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城001 天空の城 竹田城(1) (兵庫県・百名城56番)

2013-10-26 21:05:16 | 訪城記
こんにちわ、くまドンです。

 今回は、「天空の城」として人気が急上昇している竹田城(たけだじょう、兵庫県)の撮影旅行に行ってきました。
 名所江戸百景のブログの間に入れさせていただきます。
 名所江戸百景がらみの江戸城を除けば、城めぐりは、「くまドン」の初めてのブログになります。

【竹田城(たけだじょう)】 百名城56番(スタンプはJR竹田駅)、国指定史跡
 別名:虎臥城(とらふすじょう)、「天空の城」、「日本のマチュピチュ」
 分類:山城
 場所:兵庫県朝来市(あさごし)和田山町竹田字古城山169
 特徴:天守は無いが、天守台を始めとする山頂に並ぶ石垣群は見事です。
     秋から冬にかけてのよく晴れた早朝に朝霧が発生することがあり、
     近くの展望台からの雲海に包まれた城の姿や、竹田城から見下ろす風景は、まさに絶景!!!
     (ただし、雲海の発生は、その時の運任せ。)

 東京からですと、竹田城のある兵庫県までは、かなりの距離があります。
 なんとか取れた3日の休暇日で、マイカーで竹田城の往復を運転するのは、疲労が激しく無理です。
 新幹線・特急で行くことにしました。久しぶりに新幹線に乗ります。まずは出発前に駅弁の購入です。

 「名所江戸百景」を描いた広重を有名にしたのは、「東海道五十三次」でした。
 この駅弁の包み紙にある絵は、16番「由比宿」の絵の一部をカットした絵です。

 京都から山陰本線の特急に乗り換えましたが、途中の車窓から渓流が見えたり、たぬきの置き物が並ぶ駅があったりと、退屈はしませんでした。
 JR福知山駅(ふくちやまえき、京都府)で、レンタカーに乗り換えます。天気も良かったです。

 楽天トラベルのレンタカーで一番近かったのが、福知山のレンタカーで10倍ポイントキャンペーン中だったので、ついでに福知山城もと選びました。後で調べたら、JR和田山駅の近くにもレンタカーありました(結構安かった)。

 竹田駅に着く少し手前に古墳がありました。茶すり山古墳です。直径約90mの近畿地方最大の円墳だそうです。

 結構高さがありました。中段には円筒・朝顔形埴輪(はにわ)のレプリカが置いてありました。
(絵画調)

 すぐ下にある建物が古墳の学習館(入館無料)です。出土品は、近くの「古代あさご館」で展示してあります。
 左奥の山並みが、これから向かう竹田方面の山です。

 とりあえず、JR竹田駅に到着、駅の観光案内所で、百名城のスタンプの押印を済ませ、現地の情報を集めます。

 駅の暖簾(のれん)にある家紋(かもん)は、竹田城・最後の城主・赤松氏の家紋の一つ「五三桐(ごさんぎり)」です。赤松氏の家紋には、その他に「二つ引両」、「左三つ巴」があったりします。

 竹田城は、朝の雲海に浮かぶ山城の石垣の姿が美しく、人気が急上昇した城です。
 朝の雲海は天候の運任せです。こればかりは、どうにもなりません。
 とりあえず、夕方も近いので、明日の朝の撮影に備えて、軽く場所の下見です。

 まず、最初の撮影スポットは、立雲狭(りつうんきょう)です。
 立雲狭は、竹田城のある古城山(標高354m)と竹田の町の横を流れる円山川を挟んで、東にある朝来山(標高756m)の中腹にあります。

 無数の奇岩・巨岩・滝が点在する景勝渓谷であると同時に、但馬吉野とも称される山陰随一の山桜の名所です。毎年桜の開花期にあわせて立雲峡桜祭りが開催されます。この付近は、「朝来郡山県立自然公園」です。
 竹田の町から、円山川を渡り、車道を登っていくと、ホテル立雲狭(ビジネス客も可と書いてありました)の看板があります。ここを右折して、細いが舗装されている林道を登っていくと、ある程度の広さがある駐車場に着きます。
 整理すれば、100台以上駐車できる駐車場が、シーズン中の土・日には4:00に満車になっているというから凄いです。
 駐車場からも木の隙間から竹田城が見えました。正面の高い所が、天守台です。(かなりの望遠にしています。)

 石垣の上に点々といるのが人です。見ての通り平日の夕方でも観光客が結構います。

 展望台は第一から第三までありますが、一番近い第三展望台は、駐車場から登って、すぐ近くにあります。

 竹田城と展望台の間にある谷間を流れる円山川から、朝に川霧が発生して、雲海を作り出します。
 (雲海が発生するかどうかは、その時の気象条件によるので、その時の運次第ですが・・・)
 写真の左に高圧電線があります。夜間撮影の時は、注意しなければなりません。
 日が沈むまで時間が無いので、第一展望台(徒歩25分)は明日にして、他の撮影スポットに行ってみる事にしました。

 次の撮影スポットは、藤和峠(ふじわとうげ)です。ここは、竹田城を西北西から望むポイントですが、駐車できる台数が少なく、距離が遠いので、長めの望遠が欲しい場所です。朝は逆光気味になるので、どちらかと言えば、地元・ベテラン向きのポイントです。

 広角の写真ですので、分かり難いですが、右下2列目の山並みの高い所に竹田城があります。

 最後に、武田城のある山の上の駐車場まで行きます。時間も遅かったので、駐車場には入らず、林道(一方通行)のルートのみ確認で済ませました。
 下のマップの真ん中がJR竹田駅、その上が竹田城です。自動車は右上の道から登り、左の林道で下山します。
 立雲狭は、マップの左下に描かれています。藤和峠はマップ右上の道路の先にあります。

 駐車場から、入場料(2013年10月現在で300円)を払って、徒歩15分ほどで城に着きます。朝3時から入場可)
 竹田城の人気が急上昇した結果、土・日曜日は、朝早くから山上の駐車場が満車になり、不法駐車が問題となり、地域住民空の苦情が出るまでになっています。
 麓(ふもと)のの竹田の町に駐車場を作り、10月・11月の土・日・祝日は、中腹にある「山城の郷」までシャトルバスを出しているそうです(山中の所定の駐車場が満車になった場合のみ)。ルールを守りながら、楽しみましょう。

 とりあえず下見は完了で、せっかく、但馬(たじま)に来たのですから、夕食は宿の方に聞いた和田山の国道沿いにある「太田家」という店で但馬牛を食べることにしました。ここの肉は、本物の「但馬牛」だそうです。

 お店の人の勧めと「くまドン」の好みで、角切り盛り合わせ、カルビ、佃煮茶漬けの組み合わせです。

 焼いている間も、肉汁が落ちて、美味しそうです。早く焼けないかなと待つのは、楽しいものです。
 とても、やわらかい肉でした。(今回は珍しく、食べ物の写真も、撮影してきました。)

 宿は、レンタカーがありますので、和田山にあるビジネスホテル好日です。明日の朝(4時出発)に備えて、早めに就寝することにしました。
 和田山以外にも、竹田の城下町にも宿はあるようです。

 長くなりましたので、この続きは、次回にいたします。

 次回は、竹田城の2日目です。

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