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旅日記 新年あけましておめでとうございます!

2017-01-01 17:15:01 | 旅日記
謹賀新年

 こんにちわ、「くまドン」です。今年は酉(トリ)年なので、鳥の話題から始めたいと思います。
 まず、静岡県の浜名湖(はまなこ)の南に続く、遠州灘(えんしゅうなだ)の砂浜と日の出の写真からです。
 昨年・平成28年の1月~2月に静岡県に撮影に行った時の写真です。
 下の写真は浜名湖の河口に架かる浜名大橋(はまなおおはし)です。
 撮影していると、砂浜の向こう側からシギの群れ(多分ミユビシギです)がエサを探しながら、こちらに近づいてきます。
 これは、ちょうど良い!と撮影していると、その先の海上に鳥が突然現れました?
 あっという間に、その数が増えて行きました!! どこから現れたのか??
 一つ前の写真を部分拡大してみると、下の写真のように海面にウ(鵜)が沢山浮かんでいるのです・・・・!
 そうこうしている間に、ミユビシギの群れもこちらに近づいてきたので、手前に波打ち際でエサを探すシギの群れ、
 中間に波間で魚を狙うウの大群、奥に朝日を浴びる浜名大橋という、写真家にとっては、とてもうれしい写真になってしまいました・・・♪
 大群が、朝日の下に移動して、通過する瞬間です。
 写真を拡大すると、水面に浮かぶウ(鵜)の影もありますが、飛んでいる鳥にはカモメが混ざっているかも?
 波打ち際でエサを探すミユビシギも朝日を浴びていました。
 真中の三羽を縮小率を下げて、トリミングしてみました。
 野性のシギは警戒心が強いので、「くまドン」の近くは飛んで迂回しまして行きました。背景には片浜十三里(かたはまじゅうさんり)を呼ばれる海岸が続いて行きます。
 いつか話をしたいのですが、このミユビシギは、砂浜の生態系を「くまドン」に教えてくれた鳥です。
 同時に日本の砂浜が、公共工事の名目で壊されることなく、美しい姿で残る事を願います。

 今回は、これで終わりとさせていただきます。

 昨年の年末にブログを放置してしまいました・・・・。ロクでもない政治を見て、腹が立つと同時に、書くのに嫌気がさしたに加え、大量の仕事と、家の用事、年末の急用と立て続き、ほぼ何もできませんでした。
 年末に急用があり、大晦日の夜中に東京に戻りましたので、年末のあいさつもできず、いきなり、新年のあいさつになってしまいましたが、正月3日間だけのんびりできそうですので、この間だけ、本来の「くまドン旅日記」を作ります。

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旅日記 北海道・釧路川の源流下り 自然に生きるカルガモ親子

2016-08-16 22:30:07 | 旅日記
こんにちわ、「くまドン」です。

 今回は、何年か前に北海道の釧路川(くしろがわ)の源流下りの途中で見たカルガモ親子の話です。
 ちょうど、前々回の「名所江戸百景274 第97景 小奈木川五本まつ 仙台堀川親水公園のカルガモ親子」で都会の天敵のいない公園に生きるカルガモ親子の写真を見せましたので、北海道の自然の中に生きるカルガモの話をしたいと思います。
 カルガモ親子の写真は、まともに撮影できなかったので、釧路川源流のカヌー下りの写真を追加しておきます。
 同じカルガモでも、都会と自然では生き方の違うのが、わかるかと思います。

 釧路川の上流部も下流部もカヌーツアーが複数かあります。しかし、夏休前の7月ですから、カヌー下りをする客が「くまドン」一人しかおりませんでした。(いつも一人旅の寂しさを感じる瞬間でもありますが・・・)
 なんとか、1人でもOKな所を見つけて案内していただく事にしました。
 今回は、この「ペンション&アウトドアガイド アトレーユ」さんのカヌーで川下りです!
(絵画調)

 まず、スタート地点は、釧路川の源流は、弟子屈町(てしかがちょう)の屈斜路湖(くっしゃろこ)です。
 屈斜路湖の湖岸からスタートです。屈斜路湖はカルデラ湖ですので、周囲の山並みは外輪山(がいりんざん)ですし、水も湖底まで透き通って見えます。

 右奥に見える橋が、屈斜路湖から釧路川への流れ込み口です。
(絵画調)

 両岸は、木々が覆いかぶさり、北海道の自然らしさを感じます。護岸にコンクリートが見えたら、面白くありませんからね!

