こんにちわ、「くまドン」です。
今回は、新宿(しんじゅく)西口の超高層ビル群と桜の風景撮影から始まります。
ブログが間に合わず、東京の桜は散ってしまいましたが、撮影日は一昨年・平成24年4月上旬です。
下の写真は、東京モード学園コクーンタワーです。とても目立つ曲線の建物です。
新宿西口を西に向かって行くと、東京都庁の第一本庁舎があります。左奥に見えるのが第二本庁舎です。
都庁を過ぎ、西新宿の超高層ビル群の西端に「新宿中央公園」と呼ばれる大きな公園があります。以前は淀橋浄水場であった所を、新宿副都心計画により昭和43年に都立公園として開園しました。
地図は右が北です。東京都の第一庁舎は地図の下(東)側です。公園の右上(西北)側にある紫色の部分に熊野神社(くまのじんじゃ)があります。「こんな所に神社が?」と思いますが、江戸時代の頃の新宿中央公園の場所は熊野神社の敷地内でした。
【熊野神社(くまのじんじゃ)】
室町時代に、紀州(きしゅう、現在の和歌山県)出身の鈴木九郎(すずきくろう)という商人が、現在の新宿西部から中野方面の開拓・商売で成功して、中野長者(なかのちょうじゃ)と呼ばれるようになったそうです。
この鈴木九郎が故郷・紀州の熊野十二所権現を祀った神社を自身の開拓地に建立したのが、新宿の熊野神社の始まりと伝えられます。江戸時代は、熊野神社は熊野十二所権現社と呼ばれ、この付近の地名は、十二社(じゅうにそう)と呼ばれていました。
現在の熊野神社の西側を通る道路の先には、十二社池(じゅうにそういけ)と呼ばれる大小2つの池があったそうです。2代将軍・秀忠(ひだただ)の慶長年間に、田畑の溜池(ためいけ、用水池)として造られました。
また、「熊野の滝」と「萩の滝」などと呼ばれる滝があったそうです。
こちらは、玉川上水の一部を神田上水の水量不足を補う為に造られた神田上水助水堀が、熊野神社の東側で落ちるところにできたものです。
現在の新宿中央公園にも場所は異なりますが、「新宿ナイアガラの滝」と「新宿白糸の滝」の人工滝があります。
8代・吉宗(よしむね)の享保年間に、鷹狩り(たかがり)の際に熊野神社に参拝したという記録も残り、池や滝もある十二社の地は江戸近郊の景勝地となり、料亭や茶屋が立ち並び、観光地として繁盛していました。
下の絵は、広重の名所江戸百景「第50景 角筈熊野十二社俗称十二そう」(夏景)です。
絵は熊野神社のある方から西北にある十二社池の大池を俯瞰(ふかん、上から下を見下ろす)した風景です。
遠景が白い霞(かすみ)と黒い影で描く事により、遠景をぼかして、遠近感を表現しています。
池の周りにある料亭や茶屋、観光を楽しむ人が描かれていて、名所江戸百景らしい雰囲気を出しています。
明治時代になると、滝は東京都水道局の浄水場である淀橋浄水場(明治25年着工、明治31年通水)の造成により姿を消していきます。
残った十二社池も、大正12年の関東大震災後に西新宿周辺が宅地化していくに従い、水質が悪化していき、昭和になると埋立てられていきます。昭和20年頃には小池は姿を消し、昭和35年に淀橋浄水場の移転先である東村山浄水場が完成すると、昭和40年の淀橋浄水場の停止と新宿副都心計画が決まると、大池も埋め立てられ姿を消して行きました。現在では、熊野神社境内にある池があるのみです。
池の横に「こひづか」と刻まれた石碑があります。昭和16年に十二社池の小池の水質が悪化して、鯉が大量死した時に建てられた石碑を遷したものです。
新宿中央公園の近くには高層ビルが立ち並んでいます。桜を前景に撮影です。
(絵画調)
後ろのビルは、セントラルバークタワーのビルです。この写真も雰囲気のある写真です。
しかし、公園の隣には東京都庁の第一庁舎ビルが建っていますので、桜と合わせての風景を作る事にしました。
