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名所江戸百景217 冬の旧中川 イカルチドリがいました!

2015-02-27 12:25:25 | 名所江戸百景
こんにちわ、「くまドン」です。

 今回も相変わらず鳥の話ですが、前回シロチドリの話をしましたので、チドリの話を続けます。場所は、江戸川区と江東区の境にある旧中川(きゅうなかがわ)で、撮影日は昨年・平成26年2月下旬ごろですので、ほぼ1年前の話です。
 2月ですから、気温も低く、寒い日が続いていましたが、日差しは暖かい日でした。
 旧中川沿いに移動していると、多人数乗りのボート(カヌー?)を見つけました。
(絵画調)

 ちょうど河川敷に降りる所だったので、ボートの近くまで行ってみました。近づいてみると、会社名がありましたので、その会社の研修か?同好会でしょうか?

 ここで、右下の護岸に何か動いているのに気がつきました?
 上の写真では、分かりずらいので、トリミング(画像データの切取)して、2倍の大きさに拡大したのが下の写真です。

 画面の右下の護岸にチドリ(千鳥)らしき、鳥がいます。わかりますでしょうか?
 「くまドン」は正直、チドリは水のきれいな自然の川や砂浜にいる鳥と思っていたので、人工護岸の旧中川にいる事に驚きました。初見です。
 ここでカメラのズームを超望遠にして、チドリの撮影となりました。チドリは運の良い事に護岸の上の方まで登ってきてくれました。チドリは小さいので、さらにトリミングして、通常の縮小率の半分(画像の画面率は25%)にしています。
 鳥は近づくと逃げますので、距離を取って撮影します。今回も鳥は小さいので、鳥のアップ写真はトリミングです。

 チドリは小さすぎるので、ほとんど撮影をあきらめていました。「くまドン」がまともにチドリを撮影したのは、これが初めてです。コチドリ(夏鳥)ぐらいしか種類を知らなかったので、撮影後に調べてみると、「イカルチドリ」でした。

 コチドリと比較して、イカルチドリ(冬羽)は、目の所の黒い部分が細く、ひたい(額)の黒色と茶色の隙間がなく、クチバシが長く、先端で細くなっています。

 比較用に「5月の葛西臨海公園」で載せたコチドリ(夏鳥、夏羽)の写真を再度載せておきます。

 コチドリは、イカルチドリに比べて、目の周りのアイリングがはっきりしていて、目の黒い部分が太いので、判別できるかと思います。

 さて、最初に見たボートに目を向けると、漕ぎだす準備が整ったのか、全員で漕ぎ始めて、進んでいきます。

 奥に見える橋の付近が広重の名所江戸百景「第67景 逆井のわたし」が描かれた場所です。
 下の絵は、広重の名所江戸百景「第67景 逆井のわたし」(夏景)です。

 イカルチドリの方は、元いた水際に戻って行きました。 

 以外にも、護岸の水際の方にいるチドリは、河川敷の人が通る道からは全く見えない死角なのです。チドリの方も安心できる場所なのでしょうか?(・・・見えなければ安全なのか・・・???・・・・今年も旧中川の護岸に近づいたら、種類は不明でしたが、護岸にチドリがいたらしく、対岸に飛んで逃げていく姿が見れました。近づかなければ、結構のんびり歩き回っていますから、追いかけまわさないように見てください。)
 ここで、「くまドン」がふと疑問に思ったのは、「チドリが食べる物が無さそうな人工護岸で、何をエサにしているのだろうか?」という事です。エサになりそうな無いのですが・・・???

【イカルチドリ】
 関東付近では留鳥、北日本に生息する個体は冬は温暖な土地に移動する。
 河川の中流・上流域に多く生息し、河原や中洲の礫地で繁殖する。海岸や干潟で観察される事は少ない。
 エサは動物食で、水辺を歩きながら、昆虫類、節足動物、ミミズなどを探して食べる。

 撮影した旧中川付近は荒川放水路の河口から、わずか2kmしか離れていない下流域です。
 イカルチドリを旧中川で見たのは平成26年2月に20年ぶり2回の降った大雪(積雪20cm越え)の一週間後ですから、大雪で中流域から退避してきたのかな?と思いましたが、このイカルチドリは雪には強いらしいです。
 答えを見つけるとしたら、潮の干満で干潟の生じる荒川放水路側に答えを求めるべきでしょうか?
 下の写真は、荒川放水路の小松川側の干潟の様子です。干潮の時間帯は、川沿いに干潟が長く現れます。
 正面の橋は、首都高7号線の橋です。その橋桁の左側にタワーホール船堀も見えています。

