くまえもんのネタ帳2

放置してたのをこちらに引っ越ししてみました。

良い男を!じゃなくて、良いお歳をぉ~!

2006-12-30 12:48:25 | ノンジャンル
「みなさん、よいおとしを~!」ってのと
「みなさん、よいおとこを~!」ってのは、言葉の響きが似てますよね。
20年ぐらい前から、僕はときどきふざけて帰りしなのどさくさ紛れに「みなさん、よいおとこを~!」とか言って、バーを出るのが楽しみだったりしたんですよね。
でも、この頃では時々、若い子たちがそんな言葉遊びを楽しんでるところに出くわすようになって、何かもうこのネタは使えないねなんて思ったのでした。
さて、それはさておき。


忙しさに取り紛れて、ついボケッとして、危うく一夜飾りにしてしまうところでした。


佐久の方では、お正月飾りの余り物でこんなのも作ってみたり。





今年は、都心のとあるところからめずらしくこんな大物をたのまれて、クリスマス飾りを作ったりする気持ちの余裕が無くなっちゃったりなんかして、妙に気ぜわしい年末を送っていました。
2mちょっとあるんですよ。
このほかに二点ほど小品も添えてね。
でもまぁ、飾り付けも一通り終わって、それなりに評判も悪くないみたいだから一安心。
ふぅ。




ところで、今年はまぁ、勢いというか、2006年から2007年にかけて
店子(みせこ)します。
店子(たなこ)じゃないのよ、念のため。
と言っても、2日間だけですけどね。
僕は、31日と1日は、無らいのお手伝いをしていますが、2日からは実家に帰っていますのでよろしくお願いします。
個人的な気分としては、くまえもんプチオフ会な感じ。
A(-_^ ;

と言うわけで、今、おせちをあつらえてるところです。
つい先ほど出来たのは、タコのマリネとスモークサーモンのケイパーあえ。
これからキンカンの甘露煮に取りかかります。
でも、普通に作ったんじゃ芸がないかなとか思って、白ワインで下味着けてからなんてどうかなとか、余計なことを考えてます。
どうしようかなぁ~。


そうだ、実家に帰るついでに、来年早々、名古屋あたりを荒らしに行こうかしらん。
ぐへへへへ

2006年
12月31日(日)
7:00~2:00
大晦日恒例・湯豆腐食べ放題(通常料金)

2007年
1月1日(月・祝日)
6:00~12:00
お正月特別営業・おろしたて・半幅の白い六尺のお年賀付き。

だそうですので、お楽しみに。

丘の上の人

2006-12-29 19:18:44 | ノンジャンル

山上憶良ではなくて、どちらかというとビートルズの"Fool On The Hill"の気分。
子どもの頃、ビートルズなんて大嫌いだった。
大人になって、ピアノで演奏してるのを聞いて、やっと良いメロディーだと思い、歌詞を見たらもっと好きになった。

Day after day alone on the hill
The man with a foolish grin is keeping perfectly still
But nobody wants to know him
They can see that he's just a fool
And he never gives an answer

But the fool on the hill
Sees the sun going down
And the eyes in his head
See the world spinning round
...............


ひがな一日 ひとりで丘にいるあの男
呆けた笑みをして すわったきり
見てのとおりのただのバカ者と
誰もそばに寄らないし
反答も しやしない

だけど丘の上のあのバカは
日が沈むのをじっと見つめて
世界が糸車のように回るのを眺めている
...............

と、まぁ、そんな歌を口ずさみながら、いわゆる一つのヒルズ族気取りで、表参道を散歩してきたのだよ。
そしてやっと、これまでなんども目の前を素通りして気がつかなかったビルを見つけた。




そしてやっと気がついた。
どうしてまた、こんなでっかい建造物を見落としていたのかを。
建物の構造自体が、まわりのケヤキの枝の張り方と同じロジックで生み出されているものだから、全く違和感なく周囲の風景にとけ込んでいて、それが一種の隠蔽効果を発揮していたのだと。

But the fool on the hill
Sees the sun going down
And the eyes in his head
See the world spinning round ???