この写真を、広重の名所江戸百景「第50景 角筈熊野十二社俗称十二そう」の景(確定・春景)とさせていただきます。
(このプログは、名所江戸百景の現代版である「くまドン版」を作ることを第一目標としています。)
「くまドン版の景」も決まりましたので、東京都庁の第一庁舎の展望台に登り、夕日の時間をのんびり待ちます。
春は霞みがかかり遠景がはっきりしないのですが、一昨年の平成24年は例年より一週間も遅く桜が開花しただけあり、空気の透明度が良い日が多く、この日も富士山がはっきり見える日でした。
冬とは逆に、夕日は富士山のはるか右(北)側の山並みに沈んでいきます。
日が暮れると、東京タワーもライトアップされます。
(絵画調)
この時(平成24年4月)は、まだスカイツリーの開業(平成24年5月)前で、スカイツリーのライトアップは無しです。
都庁の西側も光の海です。直下が新宿中央公園です。
(絵画調)
この頃の東京都知事は、石原新太郎(いしはらしんたろう)元知事(~平成24年10月)でした。
この時は、まさか2年余りの名所江戸百景の撮影・ブログ作成している間に、猪瀬直樹(いのせなおき)前知事、舛添要一(ますぞえよういち)知事となっていくとは思っていませんでした・・・・・・
東京都の都政が、都民の為の政治であり、健全であり、堅実であることを願います。
順番が前後しましたが、新宿都庁から撮影した前のブログは、以下の通りです。
「名所江戸百景128 第86景 四ッ谷内藤新宿(1) 都庁からの展望」
「名所江戸百景129 第86景 四ッ谷内藤新宿(2) 都庁からの夕景・夜景」
今回は、これで終了とさせていただきます。
「くまドン旅日記」のブログを見ていただきありがとうございました。
桜景の残分も終わりまして、「くまドン版」の残りの景は、1月と2月の4景と紅葉4景の合計8景となりました。
残りの景は季節外れになりますので、4月中に無理して作る必要が無くなります。ブログ作成のスピートを遅くして、余話を含めて5~6月頃には完成させたいと思います。
なお、昨年から季節に追われ、ブログ作成を止める期間がありませんでしたが、4月中はGWの連休もあり、色々あるので、「くまドン」側の都合により、コメントの書き込みを禁止させていただきます。
次回は、名所江戸百景の別の景です。(今後はスローペースになります)
日本プログ村に参加しています。良ければ、「ポチッ」応援お願いします。(携帯からは無効ですので、不要です。)
ここで、また脱線ですが、江戸百景には関係ないので、話の外に出しておきます。
(気持ちも重くなるので、作るのが遅れました・・・・・
単純に旅行気分を楽しみたい人には不要な部分ですが、個人ブログですので自由に書かせていだきます。)
色々話すと、論点が分からなくなるので、最初にまとめて言うと、
(1)都政は内政が中心で、中国や韓国との外交などは必要が無いのだから、舛添知事は国政や外交に色気を出さず、都知事として健全な都政の運営に集中して欲しい。
(2)日本から中国や韓国へのODAを廃止してください。日本の税金を中国や韓国のような身勝手な国の都合に利用されないようにして欲しい。無駄に予算を使わず、日本の技術を守って、国民の負担を削って欲しい。
こういう事を書くと、「急にどうした?」と思われるかもしれませんが、最初のあいさつのブログで
「くまドンはごく普通の一般人ですが、「反中・反韓」です。」と断っていますので、
特に「くまドン」の何かが変わった分けではありません。
中国や韓国の身勝手な言動を聞く事すらバカらしかったので、特に何も書かなかっただけです。
(国の外交としては、相手に身勝手な意見に対して、反論や日本の意見を主張をすることは必要ですが、
この「くまドン旅日記」のブログで書く内容ではなかったので無視していました。)