 写真で川の中に白く点々と見えるのはカモメです。その他にもサギ類やシギ・チドリらしき小さい鳥がエサを探す姿も見る事ができます。ただし、イカルチドリは、ゴカイやカニを食べるのだろうか疑問です・・・??
 満潮の時間帯になると、水深が深くなるので、旧中川に羽を休めにきます。旧中川付近は海抜0m地帯の為、洪水対策として水位を干潮位(A.P.)-1mに低く固定しているので、水位が安定しています。
 ドブ川だった旧中川が、チドリが生息できるまで環境が改善したことが、「くまドン」には驚きであり、喜べる話でした。

 今回は、これで終了とさせていただきます。
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名所江戸百景216 冬の葛西臨海公園(5) シギ・チドリの群れ

2015-02-20 12:25:14 | 名所江戸百景
こんにちわ、「くまドン」です。

 今回も、冬の葛西臨海公園の続きです。
 葛西臨海公園には、人工のなぎさが二つあります。東なぎさと西なぎさですが、西なぎさは人が砂浜で遊ぶことを前提に作られているので、昼間は橋を渡って、西なぎさに行く事ができます。
 下の写真は西なぎさの東側にある石積み堤防から、西なぎさの内側を眺めた風景です。これでも十分な数の鳥がいますが・・・

 東なぎさは、鳥類保護を目的に作られているので、進入禁止区域です。人が入らないので、安心できるのか、人がいる西なぎさに比べて、種類も数も多く見る事ができます。
 西なぎさの堤防から東なぎさの方を見ると、スズガモの大群がいます。相変わらず、すごい数ですね!
 手前は西なぎさと東なぎさを分ける水路で、後方は東京ディズニーランドのホテル群です。

 撮影した1月頃は1万数千羽程いたそうですが、2月には、ついに3万羽前後にまで増えたそうです。
 画面の一部を超望遠でアップにすると、

 さらに、画面の一部をトリミング(画像の切取)をすると、

 スズガモは昼間は寝ている個体が多く、頭が黒くて小さく出ていて、胴体部が白がスズガモ(♂)、胴体部が御下茶色がスズガモ(♀)になります。よく見ると、首の長いカンムリカイツブリが混ざっています。

 ここで、手前の東なぎさの石積み堤防の上に小さな鳥が群れているのに気がつきました。
 ハマシギ(冬鳥)の群れのようです。この時は満潮の時間帯で、エサを探す干潟(ひがた)もありませんので、堤防の上で休んでいます。

 よく見ると、堤防の下の水面近くにもハマシギが数羽いて、盛んにエサを探しています。
 上の写真の右側に一羽のシギが飛んでいる所を下の写真のようにトリミング(画像の切取)すると、ハマシギではなく、ちどり(千鳥)でした? ハマシギと同じぐらいの大きさですが、目の所や首の回りに黒い線があるので容易にハマシギとチドリの見分けがつきます。(さすがにここまで小さく切り取ると画面の解像度は落ちます)

 「くまドン」は鳥は素人(しろうと)ですから、撮影時は夏に撮影したコチドリが越冬しているのか?思いましたが、コチドリは夏鳥で不正解でした。
 日本のチドリ(千鳥)の代表的な4種は以下の通りです。(大雑把な内容ですので、例外もあります)
(1)コチドリ (関東では夏鳥、西日本の暖地で留鳥、南西諸島では冬鳥)
(2)イカルチドリ (関東では留鳥、北海道の一部で夏鳥、南西諸島では冬鳥)
(3)メダイチドリ (旅鳥)
(4)シロチドリ (関東では留鳥、北日本では夏鳥、南西諸島では冬鳥)
 目の所の黒線と額の模様、首周りの白線が輪状になっていて、その下の黒線が前のノド部分で切れていることから、シロチドリ(留鳥)のようです。
 今度は写真の左隅をトリミングすると、ハマシギの群れの中にかなりの数のチドリが混ざっています・・・・?