 川底に沈んだ倒木(とうぼく)の上を通過することもあり、楽しい川下りです。

 途中の川底からの湧水もあり、水の透明度の良さは素晴らしいです。水底の倒木もはっきり見えます。

 水底には、濃い緑や明るい緑の多様な水草が一杯です。

 カヌー下りをしていると、カヌーの左側岸にカルガモの親子がいたのですが、突然、カヌーの左前をバタバタと音を立てながら派手に通過して行きます。
 (なんだか分からない写真ですが、親カルガモが「くまドン」達の注意を惹きつけようとしている所です。)


 そのまま羽をばたつかせた状態で、カヌーの前方に移動して行きます。

 あらかじめ、カヌーの案内をしていただいた方に、野性のカモの習性を聞いていたのですが、これほど派手とは思いませんでした・・・・

 ひらすら、何百mも、この状態です。親カルガモも、自然の本能から必死なのでしょうが、・・・・
 親ガモは、いざとなれば、飛んで逃げられるので大丈夫なのですが、子ガモの方が親ガモについて行こうとして、はぐれる場合があるそうです。

 正直、野性の動物の習性、自然の姿とはいえ、「くまドン」としては、ただ、カヌーを楽しんでいるだけで、何も悪い事をしていないのに、犯人扱いされているようなものです。「何もする気は無いし、子を守る為、必死なのはわかったから、早く子カモの所に戻ってほしい・・・・」という気分でした。

 かなり長い距離の間、この姿を続けていましたが、大分離れたので、安心したのか?、この後、カルガモは横の岸に移動して、見えなくなりました。この後、親ガモは回り込んで子の所へ戻ることになります。

 「やっと、子ガモの所にもどってくれたか・・・・・」と安心すると同時に、
 自然の世界で生きる野性の世界の厳しさと、危機意識の高さを感じざるを得ませんでした。

 さて、前々回もカモ類の多くは、子育てはメス(♀)のみで、オス(♂)は子育てには参加せず、池や湖の真中で群れていると話ました。(これも、カヌーの案内していただいた方に聞いて、初めて知ったのですが)
 下の写真は、北海道の帯広(おびひろ)地方の海岸線の沼にいたカモです。

 小さいので、写真を超望遠で撮影して、さらにトリミング(画面の切り取り)すると、カモの後頭部にちょんまげ(寝ぐせ)がありますので、キンクロハジロ(金黒羽白)のオス(♂)です。

 キンクロハジロの大半は、シベリアなどの大陸で繁殖(はんしょく)しますが、その一部は北海道で繁殖しています。
 この群れの中に、頭の色が茶色の個体が1羽いましたので、ホシハジロ(星羽白)のようです。この種も北へ渡った一部が北海道で繁殖しています。

 続いて、北海道の網走(あばしり)市と小清水町(こしみずちょう)の間にある濤沸湖(とうふつこ)です。網走国定公園の一部で、ラムサール条約の登録地です。

 カモがいましたが、遠すぎるので、センターの望遠鏡を通して、撮影しました。
 写っているのは、マガモ(真鴨)のオス(♂)の群れとウ(鵜、左の黒い個体)です。

 マガモも、北海道や本州中部の山地では少数が繁殖します。

 カモ類のメス(♀)は下の写真のような草陰のある水辺で子育てしているので、滅多に見る事はできないようです。


 その他にもアオサギは多数いました。関東では留鳥ですが、北海道では普通の夏鳥です。シラサギ類は北海道では珍しいので、ニュースになるぐらいですが、最近は繁殖はしませんが、夏に観察できる個体が増えているそうです。

 北海道の夏は海岸線に行くと、セグロカモメ(北海道では夏鳥、関東では冬鳥)が多数いて、なんだか、冬の葛西臨海公園の水鳥が、引っ越してきたような風景です・・・・(汗)
 (北海道だけで見られるタンチョウやオジロワシなどの鳥もいますが、今回は冬の関東でも見れる水鳥だけです)

 これだけだと、寂しいので、すぐ近くの湖畔にいた馬の写真もいれておきます。
(絵画調)