(1)舛添知事が過去に訪中経験が多い事から中国訪問の発言をしているが、中国の思惑に利用されるだけだから中国を相手にしないで、都政に専念して欲しいです。
3月末に、中国の駐日大使を招いて、「北京オリンピックの経験を北京市長に聞きたい」とか、「アジア大都市ネットワーク21」への北京再加盟の要請」とかの甘い発言がありましたが、
北京オリンピックは、高度成長期の中国で行われた中国初のオリンピックなので、過去に無かったインフラの整備で過大な投資が行われています。この方法は経済成熟期の日本には合いません。中国の思惑や、過大な公共事業獲得の放漫経営に利用されるだけで迷惑な話です。(この部分を再考している間の昨日4/15に、「舛添知事が北京訪問する」の記事が流れてしまいましたが・・・・・・・中国の過大な接待に気を良くして、舛添知事が不要な約束しない事を願いますが・・・・)
本気でオリンピックの参考にするのなら、同じ成熟した経済国家で、同じく数十年ぶりの前回のロンドンオリンピックの方が、低予算やインフラ活用の点で、よほど参考になります。
「アジア大都市ネットワーク21」に中国の都市が参加しても、中国の思惑に利用されるだけでしょう。元々、北京が脱退したのも中国の一方的な理屈ですから、中国の政治に利用される都市が参加していない方が円滑に機能するでしょう。中国の再加盟の手伝いする必要もないでしょう。
舛添都政は始まったばかりで、マスコミが記事になるので、都政と関係無い質問を投げかけていますが、舛添知事が何でも答えるため、都政と関係ない外交関連でミスを繰り返している。
(先日も浜離宮に新迎賓館を建てるとの失言がありましたが・・・・・・これには公共事業関連の影も見えたりする)
都知事の仕事は多忙で大変なのだから、外交で成功しようなどと色気を出さずに、不要な質問には都知事の責務では無いので対応せず、甘い意見を排除して、都民の生活・経済の都政に集中して欲しいです。
中国や韓国に対しては、甘い考えを持たないようにして欲しいです。都知事選で舛添知事に投票した人の多くも、東京都政に外交は期待していないでしょう。東京都民の為の都政に専念してください!
(2)いまだに、日本から中国へのODAが続いています。平成24年度ODA白書では、年間300億年もの無償援助と技術協力(無償のため返済なしで贈与と同じ)が行われています。平成19年を最後に中国への円借款(有償なので返済あり)は終了しています。
日本の尖閣諸島に散々侵入してきて、日本に対して勝手なことを言っている中国に対して、ODA援助を続けている事は、まったく無駄でしょう。甘い考えでODAを続けている事自体、中国に利用されているようなものです。
マスコミが、派手に「中国からのPM2.5」と騒いでいますが、騒ぐのが好きなマスコミの特徴が問題を誤解させ、中国や韓国に利用されています。(もっとも、マスコミの中に中国や韓国のスパイがいるようなものですが・・・・)
中国の目的は、日本から大気汚染などの環境対策技術を盗んで、中国の産業に育てる事です。
この目的の為に、中国は大気汚染が悪化していると宣伝して、お人好しの日本からの大気汚染対策の技術援助を引き出そうとしていますからね。
前例としては、中国が日本の新幹線の技術協力の形で盗んで、中国独自の技術と言い張って、東南アジアなどの高速鉄道の受注で日本と競合しています。
(日本から中国への技術協力では、高速鉄道技術を他の国に輸出しない契約になっていました。中国や韓国のような国に技術を渡しても、勝手な事をしますので、日本の技術を守りながら、盗まれない事が必要です。)
おまけに、身勝手な韓国も、いつの間にか技術協力に参加して、日本から技術を盗もうとしています。
中国も韓国も反日教育で中国や韓国の国民を扇動した上に、ずうずうしく勝手な事ばかり言う国です。
このような中国や韓国に対するODAを含めた援助を続けていることが間違いでしょう。