 上の写真の左隅にいる3羽は頭が赤茶色になっているので、別種か?と思いましたが、シロチドリ(♂)の夏羽は頭の上部が赤茶色で、1月の時点で夏羽になっていました。

 下の絵は、広重の名所江戸百景「第96景 堀江ねこざね」(秋景)です。

 この絵は江戸川区の隣にある千葉県・市川市(いちかわし)の行徳(ぎょうとく)の風景ですが、絵の下に千鳥(チドリ)の一種を捕獲する網(あみ)を仕掛けている人の姿が描かれています。(現代では固定網の猟は禁止されています。)

 1月に葛西臨海公園に行った日は2日ありますが、1日目は午前中は晴れていたのですが、午後から雲が広がってしまいました。その時の風景からです。

 そして、2日目は一日中晴天で、美しい夕焼けを見せてくれました。


 以前、作成したブログは、以下の通りです。
(1)夏にコチドリを撮影した時の話は、
 「名所江戸百景186 5月の葛西臨海公園(5) 一本足のコチドリ」
(2)ハマシギとイソシギを撮影した時の話は、
 「名所江戸百景156 第71景 利根川ばらばらまつ 葛西臨海公園(4)」
(3)スズガモやカンムリカイツブリの写真は、
 「名所江戸百景154 第71景 利根川ばらばらまつ 葛西臨海公園(2)」
 「名所江戸百景183 5月の葛西臨海公園(2) 夏羽のカンムリカイツブリ」

 今回は、これで終了とさせていただきます。
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名所江戸百景215 冬の葛西臨海公園(4) ダイシャクシギ 写っていました

2015-02-15 12:25:00 | 名所江戸百景
こんにちわ、「くまドン」です。

 今回も、冬の葛西臨海公園の続きです。寒い日が続いていますが、冬の晴れた日の葛西臨海公園は風が無い所にいると、海からの日差しが暖かく、のんびりできます。雪が降る日も限られていますので、南国風の木も植えられています。

 前回は旅鳥のアオアシシギが冬にもいて越冬しているのか?というブログを書きましたが、葛西臨海公園の鳥類園Ⅱのブログを見ると、ダイシャクシギ(大杓鷸)が葛西臨海公園で越冬しているとの情報がありました。ダイシャクシギも旅鳥で、冬は東南アジアまで移動しますが、一部の個体は日本で越冬するそうです。
 本来なら写真を撮影に行くべきなのでしょうが、仕事の疲れと花粉症の症状が始まりましたので、家で大人しくして、1月に撮影した写真に写っていないかどうか調べてみました。

 下の写真は西なぎさ内にある棒杭にカモメが羽を休めていた所にスズガモの小群が通過した所を撮影しました。

 ダイシャクシギは見た事も無かったので、撮影した時は全く気がつきませんでしたが、上の写真をよく見ると、左の棒杭の上にいるのはカモメではありません。体の大きさがカモメより大きいのです。
 上の写真の左の棒杭部分を縮小率を抑えてトリミング(画像の切取)したのが、下の写真です。満潮の時間帯のため、干潟は無く、静かに寝ていました。

 「くまドン」は鳥は素人(しろうと)ですから、シギ・チドリ類は小さいという先入概念(せんにゅうがいねん)を持っていました。ところが、ダイシャクシギは日本のシギ類の中でも最大クラスで全長は60cmもあるのです。
 カモメは全長40~46cm、セグロカモメは全長60cm、スズガモは全長45cm程、カンムリカイツブリが全長56cmですから、他の鳥と比べても大きさで見劣りはしません。(参考として、ハシブトガラスが全長56cm)
 しかも、後ろ姿の上に距離があり、シギの特徴である長い首の部分が見えないので、カモメと勘違いしてました・・・・・
 大きさと背中の模様、腹側は白、一本足で立って寝ている姿から、ダイシャクシギで間違いないようです。
 ダイシャクシギは満潮時間帯なので、干潟がなく、エサを獲れませんので、満潮の時間帯は寝ているそうです。
 今回は、撮影したというよりは、写っていたというレベルの写真ですが・・・・・・・(汗)