 同じ濤沸湖の海岸側の小清水原生花園のユリの写真は以前のブログにあります。

(1)前々回と前回のブログです。
 「名所江戸百景274 第97景 小奈木川五本まつ 仙台堀川親水公園のカルガモ親子」
 「名所江戸百景275 第70景 中川口 旧中川の灯篭流し」

(2)以前、作成した北海道のブログです。
 「旅日記 初夏の北海道」
 「城002 鳥取神社 (北海道・釧路市、模擬天守)」
 「旅日記 初夏の北海道」

 北海道は、カヌーツアーも盛んで、時にはカヌーと自然保護、漁業との間に生じる問題を教えてもらう事もありました。この問題に関して、北海道旅行した場所は、上手に両立させている方でした。そうなると、問題となるのは、旅行者側のマナーや一部の利益目的の犯罪(花の盗掘や密猟など)の防止となります。このブログを見て、北海道へ旅行する人がいるならば、良い人である事を祈ります。
 今回のブログを作った後に、なんとなく気になったので、追記しておきます。

 今回はこれで終了とさせていただきます。
 都会と野性のカルガモ親子の対比で載せました。次回の話は東京に戻ります。

 お盆に作成した旧中川の灯篭流し(とうろながし)のブログを作成中に、昨年の北海道へ行くフェリー「サンフラワー大雪」の事故を思い出しました。フェリーは今年の春には復帰して、通常通り運行しているようです。
 今年は、家庭の都合により、春休み(GW)や夏休みの長期休暇は、遠くへ旅行に行くこともなかったので、北海道や東北地にも行く事もありませんでした。
 今回の北海道のブログをもって、鎮魂とさせていただきます。

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旅日記025 日本の秘境? 桶ヶ谷沼の野鳥

2016-02-28 23:50:06 | 旅日記
こんにちわ、「くまドン」です。

 2月にも静岡県へ旅行してきましたので、今回は静岡県・盤田市(いわたし)にある桶ヶ谷沼(おけがやぬま)の話です。
 この日は、午前中は曇りでしたので、風景写真には向かないな~と思いつつ、国道1号を移動していると、何故かこの付近だけ晴れ間が見えてきました。地図を見ると、近くに桶ヶ谷沼という沼がありました。よく知らないかったのですが、寄ってみる事にしました。
 行ってみると、沼の入口に下の写真のような立派な「桶ヶ谷沼ビジターセンター(平成16年開館)」がありました。

 中に入ってみると、色々な展示があり、この付近は、トンボや野鳥などで有名な場所あることが分かりました。
 さらに、「知らぬが仏」というか・・・・家に帰って調べてみると、この桶ヶ谷沼は「日本の秘境100選」の一つでした!
 国道1号バイパスの近くにあるは、工場も近くにあるはで、全くそんな事は考えていませんでしたから、
 「この沼は秘境だったのか?・・・・・(汗)」という状態です。

【日本の秘境100選 (平成元年)】
 JTBが雑誌「旅」が創刊750号目の記念に開いたシンポジウムで、「いま 日本の秘境100選」として選定されたものです。選定者は、岡田喜秋、C・W・ニコル、立松和平、辺見じゅん、椎名誠の5人だそうです。

 そんな事はつゆ知らず、東京付近では、あまり見れないヨシガモやトモエガモも見れるかもしれないということで、天気も回復してきたので、軽い気持ちでサンダルのままで、少し散策してみることにしました。
 散策路の池の入口付近から沼を見ると、棒杭の上にアオサギ(留鳥)1羽とコガモ(冬鳥)の群れが羽を休めていました。コガモの方は全羽・お休み中です。沼の中心の方には、鳥の姿は見えません。


(1)さて、桶ヶ谷沼は流入する河川が全く無いのですが、湧水が豊富で、水が枯渇してしまう事は無いそうです。水源は、すぐ東を流れる太田川(おおたがわ)からの湧水と考えられます。沼の北東側にある鶴ヶ池も同様の環境です。
 この為、昔の桶ヶ谷沼の周囲は水田が広がり、沼自体も農業用の水源として使われてきました。のんびりとした時代の頃の話です。

 木道の散策路から、通常の山道になりましたが、サンダルでも歩けるので、さらに行くと、観察小屋がありました。


 現在でも「トンボの楽園」として有名であり、絶滅が危惧されているベッコウトンボ(鼈甲蜻蛉)が生息している貴重な環境です。(この為、野生動植物保護地区の特別区域もあり、沼の生物の採取は禁止です!
 桶ヶ谷沼の水面はヨシやマコモが多く、水面の見える所は少ないですが、これが、多くの生物が住める環境を作りだしています。