「日本のODAが13%もの増加した」との記事がありましたが、その分、財政赤字が増えて、日本の負担が増えているのだから、予算が減らされるからというバカな論理でODAを続けるなどという事はやめて欲しい。
中国や韓国の留学生の援助(これも技術援助)も含めて、無駄な援助を無くして、予算を減らして欲しい。
PM2.5の問題について補足しておきます。
【PM2.5(微小粒子状物質)】
大気中に浮遊する微粒子のうち、粒子径が概ね2.5μm(ミクロン)以下ものを指します。
粒子の大きさにより定義されていて、特に大気汚染物に限らないことに気がついてください。
ディーゼル車の排気ガスが原因で、肺に到達するので危険と言われていますが、
タバコの煙の粒子は、0.2~0.5μmです。中国から飛んでくるの黄砂(こうさ)の粒子は0.5~5μmです。
これも、PM2.5の濃度に含まれていることに気がついてください。
つまり、PM2.5濃度の地図を見ると、黄砂の発生源のある中国が異常に高いのは当たり前で、編西風にのって移動する黄砂の濃度が表示されているような画像になっています。
(世界地図で見れば、砂漠の砂が砂嵐で舞うサハラ~中近東~中央アジア~ゴビ砂漠~黄土高原のPM2.5が異常に高いのが分かります。)
PM2.5が問題だというのであれば、砂漠地帯の近くに人は住めないでしょう。(実際は人が住んでいますが・・)
中国の黄土高原から飛んでくる黄砂は、昔からの現象で、現代の問題ではありません。
マスコミが黄砂にかすむ北京の映像を流し、盛んにPM2.5の問題を騒いでいますが、北京は春から夏にかけて黄砂で霞み、青空も見えないのは毎年の事です。最近のことではなく、産業革命以前の大昔からのことです。
中国政府のPM2.5問題に結び付けたい報道操作に、日本のマスコミが利用されているか、マスコミが話題に飛びついた結果、中国の思惑に利用されている可能性が考えられます。
さらに、中国の国内で森林伐採などによる黄土高原の砂漠化が進み、黄砂の飛ぶ量が増加していて、当然、北京や日本に到達する黄砂の量(濃度)は増加してます。この辺の誤解も、公害問題を大きく宣伝したい中国側の報道操作や、PM2.5と中国の大気汚染を結び付けて話題にしたいマスコミの報道が原因と考えられます。
環境省は、九州でPM2.5の大気中濃度が国の環境基準越えに対して、「直ちに健康被害に結びつく値ではない。ただ濃度と健康影響との関係は未解明な点が多い」と言ってますが、マスコミは大騒ぎです。
関東地方でも、昨年の秋ごろ、PM2.5の大気中濃度が高くなった事がありますが、首都圏で発生した排気ガスが原因です。それでも、日本のマスコミは、やたら中国からのPM2.5と結び付けようとしていました。
PM2.5が問題と言うのであれば、日本国内のディーゼル車の排ガス抑止と禁煙活動の方が効果があるでしょう。
黄砂と花粉が合わさる事で、人体への影響が大きくなるというのであれば、日本国内のスギ花粉が飛ばないように無駄な枝を伐採する努力の方が賢明と思います。紀元前から続く中国からの大量の黄砂を抑止するのは無駄な努力です。
(ただし、これを逆手にとっての増税や公共事業追加は、別の意味でお断りですが・・・・)
最後に、「くまドン旅日記」は、普通の人が作っている気ままな個人ブログ(本来は写真・旅行・歴史のブログ)ですが、この内容が人種差別だというのであれば、国家の教育で「反日教育」を行って、中国や韓国の国民を扇動している中国や韓国は、国家犯罪レベルの人種差別です。
こんな身勝手な中国や韓国に、日本の悪口を言われる筋合いは無いと思います。
さらに言えば、自由な日本の普通の国民のブログの発言と、国家犯罪レベル(洗脳・扇動・威し)の中国や韓国の発言を同格にされたくは無いです。
「くまドン」も、あまり政治の事は関わりたくない方なので、次回は通常に戻ります。