 写真が少ないので追加しておきます。
 西なぎさの沖合にいたカンムリカイツブリの群れです。首を長く伸ばしているのが、カンムリカイツブリです。

 スズガモは夜行性で、昼間は寝ている個体が多いので、首を胴体につけて寝ています。首の部分がちょこんと丸く出ているのがスズガモです。

 スズガモと違いカイツブリ類は昼間でも潜水してエサを盛んに探します。
 下の写真は夕日を浴びるハジロカイツブリ(冬羽、全長30cm)です。赤い目が特徴です。

 葛西臨海公園には少数ですが、冬羽がハジロカイツブリとよく似たミミカイツブリがいるらしいのですが、撮影した写真にはありませんでした。

 最後は、夕方の風景からです。
(絵画調)


 今回は、これで終了とさせていただきます。
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 12月の仕事が今年にずれた為、今年の仕事と合わさって、12月は暇でしたが、1月・2月は、家ではほとんど疲れて寝ていました。(アベノミックスとは全く無関係です。)
 久々に土日に休みができたので、簡単にブログ作成しましたが、今週の平日は、仕事に切れ目がないので、あまりブログも作れそうもありません。
 花粉症も始まり、外に行くのも億劫(おっくう)になってきました。家にいる時間が長くなりそうです。

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名所江戸百景214 冬の葛西臨海公園(3) アオアシシギ 越冬?

2015-02-12 12:25:15 | 名所江戸百景
こんにちわ、「くまドン」です。

 今回も、冬の葛西臨海公園の続きです。撮影は1月の中頃の写真です。寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?この時期は、逆光に輝く穂(ほ)が美しく感じられる時期でもあります。
(絵画調)


 さて、鳥類園のウォッチングセンターの2階から下の池を見ると、干潟に鳥がいました。下の写真の真中に1羽、左上の岸辺に1羽、そして、右上の岸辺にも1羽います。わかりますでしょうか?

 上の写真で鳥のいる所を、縮小しないでトリミング(画像データの切取り)してみたのが、下の写真です。超望遠にしても、やっとこの程度の解像度です。どうやら、左の1羽はイソシギ(留鳥)、中の1羽はアオアシシギ(旅鳥)、右の1羽は今冬に葛西臨海公園に1羽だけいるセグロセキレイ(留鳥)のようです。(多分・・・・)

 ここで、ふと気付いたのですが、アオアシシギは旅鳥なのに何故(なぜ)葛西臨海公園にいるのか・・・?
 上の写真では真中のアオアシシギは判別しにくいので、別の写真をトリミングしたのが、下の写真です。

 アオアシシギについて調べると、「ユーラシア大陸に広く分布しており、夏は日本より北のユーラシア大陸北部で繁殖、冬季は日本より南の赤道付近(東南アジア)や南半球(オーストラリア)への渡り越冬する。日本では旅鳥として春と秋の渡りの時に全国的に渡来する。沖縄県では少数が越冬する。」と書いてあります・・・・?
 「鳥類園Ⅱ」の過去ブログを見るみると、今冬は2月になってもアオアシシギが少なくとも2羽いるそうです。鳥類園のレギュラー扱いです。さらに、過去にさかのぼると、2月まで少数のアオアシシギがいた年の記録が何回ありました。
 3月にはアオアシシギがいるという記録が鳥類園Ⅱの過去の記録にはないのですが、
 一番寒い1月・2月にいるという事は・・・・・・このアオアシシギは越冬しているのでしょうか?
 東京の冬はアオアシシギにとって耐えられる寒さなのでしょうか? 人から見ると十分寒いのですが・・・・

 最後は、夕暮れに染まる東京ゲートブリッジの写真です。


 今回は、これで終了とさせていただきます。
 くまドンのブログに訪問していただき、ありがとうございます。

 来週まで仕事が連続的に発生しているので、プログ作る時間すらありませんので、名所江戸百景のブログの更新がほとんど進みませんが、生活の為の仕事ですから、やむ得ない所です・・・・
 来週を過ぎると仕事のピークが一段落すると思います。花粉症も始まりますので、あまり外に行くのも億劫(おっくう)になりますので、家にいる時間が長くなるかなと思っています。

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名所江戸百景213 冬の葛西臨海公園(2) シロハラ

2015-02-06 22:45:12 | 名所江戸百景
こんにちわ、「くまドン」です。

 今回は、前回のブログから日数がだいぶ空いてしまいましたが、冬の葛西臨海公園の続きです。最初は西なぎさの風景からです。冬の北風が寒いとはいえ、公園には明るい日差しが降り注いでいます。
(絵画調)