 観察小屋は高い所にあるので、見晴らしは良いのですが、沼の真中付近にカモの姿はいないなと思っていると、右側からカモらしき鳥が泳いできます。


(2)高度成長期(1950年代~60年代)になると、工業が盛んになり、工業用地の必要性から沼の近くまで開発が進んできました。
 産業の発達と裏腹に大気汚染・工場排水などの公害問題が悪化して、大きな社会問題となっていった時代です。
 この時代は、まだまだ政府は産業・経済の発達を優先していた時代で、政治・産業側と被害者・市民団体側で、大きな争いが発生していた時代です。

 沼の右側から、マガモ(冬鳥)が池の横断するように泳いでいてきました。


(3)1970年(昭和45年)頃になると、自然保護の運動も高まりを見せます。
 ちょうど、この頃、産業用地の造成の為、桶ヶ谷沼の埋め立てが計画されてしまう所まで開発進んでいきました。
 ここで、桶ヶ谷沼とその周囲の自然を保護しようとする者や自然保護団体が反発。
 開発推進側と自然保護側で「開発を進めて経済活動に貢献させるか、沼を保護し貴重な自然を存続させるか」の話し合いが長期にわたって何度も行われたが、両者の意見がまとまることは無く、話は並行線をたどります。
 この当時の政治側は、環境保護よりも産業優先で、環境保護に対する理解が薄かったので、1970年代頃が、自然保護の市民団体の活動が激しかった(困難だった)時代ともいえます。
 現在の環境省の前身である環境庁ができたのも、1971年(昭和46年)です。

 沼の対岸を見ると、結構な数のカモがいます。ほとんどマガモのようです。


(4)時代が進むにつれて、自然保護の考えが世間一般に広がっていくことにより、沼を保護する市民運動が活発化し、政治(国・地方自治体)や産業界も、住民の意向を反映して、自然保護を考慮する必要に生じてきます。
 結果として、桶ヶ谷沼とその周辺区域の自然を保護する方針にほぼ固まることになります。
 1985年(昭和60年)に、環境庁が盤田市をアメニティタウンモデル地区として指定します。

【アメニティ・タウンとは】
 アメニティ(英語:amenity)は、快適性、快適な環境、魅力ある環境などを意味します。
 自然や施設,歴史等環境を構成する要素が,互いに他を活かし合うようなバランスのとれた状態で存在し,人間との間に真の調和が保たれていることで,地域の住民が健康で文化的な生活を営むための快適な環境が備えられている街を言うそうです。
 この当時は、よく出てきた言葉ですが、アメニティという言葉自体、20年経っても、よくわかりませんです・・・・・

 良く見ると、沼の真中にはカモはおらず、周辺の枯れ草の近くに一杯いるのです。
 たまたま、近くを他の人が通過したのか、池の端から真中にカモの群れが一斉に移動を始めました。


(5)平成の時代になる頃には、自然保護の考えが強くなりましたから、行政側も対応の必要性に迫られます。
 1989年(平成2年)から、静岡県が桶ヶ谷沼とその周辺区域の自然を保護すべく、沼周辺の土地を買収し始め、大部分の土地が県有地となりました。
 1991年(平成4年)には沼とその周辺区域を県の自然環境保全地域に指定されます。
 さらに絶滅が危惧されているベッコウトンボへ人為的干渉を及ぼさないために一部の区域が野生動植物保護地区の特別区域に指定されることになります。