今回は、新宿(しんじゅく)西口の超高層ビル群と桜の風景撮影から始まります。
ブログが間に合わず、東京の桜は散ってしまいましたが、撮影日は一昨年・平成24年4月上旬です。
下の写真は、東京モード学園コクーンタワーです。とても目立つ曲線の建物です。
新宿西口を西に向かって行くと、東京都庁の第一本庁舎があります。左奥に見えるのが第二本庁舎です。
都庁を過ぎ、西新宿の超高層ビル群の西端に「新宿中央公園」と呼ばれる大きな公園があります。以前は淀橋浄水場であった所を、新宿副都心計画により昭和43年に都立公園として開園しました。
地図は右が北です。東京都の第一庁舎は地図の下(東)側です。公園の右上(西北)側にある紫色の部分に熊野神社(くまのじんじゃ)があります。「こんな所に神社が?」と思いますが、江戸時代の頃の新宿中央公園の場所は熊野神社の敷地内でした。
【熊野神社(くまのじんじゃ)】
室町時代に、紀州(きしゅう、現在の和歌山県)出身の鈴木九郎(すずきくろう)という商人が、現在の新宿西部から中野方面の開拓・商売で成功して、中野長者(なかのちょうじゃ)と呼ばれるようになったそうです。
この鈴木九郎が故郷・紀州の熊野十二所権現を祀った神社を自身の開拓地に建立したのが、新宿の熊野神社の始まりと伝えられます。江戸時代は、熊野神社は熊野十二所権現社と呼ばれ、この付近の地名は、十二社(じゅうにそう)と呼ばれていました。
現在の熊野神社の西側を通る道路の先には、十二社池(じゅうにそういけ)と呼ばれる大小2つの池があったそうです。2代将軍・秀忠(ひだただ)の慶長年間に、田畑の溜池(ためいけ、用水池)として造られました。
また、「熊野の滝」と「萩の滝」などと呼ばれる滝があったそうです。
こちらは、玉川上水の一部を神田上水の水量不足を補う為に造られた神田上水助水堀が、熊野神社の東側で落ちるところにできたものです。
現在の新宿中央公園にも場所は異なりますが、「新宿ナイアガラの滝」と「新宿白糸の滝」の人工滝があります。
8代・吉宗(よしむね)の享保年間に、鷹狩り(たかがり)の際に熊野神社に参拝したという記録も残り、池や滝もある十二社の地は江戸近郊の景勝地となり、料亭や茶屋が立ち並び、観光地として繁盛していました。
下の絵は、広重の名所江戸百景「第50景 角筈熊野十二社俗称十二そう」(夏景)です。
絵は熊野神社のある方から西北にある十二社池の大池を俯瞰(ふかん、上から下を見下ろす)した風景です。
遠景が白い霞(かすみ)と黒い影で描く事により、遠景をぼかして、遠近感を表現しています。
池の周りにある料亭や茶屋、観光を楽しむ人が描かれていて、名所江戸百景らしい雰囲気を出しています。
明治時代になると、滝は東京都水道局の浄水場である淀橋浄水場(明治25年着工、明治31年通水)の造成により姿を消していきます。
残った十二社池も、大正12年の関東大震災後に西新宿周辺が宅地化していくに従い、水質が悪化していき、昭和になると埋立てられていきます。昭和20年頃には小池は姿を消し、昭和35年に淀橋浄水場の移転先である東村山浄水場が完成すると、昭和40年の淀橋浄水場の停止と新宿副都心計画が決まると、大池も埋め立てられ姿を消して行きました。現在では、熊野神社境内にある池があるのみです。
池の横に「こひづか」と刻まれた石碑があります。昭和16年に十二社池の小池の水質が悪化して、鯉が大量死した時に建てられた石碑を遷したものです。
新宿中央公園の近くには高層ビルが立ち並んでいます。桜を前景に撮影です。
(絵画調)
後ろのビルは、セントラルバークタワーのビルです。この写真も雰囲気のある写真です。
しかし、公園の隣には東京都庁の第一庁舎ビルが建っていますので、桜と合わせての風景を作る事にしました。
この写真を、広重の名所江戸百景「第50景 角筈熊野十二社俗称十二そう」の景(確定・春景)とさせていただきます。
