くまえもんのネタ帳2

放置してたのをこちらに引っ越ししてみました。

鳶と熊手と篭狂い

2006-12-01 13:37:38 | ノンジャンル

このところ、篭をいくつか編んで過ごしてます。
これは、雲竜柳の小枝1本だけで編んだもの。
本人は、一種のゲーム性を楽しみながら作ってるんですよ。
ゲーム?
そう。
かたくなに、枝1本だけで篭に仕上げるというゲーム。
編み方は、乱れ編みとでも呼べばいいかな。
これもまた、いくつかの基本ルールを臨機応変に組み合わせて編んでいく。
これも、枝の絡みとの相談で薦めていくので、なかなか面白い。
どんな枝を使うかで、仕上がりの形はかなり決まってくる。
だから、どれ一つとして同じ物はない。
まぁ、言ってみれば、自然の造形と遊ぶのだ。

出来た篭は、こんな風に花篭にしたり灯りにしたり、色々に遊べる。
これで一冬、楽しめる。


ところで、先日、三の酉にチョイとばかり足を伸ばして買ってきました。
例の簪型の熊手?と思ったら、何のことはない、熊手に刺す飾りのパーツを繋げただけの物でしたわいな。
ちぇっ、やられた。


んでもまぁ、これはこれで面白いので
「おばちゃん3つくんない!」
「別々に包んでくんねぇ」
「あいよ、十一月も終わりだってのに暑くて変な夜だわねぇ」
「あたしゃ昨日の雨の日にゃぁ、ストーブ焚いてたんだけど、今夜は暑いくらいだわ」
「あらまぁ、お客さん、汗かいてんじゃないのよ。」
「おうよ、おばちゃん、すごい人出だねぇ。」
「こちとら、汗っかきでいけねぇや。で、売れてるかい?」
「この人混みじゃぁ、さっぱりだわねぇ」
「まぁ、がんばんなよ。んじゃな」

ってえな会話をしたら、少しは気分も盛り上がろうというもの。
「さてと、この熊手を、贔屓の女の髪に挿してまわるか....」
そんな感じ。
A(^_^;

それはさておき、



無らいの「土方の日」で、初めて本格的な鳶職の格好をさせてもらいましたよ。
マスターが見立てて着付けてくれたんだけど、結構暑いんだよねぇ、これが。


で、仕上げにハンティングをかぶる。
ま、仕事で木に登ったり岩にしがみついたり土を掘り返したりはするけれど、こういう格好はしないねぇ。
ニッカボッカは便利かも知れないけれど。
でも、足下は地下足袋じゃなくて軽登山靴になっちゃうね、絶対。

山道ではきっと帽子も上着もとって、Tシャツ一枚だろうなぁ。
ホント汗っかきの暑がりだからさ。


久しぶりに、自分の写真を撮ってもらったりなんかして、ちょっとぎょっとするのが、表情の変化。
何かね、イヂワルなのよ、視線がさ。
嗜虐心の目覚め?
ぷ。

誰か首輪を掛けて、2丁目を引きずり回してみたいねぇ、久々に。
犬のお散歩。