 「あれ!こんなにいたのか?」と思うくらい、枯れ草の陰からカモが泳いで出てきます。


 こうして、トンボの宝庫として、安全になったかと思われた桶ヶ谷沼ですが、ここで、新たな問題が発生します。
 1994年(平成7年)には900匹近くまで増えた桶ヶ谷沼のベッコウトンボ(絶滅危惧種)が、翌1995年以降は100匹前後に激減します。
 原因の第一は、ヤゴ(トンボの幼虫)の天敵でもあるアメリカザリガニが大量発生したことが原因でした。アメリカザリガニは繁殖力が強く、食欲旺盛の上、水生昆虫や水草までも大量に捕食するので、各地の生態系を破壊する元凶になっています。
 その他にものタマジャクシ(ウシガエルオ・外来種)やミシシッピーアカミミガメ、ブラックバスを始めとする外来魚が生息するようになったことが、ヤゴなどの水生昆虫が減少する要因となっています。
 トンボの数を復活させようとしている人達のブログを見ると、大変な労力が必要とわかります。
 前回のブログの井の頭池でも同様な問題がありましたが、壊れた生態系を戻すのは大変な手間がかかります。
 ペットとして飼育していた動物を勝手に放流するような行為が、一番問題のある行為だとおもいますので、
 無責任な放流や捨てるような行為は止めて、最後まで責任を持って欲しいです。


 撮影したのを拡大してみましたが、確認する限りでは、マガモだけのようです。

 軽い気持ちで散策路に入ったので、サンダルのままでしたから、この先の散策路は水たまりもあるので、引き返すことにしました。残念ながら、トモエガモやヨシガモには出会えませんでした。

 初めての場所ですので、何も知らずに沼の行きの散策路でモズ(百舌鳥、留鳥)を見かけましたが、結局、撮影できずあきらめました。
 (「くまドン」は、野鳥はほとんど素人(しろうと)なので、木にいる野鳥は飛ぶまで、そこにいる事自体、気がつきません。)
 戻りの帰り道で同じ場所に行くと、またモズがいました。やっぱり、近くに行くまで気がつかず、30m離れた木に降りましたので、なんとか撮影できました。
 ところが、頭のすぐ上(数mぐらい)で鳴き声がします。上を見たら下の写真のモズがいました。


 ここで、「くまドン」は、ふと変なことに気がつきました?
 「モズは縄張りを作るのにはずなのに、なぜ、同じ場所にモズが2羽いるのか?」
 最初に撮影した1匹目のモズ(写真の左下)と2匹目のモズ(写真の右下)を見比べてみると、微妙に違います。

 左のモズの方が、右のモズより、目の後方にある黒線が薄く、短く感じます。そうすると、右がオス(♂)で、左がメス(♀)でしょうか?(オスのようにも見えるし、距離が遠かったのと、露出がオーバー気味の為、判定しにくいです。)
 モズの繁殖期は2月~8月なので、つがい(ペア)の可能性はあります。江戸川区の葛西臨海公園でもモズを見かけましたが、なぜか、モズは人が通る場所に縄張りの中心にしているような気がします?・・・・・・不思議です???

 帰り道で、カイツブリ(留鳥)も見かけました。


 この付近は、猛禽類のモズが近くにいるのに、結構、小鳥類を多く見かけます。
 次は、カワセミ(翡翠、留鳥)も飛んできて、わずか20m程近くで撮影できて、ラッキー(幸運)でした。

 その他にも、メジロや小鳥類が飛んできて、結構色々な種類を見る事ができました。

 帰り際の最後に飛んできたのは、下の写真の鳥です。
 すぐ上の木の高い所に降りて、やけによく鳴く鳥なので、超望遠ズーム最大で撮影して見た所・・・・・

 これは、どう見ても、ツグミ(冬鳥)のようです。ツグミは、冬になると鳴かなくなって、口をつぐむ為、「ツグミ」と言う名前になったという説があります。それでも、「くまドン」は過去に2回程、冬にツグミの鳴き声を聞いたことがありますが、鳴いても、1回か2回程度で、こんなに連続的に長い時間鳴いているツグミを見た事はありませんでした!
 (今年は暖かいので、季節を間違えているのではないか?と思わず考えてしまいました・・・・・)

 春が近付くと、桶ヶ谷沼は菜の花で黄色の花畑になるそうです。

 今回の桶ヶ谷沼の話に限らず、経済成長の歪み(ひずみ)から発生した公害や開発による自然破壊に対して、昭和から平成の現在に至るまでの時代に、環境保護・自然保護の考えは一部の市民団体から一般の人達へ広がり、最後は政治すらをも巻き込んんで、大きな潮流(ちょうりゅう)となって行きました。

 こうして発展してきた日本の環境保護・自然保護ですが、現在(平成28年)において、大きな問題に突き当たっていると思います。あまり、「旅日記」カテゴリでは厳しい話をしたくないので、この話は、次回から話をさせていただきます。