(このプログは、名所江戸百景の現代版である「くまドン版」を作ることを第一目標としています。)
「くまドン版の景」も決まりましたので、東京都庁の第一庁舎の展望台に登り、夕日の時間をのんびり待ちます。
春は霞みがかかり遠景がはっきりしないのですが、一昨年の平成24年は例年より一週間も遅く桜が開花しただけあり、空気の透明度が良い日が多く、この日も富士山がはっきり見える日でした。
冬とは逆に、夕日は富士山のはるか右(北)側の山並みに沈んでいきます。
日が暮れると、東京タワーもライトアップされます。
(絵画調)
この時(平成24年4月)は、まだスカイツリーの開業(平成24年5月)前で、スカイツリーのライトアップは無しです。
都庁の西側も光の海です。直下が新宿中央公園です。
(絵画調)
この頃の東京都知事は、石原新太郎(いしはらしんたろう)元知事(~平成24年10月)でした。
この時は、まさか2年余りの名所江戸百景の撮影・ブログ作成している間に、猪瀬直樹(いのせなおき)前知事、舛添要一(ますぞえよういち)知事となっていくとは思っていませんでした・・・・・・
東京都の都政が、都民の為の政治であり、健全であり、堅実であることを願います。
順番が前後しましたが、新宿都庁から撮影した前のブログは、以下の通りです。
「名所江戸百景128 第86景 四ッ谷内藤新宿(1) 都庁からの展望」
「名所江戸百景129 第86景 四ッ谷内藤新宿(2) 都庁からの夕景・夜景」
今回は、これで終了とさせていただきます。
「くまドン旅日記」のブログを見ていただきありがとうございました。
桜景の残分も終わりまして、「くまドン版」の残りの景は、1月と2月の4景と紅葉4景の合計8景となりました。
残りの景は季節外れになりますので、4月中に無理して作る必要が無くなります。ブログ作成のスピートを遅くして、余話を含めて5~6月頃には完成させたいと思います。
なお、昨年から季節に追われ、ブログ作成を止める期間がありませんでしたが、4月中はGWの連休もあり、色々あるので、「くまドン」側の都合により、コメントの書き込みを禁止させていただきます。
次回は、名所江戸百景の別の景です。(今後はスローペースになります)
日本プログ村に参加しています。良ければ、「ポチッ」応援お願いします。(携帯からは無効ですので、不要です。)
ここで、また脱線ですが、江戸百景には関係ないので、話の外に出しておきます。
(気持ちも重くなるので、作るのが遅れました・・・・・
単純に旅行気分を楽しみたい人には不要な部分ですが、個人ブログですので自由に書かせていだきます。)
色々話すと、論点が分からなくなるので、最初にまとめて言うと、
(1)都政は内政が中心で、中国や韓国との外交などは必要が無いのだから、舛添知事は国政や外交に色気を出さず、都知事として健全な都政の運営に集中して欲しい。
(2)日本から中国や韓国へのODAを廃止してください。日本の税金を中国や韓国のような身勝手な国の都合に利用されないようにして欲しい。無駄に予算を使わず、日本の技術を守って、国民の負担を削って欲しい。
こういう事を書くと、「急にどうした?」と思われるかもしれませんが、最初のあいさつのブログで
「くまドンはごく普通の一般人ですが、「反中・反韓」です。」と断っていますので、
特に「くまドン」の何かが変わった分けではありません。
中国や韓国の身勝手な言動を聞く事すらバカらしかったので、特に何も書かなかっただけです。
(国の外交としては、相手に身勝手な意見に対して、反論や日本の意見を主張をすることは必要ですが、
この「くまドン旅日記」のブログで書く内容ではなかったので無視していました。)
(1)舛添知事が過去に訪中経験が多い事から中国訪問の発言をしているが、中国の思惑に利用されるだけだから中国を相手にしないで、都政に専念して欲しいです。