そしてまた、同時に気がついた。
僕は、何にも見ていなかったんだと。
僕もまた、どこにでもいる不注意な人間なのだとね。

先日、伊東豊雄って言う建築家の展覧会を見に行ってきて、なんてステキな物を作れる時代になったんだろうって感心したんだけれど、このビルが表参道にあっただなんて、全く気がつかなかったという迂闊さ加減に、我ながらうんざりする。
A(^_^;

けんちく世界をめぐる10の冒険」って言う本によると、この壁面は、ケヤキの幹の形を借りて設計されてるんだそうな。
何本かのケヤキの幹のシルエットをずらして重ねることで作られた、交錯する線。
重力とのバランスをとりながら生長していくケヤキの枝の形は、そのまま建物を支える形として優れた機能を発揮すると言うこと。

なんてエレガントな発想。

But the fool on the hill
Sees the sun going down
And the eyes in his head
See the world spinning round
...............

そんなバカで居たいものだね。

当世クリスマス事情

2006-12-24 15:30:40 | ノンジャンル

海外のメーリングリストから、こんなのが送られてきた。
例年ならもっと色々飛び交ってたのに、今年は何だか地味だわぁ~。
でもいいの、気に入ったのが一つあれば。
際限もなく欲望に身をゆだねたりしないのも、ささやかな幸せを味わう秘訣よね。

Merry Christmas!

ところで、この「Christmas」を「X'mas」と省略するのはキリストを意味するChristを略すことになるので不適切な表現だ、なんて話しを20年ぐらい前にラジオで聞いたような覚えがある。
まぁ、正論なんですけど。
でもねぇ、そんなこと言ったら、この頃の若い子たちが言う、なんだっけか?
ん~と.......

ふにくり!
チガウカラ!(あ、お約束のボケですから許してね)
それは、イタリアの山でしょうが!
登山電車が出来たからって、いい気になってんじゃないわよっ!

ぺにくり!>ぼか!
それはあ~た、じょそ子のチ●コでしょうが!

へそくり!
だからぁ~.....。 ┐('~`;)┌

Web辞書の後方一致で「くり」をひくと聞いたこともない「くり」がわんさか出てくる。
けれど、大半がワケワカで、使えない。
いや、ちゃんとした日本語なんだけれど、僕たちの日常会話ではもうほとんど使われ無くなっちゃった言葉たち。
無教養な僕は、もうこんな言葉を使いこなせないかも。
いりくり、いとくり、うづくり、おつくり、かたくり、からくり、がたくり、きづくり、くづくり、げぐくり、こうくり、こそくり、こっくり.....。

そりゃぁ、僕だって昭和のオカマの端くれ、使いこなせる言葉だって混じってるけど。

話しを戻そう。

「めりくり」ですね。
去年、とあるGメソ系トップモデルさんのコメントでこんなのがあったのを思い出します。
彼曰く、「最近、クリスマスイブの過ごし方が変なことになってると思うの、クリスマスイブはキリスト様の生誕を静かに敬虔に過ごすもので、プレゼントを餌に一発やる日じゃないのよっ!」。
ごもっともですが、まぁ、そこまで言わんでもとか思ったりもするのだ。
だって、別にキリスト教徒じゃないしねぇ。

ただ、一言言わせてもらうんなら、それを言うなら、「メリクリ」じゃなくて「チチクリ」でしょ?