 今回は、これで終わりとさせていただきます。

 そろそろ花粉症の季節になりましたので、外出せずに自宅にいる時間が長くなりそうです。
 葛西臨海公園は、海側の菜の花畑はかなり満開の状態です。次回は、葛西臨海公園の話の予定です。

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旅日記024 イソヒヨドリと「眠り猫」の世界

2016-02-18 12:25:58 | 旅日記
こんにちわ、「くまドン」です。

 静岡県・焼津市(やいづし)の大井川(おおいがわ)河口にある野鳥園の続きになりますが、
 大井川河口から、北へ移動した所にある海岸です。
 海岸がテトラボットに埋め尽くされていて、風景写真には向きませんが、富士山が見えていました。

 富士山を撮影していると、すぐ近く(2m~3m)にイソヒヨドリのメス(♀)が飛んできました。
 それでも、小さいので、画像はトリミング(画面の切取)です。

 イソヒヨドリは、のんびりしているので、「くまドン」でも撮影可能なのですが・・・・

 下の写真が、広角にした写真ですが、左下の赤マル(○)の所がイソヒヨドリです。そして、右の青マル(○)の所に猫が4匹もいます・・・・

 下の写真が猫のいる所をトリミングして、拡大した部分ですが、海沿いは魚などのエサが豊富なのか?全匹丸々と太っていて、3匹は鳥には無関心で日向ぼっこ中。残りの1匹も「ニャー」と何度も泣きながら、鳥の方を見ているのですが、全く動く気がないようです。

 この後、ハクセキレイが飛んできても、一定の距離さえ離れていれば、近くに猫がいても、気にしていない様子で、
 なにか、日光東照宮にあった「眠り猫」の世界を思い出してしまいしました。
 (さすがに猫の上にスズメがとまるという所までいきませんが・・・)

 今回は、これで終わりとさせていただきます。


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旅日記023 大井川河口の野鳥公園、そしてネコ?!

2016-02-14 22:40:44 | 旅日記
こんにちわ、「くまドン」です。

 今週は不在の為、「松代城(2)・・・・」のブログが進みません。
 今回と次回はも、間をつなぐ為に、1月の静岡旅行の風景からです。鳥と猫の話です。

 下の写真は静岡県・焼津市(やいづし)の大井川(おおいがわ)河口にある野鳥園です。
 観察用の小屋があったので、昼間ですが、野鳥がいないか?と見てみました。

 観察小屋の窓から右の池を見ると富士山が見えるので景観は良いようですが、水鳥は見えません・・・・

 少し遠いのですが、左の方の池を見てみましたが、肉眼では何もいないように見えます。

 コンパクトカメラを超望遠にして見ると、カモがいました!

 日の当っている奥の方のカモを見ると、どうやらカルガモ(留鳥)のようですね。

 次に、手前のカモも移動して日が当たる位置にくると、頭が緑色のマガモ(冬鳥)でしたね。
 この後の写真はトリミング(画像の切取)して、縮小率を抑えています。

 右の池も1羽もいないと思ったら、小さなカイツブリ(留鳥)や、

 少しさびしい数ですが、ホシハジロ(冬鳥)が1羽だけでてきました。

 さらに、静かにしていると、小さな小鳥も飛んでくるようになりました。なかなか思うように撮影できませんでしたが、
やっと、撮影できたのが、下の写真のツグミ?(冬鳥)です。


 ここまでは、普通の野鳥園なのですが、ツグミが飛び去った後に、さらに見ていると、下の写真の猫が低い姿勢で、
 「ぬき足さし足」で歩いている姿が見えました。

 なにするのかな?と思ったら、「くまどん」は気がつきませんでしたが、下の写真の木の下にムクドリらしき小鳥が10羽以上いて、それを狙っていたようです・・・・・・・・(汗)
 でも、結局、飛びついた瞬間に全部逃げられて、1羽も取れませんでした・・・・・。ふてくされて、木の下で、のんびりしている猫の姿です。

 撮影を終えて、観察小屋を去ると猫の鳴き声が聞こえましたので、振り向くと、別の猫がいました。

 毛がふさふさした猫ですが、夜明け前に、この雰囲気で懐中電灯の光を当てると・・・・・・

 (怪談が嫌いな人はごめんなさい)


 大井川の海にも野鳥がいましたが、こちらの写真はまたの機会とさせていただきます。

 今回は、これで終わりとさせていただきます。


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