3月末に、中国の駐日大使を招いて、「北京オリンピックの経験を北京市長に聞きたい」とか、「アジア大都市ネットワーク21」への北京再加盟の要請」とかの甘い発言がありましたが、
北京オリンピックは、高度成長期の中国で行われた中国初のオリンピックなので、過去に無かったインフラの整備で過大な投資が行われています。この方法は経済成熟期の日本には合いません。中国の思惑や、過大な公共事業獲得の放漫経営に利用されるだけで迷惑な話です。(この部分を再考している間の昨日4/15に、「舛添知事が北京訪問する」の記事が流れてしまいましたが・・・・・・・中国の過大な接待に気を良くして、舛添知事が不要な約束しない事を願いますが・・・・)
本気でオリンピックの参考にするのなら、同じ成熟した経済国家で、同じく数十年ぶりの前回のロンドンオリンピックの方が、低予算やインフラ活用の点で、よほど参考になります。
「アジア大都市ネットワーク21」に中国の都市が参加しても、中国の思惑に利用されるだけでしょう。元々、北京が脱退したのも中国の一方的な理屈ですから、中国の政治に利用される都市が参加していない方が円滑に機能するでしょう。中国の再加盟の手伝いする必要もないでしょう。
舛添都政は始まったばかりで、マスコミが記事になるので、都政と関係無い質問を投げかけていますが、舛添知事が何でも答えるため、都政と関係ない外交関連でミスを繰り返している。
(先日も浜離宮に新迎賓館を建てるとの失言がありましたが・・・・・・これには公共事業関連の影も見えたりする)
都知事の仕事は多忙で大変なのだから、外交で成功しようなどと色気を出さずに、不要な質問には都知事の責務では無いので対応せず、甘い意見を排除して、都民の生活・経済の都政に集中して欲しいです。
中国や韓国に対しては、甘い考えを持たないようにして欲しいです。都知事選で舛添知事に投票した人の多くも、東京都政に外交は期待していないでしょう。東京都民の為の都政に専念してください!
(2)いまだに、日本から中国へのODAが続いています。平成24年度ODA白書では、年間300億年もの無償援助と技術協力(無償のため返済なしで贈与と同じ)が行われています。平成19年を最後に中国への円借款(有償なので返済あり)は終了しています。
日本の尖閣諸島に散々侵入してきて、日本に対して勝手なことを言っている中国に対して、ODA援助を続けている事は、まったく無駄でしょう。甘い考えでODAを続けている事自体、中国に利用されているようなものです。
マスコミが、派手に「中国からのPM2.5」と騒いでいますが、騒ぐのが好きなマスコミの特徴が問題を誤解させ、中国や韓国に利用されています。(もっとも、マスコミの中に中国や韓国のスパイがいるようなものですが・・・・)
中国の目的は、日本から大気汚染などの環境対策技術を盗んで、中国の産業に育てる事です。
この目的の為に、中国は大気汚染が悪化していると宣伝して、お人好しの日本からの大気汚染対策の技術援助を引き出そうとしていますからね。
前例としては、中国が日本の新幹線の技術協力の形で盗んで、中国独自の技術と言い張って、東南アジアなどの高速鉄道の受注で日本と競合しています。
(日本から中国への技術協力では、高速鉄道技術を他の国に輸出しない契約になっていました。中国や韓国のような国に技術を渡しても、勝手な事をしますので、日本の技術を守りながら、盗まれない事が必要です。)
おまけに、身勝手な韓国も、いつの間にか技術協力に参加して、日本から技術を盗もうとしています。
中国も韓国も反日教育で中国や韓国の国民を扇動した上に、ずうずうしく勝手な事ばかり言う国です。
このような中国や韓国に対するODAを含めた援助を続けていることが間違いでしょう。