パパは何でも知っている

2006-12-22 19:45:58 | ノンジャンル

僕がまだほんの子どもの頃、こんなタイトルのTV番組があった。
「パパは何でも知っている」
アメリカのちょっとリッチな家族のドラマなんだけど、子供心にも素敵なタイトルだと思ってたっけ。

「パパは何でも知っている」
なんて誇らしい言葉。
子どもの頃、父親というのは、確かにそんな存在だった。

太陽は、実際には燃えているのではないとか、台風のあと決まって晴れるのは強い低気圧のまわりが相対的に高気圧になりやすいからだとか、聞けばたいていのことは答えてくれた。

もちろん、そんな父にも答えられないことはあった。
例えば、良く晴れた日の三日月。
反対側の輪郭が光ってるのは、月の高い山脈が太陽の光で光ってるんだとか教えてくれる。
月の山脈が最後の夕日を浴びて輝いてるのが、地球からでも見えているんだと。
あぁ、なんて果てしない物語。

でも、その金色の点線の内側が、どうして明るい水色に光っているのかまでは答えてくれなかった。
父でさえも知らないことが、この世の中にはあると言うこと。
父でさえ、絶対の存在ではいられなくて、計り知れない多様な現象が常に身近に存在していると言うこと。

大人になってから、それも比較的最近になってから、偶然その水色の月の正体を知った。
何と、地球からの反射光が月の影の部分を照らしていて、あの透明な浅葱色の輝きをもう一度地球に返してくれているのだと。 
何を今さらと思う人も多いかも知れない。
物を知らない僕は、おかげでいまだに退屈する暇がない。


そんなわけで、今でも世界の隅々に、計り知れない不思議が充ち満ちているのを感じ取ることが出来る。

話しを戻そう。
TVドラマの「パパは何でも知っている」で、一つだけ今でも記憶に残っている話しがある。





そのドラマの一家が、クリスマスの休暇で山の別荘に遊びに行ったのは良いけれど、ドカ雪のせいで街に戻れなくなり、そのまま別荘でクリスマスを迎えることになってしまった。
街の暮らしでの、華やかなパーティーは、すべてキャンセル。
はじめはみんな落胆するが、ママが子どもの頃のクリスマスを思い出して、懐かしいクリスマスツリーを作ってみんなで祝おうと言い出す。


小枝や木の実で、ドアを飾り。


モミの木には砂糖菓子や小さなリンゴや麦わらで作った星をぶら下げて、クリスマスツリーを飾った。
それは、喧噪にまみれた都会のともすると豪奢に過ぎるクリスマスツリーとは違った、静かな美しさに包まれていた。


そして、子ども達はパパとママの子どもの頃の話しを神話の1ページかのように聞き入って、一家は友人や親戚への応対に追われない、静かな雪のクリスマスをじっくりと味わうのだった。
と、まぁ、そんな話しだったと思う。

今でも、クリスマスの飾りを作る時、その番組のことを思い出す。

クリスマスイブよ、静かな夜であれよかし。

ぐぽっ、ぬぷっ!あっ、いっちゃ...ウッ!!

2006-12-17 10:16:00 | ノンジャンル

ぐぽぐぽっ!


ぬぷっ!


あぁっ!、だめっ!
行っちゃウッ!!

と、まぁ、コハクチョウの観察に行ってきましたです。
田亀源五郎先生風の擬音なんか使ってみちゃいました。
タイトルを見て、おかずにしようと思った人には、ゴメンナサイ!
m(_"_)m

写真は、コハクチョウが泥の中に頭を突っ込んで、おそらく水草の根っこや冬眠中の水棲昆虫、貝なんかを食べてる様子です。


場所は、茨城県自然博物館の横にある菅生沼って所です。
都内から1時間足らずの所で、コハクチョウの群れが見られるんですよ。
この日は150羽来てました。

って、メインは、白鳥ウォッチングじゃなくて、博物館の企画展を見に来たんですけどね。


こんなかわいい展示も見られるんですよ。
そう、タヌキの顔にくっついた草のタネとか。
A(^_^;


あと、博物館の中で、足湯にも入れるんですよ!


とは言っても、胡桃の足湯。
でもね、ゴロゴロ、グリグリと、意外に気持ちが良いんです。
あはは


あ、話しを戻しましょう。
でね、このコハクチョウ、若鳥にしちゃあなんか変だなぁって思って見てたら、なりふり構わずにドロンコに顔突っ込んで汚れてただけだったんですね。


ちゃんと顔を洗ったのがこちら。
でも、泥パックの跡が残ってますね。