ウソとホントをない交ぜに変なレス書いたのがいけなかったかな、
ぶ●ちゃんに心配されちっち。
大江健三郎は、もちろんゲームは出してません。
「同時代ゲーム」は言うまでもなく長編小説。
&「Rain Tree」は彼の短編であり、もちろん武満徹の曲ですがな。

のこりは本当だから、そっちの方が怖いかもね。
Posted by くまえもん at 2004年10月06日 17:20


解題
その、レインツリーの話。
仕事の合間、
「同時代ゲーム」なんてゲーム、どっかで出してましたっけ?なんて感じで、
いつもと違う聞き方だなぁなんて思ってたら、ちょっと心配してくれてたところの
友達のサイトに、健三郎ちゃんと徹ちゃんのことが紹介されていた。
ちょっと引用してみるね。

***********
 たしかこういういきさつだったような気がする。
 武満徹が、滝口修三の詩を読んでインスパイアを受け、
その世界観を「遮られない休息」という曲にしたのが発端。
それを聴いた大江健三郎が水の透明感に心を打たれ、
連作小説のレインツリーの構想に盛り込んだ、
その最初の作品「頭のいい雨の木(レインツリー)」を読んだ武満徹が
「雨の樹 ~打楽器のための」を書き、それを聴いた大江健三郎が
レインツリーの中核的な作品である「レインツリーを聴く女たち」の中に登場させた。
武満徹は、さらにピアノ曲「雨の樹 素描、素描II」と連作した・・・、とまぁ、
音楽と文学でキャッチボールをしていたのである。
武満徹が早くもリタイアしてしまったのが惜しくて悔やまれる。
大江健三郎のSF「治療等」のオペラが残念なことに未完に終わってしまった。
是非、見てみたかったものだ。

 レインツリーといえば、映画化(しかも世界三大アル中映画なんて云われていたりして^^;)されたマルカム・ラウリーの「活火山の下で(アンダー・ザ・ヴォルケムノ)」がモチーフになっているのも忘れてはいけない。
***********

そう言えば吉松隆が、武満徹のタイトルと滝口修三の事を書いてたことがあったなぁ。
滝口修三がなくなった後、武満徹のタイトルに曖昧さが目立つようになったと言うような話だったんだけれど。
そう言うことを言っている吉松隆のタイトルには、サティ風と言うよりはアングラの臭いがする。彼の曲は好きなんだけれど、時々どうしようもないくらいの平明さにうんざりするときがある。なんてーの、文学的深みがないって言うか「ほれ、いっちょあがり!」みたいなてきと~な姿勢が見えたりして、その辺の人柄が気に障ったりする。
吉松隆にも滝口修三のようなブレインや大江健三郎の様な友達が現れればいいのにと、ホントに思う。
むかし大船のコンサートホールのこけら落としに、かれの「セレスタ」という作品公開の手伝いに行ったことがあるんだけど、彼自身が書き下ろした台本のできの悪さには目を覆いたくなるものがあって(かぐや姫は宇宙人だったっていうありがちな設定なんだけど、その数年後に同じ設定のSF映画が公開されたときは、おめーら本気で仕事しろよ!ってな気分になったっけ)、ちゃんとした作家に台本を書いてもらってオペラにすればいい作品になったのになぁって、すごく残念に思ったことがあったんだよね。

ドビュッシーにメーテルリンクやマラルメが居たように、彼にも素敵な作家が現れるといいのにって思うのだ。互いにインスパイアされあうと、作品ってのは思わぬ深みを獲得する。自分の地平を遙かに超えて、より深い共感に到達するような作品が生まれる。
そう言う深みは、一人では生み出せないもののように思う。個人という単位を超えなければ到達できない一般性なんだと思う。

ついでながら、彼のホームページは、こちらから。孤軍奮闘の様子がうかがえる。
http://homepage3.nifty.com/t-yoshimatsu/
Posted by くまえもん at 2004年10月11日 11:46


コシミハル

2004-10-09 02:07:47 | ノンジャンル
まわるまわる、三角木馬♪
じゃなくって!
♪回転木馬~
そのときだけ楽しければそれで良い~



いえね、よそのBBSでコシミハルの話が出てね、懐かしいなぁとか思ってさ。
ちょこっとファンのようなそんな時期もあった。
とはいえ、コシミハルのCDは何ともへたっぴ~な「パスピエ」しか持ってないんですがね。
http://www.daisyworld.co.jp/artists/miharu.html

コシミハル。
デビュー曲出す前に、彼女の家で弾いてもらったことがあるんですよ。感想は、何だティー フォー トゥーの焼き直しじゃんってなもんだったんだけど、なんか精一杯背伸びしてる女の子って感じが、ほっぺをつねってやりたい様な、売れると良いねなんて気分にさせてくれる、そんな子だったなぁ。

なんで、彼女の家でってか?
種明かしするとね、彼女のお父さんが当時読●響のファゴット奏者をやっててね、うちの学生オーケストラの木管パートのインストラクターだったんだ。で、時たまお家にご招待されたりなんかしてたんだけどね、ある時「娘がデビューしたんで、よろしくね」なんて言われて、今度録音する曲とか何とか。きれいな子だったね。

後日都響の指揮をしに来てくれていたバイオリンの先生に、「彼女の曲ってサビの部分がまるまるパクリなのに、あんなんで売れるのかしらん?」とか、くさしたら「なにいってるの、ポピュラーなんてみんなパクリでしょ、クラシックからの」って言われて、確かにそうですよねってな話に。それを言ってしまえば、100年以上も前の蒸し返しばかりだもの。
まことにあらたしきもののなし。

でもね、確かにあの曲は売れたし。
今風の焼き直しってのは楽しいし。
楽しくもないクラシックなんてゴミの山ほどあるし。
せいぜいリサイクルしてもらわないことにはね。ははは
そう言えばこのごろ多いよね、クラシックからの焼き直し。
ファランドールとかメリーウィードーとか。

ちなみに、お父さんのチ●コはファゴット並みの見事なものでありました。
でも、とっても紳士なノンケなの。

♪そうよそうよ、恋なんて
まわるまわる、回転木馬♪
そのときだけ楽しければそれで良い~


この記事へのコメント
今日、ボビンに行ったらタイムリーに越美春の話になった。
お店の子のコメントがふるっている。
「ど~してフランスにかぶれると、みんなカタカナ書きになるのかなぁ。
あの子もそうでしょ。」
きゃはっ。たまんないです。
ほんと、なんでだろうねぇ。

ところで、この歌のタイトルがみんなしばらく思い出せなかった.
ラブ......なんだっけ?
紆余紆余曲折の後にラブ・ステップってのがやっと出てきた。
いや、どんな曲だったかサビの所意外全く思い出せなかったんで、
歌える人がいたら聞かせてよってな話になったのだ。

♪そうよそうよ、恋なんて
まわるまわる、回転木馬♪
そのときだけ楽しければそれで良い~

結局、居合わせた全員がそこしか憶えていなかったのだね。
ティー フォー トゥーの引用がなかったら、結局跡形ものこらない、
そんな歌だったんだと改めて実感。
まあね、引用のセンスは良かったって言う評価もあるとは思うのだけれど。


ほんとは、お父さんのチンコネタの続きってのもあったんだけど、
それ系の話はもう良いかなって感じ。
無理して書くことでもないのだ。
Posted by くまえもん at 2004年10月11日 05:18