「日本のODAが13%もの増加した」との記事がありましたが、その分、財政赤字が増えて、日本の負担が増えているのだから、予算が減らされるからというバカな論理でODAを続けるなどという事はやめて欲しい。
中国や韓国の留学生の援助(これも技術援助)も含めて、無駄な援助を無くして、予算を減らして欲しい。
PM2.5の問題について補足しておきます。
【PM2.5(微小粒子状物質)】
大気中に浮遊する微粒子のうち、粒子径が概ね2.5μm(ミクロン)以下ものを指します。
粒子の大きさにより定義されていて、特に大気汚染物に限らないことに気がついてください。
ディーゼル車の排気ガスが原因で、肺に到達するので危険と言われていますが、
タバコの煙の粒子は、0.2~0.5μmです。中国から飛んでくるの黄砂(こうさ)の粒子は0.5~5μmです。
これも、PM2.5の濃度に含まれていることに気がついてください。
つまり、PM2.5濃度の地図を見ると、黄砂の発生源のある中国が異常に高いのは当たり前で、編西風にのって移動する黄砂の濃度が表示されているような画像になっています。
(世界地図で見れば、砂漠の砂が砂嵐で舞うサハラ~中近東~中央アジア~ゴビ砂漠~黄土高原のPM2.5が異常に高いのが分かります。)
PM2.5が問題だというのであれば、砂漠地帯の近くに人は住めないでしょう。(実際は人が住んでいますが・・)
中国の黄土高原から飛んでくる黄砂は、昔からの現象で、現代の問題ではありません。
マスコミが黄砂にかすむ北京の映像を流し、盛んにPM2.5の問題を騒いでいますが、北京は春から夏にかけて黄砂で霞み、青空も見えないのは毎年の事です。最近のことではなく、産業革命以前の大昔からのことです。
中国政府のPM2.5問題に結び付けたい報道操作に、日本のマスコミが利用されているか、マスコミが話題に飛びついた結果、中国の思惑に利用されている可能性が考えられます。
さらに、中国の国内で森林伐採などによる黄土高原の砂漠化が進み、黄砂の飛ぶ量が増加していて、当然、北京や日本に到達する黄砂の量(濃度)は増加してます。この辺の誤解も、公害問題を大きく宣伝したい中国側の報道操作や、PM2.5と中国の大気汚染を結び付けて話題にしたいマスコミの報道が原因と考えられます。
環境省は、九州でPM2.5の大気中濃度が国の環境基準越えに対して、「直ちに健康被害に結びつく値ではない。ただ濃度と健康影響との関係は未解明な点が多い」と言ってますが、マスコミは大騒ぎです。
関東地方でも、昨年の秋ごろ、PM2.5の大気中濃度が高くなった事がありますが、首都圏で発生した排気ガスが原因です。それでも、日本のマスコミは、やたら中国からのPM2.5と結び付けようとしていました。
PM2.5が問題と言うのであれば、日本国内のディーゼル車の排ガス抑止と禁煙活動の方が効果があるでしょう。
黄砂と花粉が合わさる事で、人体への影響が大きくなるというのであれば、日本国内のスギ花粉が飛ばないように無駄な枝を伐採する努力の方が賢明と思います。紀元前から続く中国からの大量の黄砂を抑止するのは無駄な努力です。
(ただし、これを逆手にとっての増税や公共事業追加は、別の意味でお断りですが・・・・)
最後に、「くまドン旅日記」は、普通の人が作っている気ままな個人ブログ(本来は写真・旅行・歴史のブログ)ですが、この内容が人種差別だというのであれば、国家の教育で「反日教育」を行って、中国や韓国の国民を扇動している中国や韓国は、国家犯罪レベルの人種差別です。
こんな身勝手な中国や韓国に、日本の悪口を言われる筋合いは無いと思います。
さらに言えば、自由な日本の普通の国民のブログの発言と、国家犯罪レベル(洗脳・扇動・威し)の中国や韓国の発言を同格にされたくは無いです。
「くまドン」も、あまり政治の事は関わりたくない方なので、次回は通常に戻ります。