 水平線の「風の塔(川崎人工島)」もはっきり見えています。この日は晴れて暖かく、野鳥も多く見る事ができました。

 今年も葛西臨海公園では、水仙まつりの特別行事があるようです。「くまドン」は直接関係ありませんが、簡単な情報です。
 日時: 平成27年 2/7(土)・2/8(日) 11:00~15:30 雨天中止や荒天中止のイベントも多いです。
      2/6現在の天気予報は2/7が晴れのち曇り、2/8が雨です。
 内容: 水仙コンサート、水仙ガイド、フラワーアレンジメント教室、野鳥関連のイベントもあり
      子供連れの家族向けとしては、竹馬体験と葛西臨海公園のマスコットキャラも登場

 今冬も西なぎさ付近では、スズガモの大群やカンムリカイツブリやハジロカイツブリの群れを見る事ができます。

 超望遠での撮影ですが、写真右奥に東京タワーが見えています。
 海側は風があると結構冷えますので、十分な防寒が必要です。

 さて、葛西臨海公園の東側にある鳥類園に入ると、枯葉をかき分ける音がするので、撮影してみると、シロハラ(白腹)という鳥でした。普段は木の茂みや草むらにいるので、「くまドン」には見つけるのが難しい鳥で初めて見ました!

 冬はエサを探すのに忙しいらしく、盛んに枯葉をかき分けて、エサを探していました。
 (今回も鳥のアップだけは、縮小率を抑えてトリミング(画像の切取)です。)

【シロハラ(白腹)】 冬鳥(西日本の山地の一部では夏に繁殖もしている所もあるそうです)
 森の茂みに多い鳥ですが、都市部の公園でも観察されます。冬は雪の少ない本州以南で越冬しており、単独行動で、地面で昆虫やミミズ、木の実などを探して食べています。
 全身が灰褐色で腹の部分が白っぽいので、同じツグミ科の「アカハラ」の腹が赤味があるのに対して、シロハラと呼ばれています。

 シロハラは普通は木下の茂みにいるので、「くまドン」には見つけられないのですが、撮影できる時は撮影できるもので、葛西臨海公園中央部のクリスタルビュー付近にもシロハラがいました。

 ここも木の多い所ですが、下草の無い所にいましたので、はっきりとした写真が撮れました。

 ここでも落ち葉の中にクチバシを入れて、一生懸命エサを探していました。

 葛西臨海公園の「鳥類園Ⅱ」のブログを見ると、今冬はシロハラも数が多くて、鳥類園でも数羽(昨冬は1羽)がいるようです。普通は木の茂みの中にいるので見つかりませんが、数が多いと見れる機会も多くなります。

 この日はシロハラだけでなく、昨年も見る事ができたアカハラもいました。

 アカハラも鳥類園には、今冬も昨冬同様2~3羽いるようです。このアカハラは芝生の所でのんびりしていたので撮影できました。しばらく撮影していると、こちらに気がついたらしく、後ろの木の茂みに入りましたが、茂みの後ろは海側なので、茂みの裏側を見てみると、年輩の方が座って、のんびり日向ぼっこしながら、海を眺めていました・・・・
 さらに、この場所は、以前ブログにも書きました昨冬にモズとアカハラがケンカしていた場所のすぐ近くだったのを思い出しました。この付近はアカハラにとっても大事なナワバリだったのでしょうね。

 シロハラもアカハラもツグミ科の鳥ですから、本家のツグミの写真も入れておきましょう。

 この3種は大きさも全長24cm程で、ムクドリと同程度の大きさ鳥ですが、アカハラやシロハラが木の茂みを好むの対して、ツグミは河川敷や広場の芝生やのような開けた場所でエサを探している事が多く、結構、あちこちで見かけることが多い鳥です。今冬の葛西臨海公園ではムクドリが何故か少なく、昨冬にムクドリを多く見かけた広場で一番多かったのはツグミでした。
 上の写真は以前作成した「名所江戸百景150 第20景 川口のわたし善光寺 岩淵水門」で使用した写真を再度載せた写真ですが、実はこのブログで話した別の場所にいたツグミとは葛西臨海公園にいたツグミでした。

 寒い日が続いていますが、葛西臨海公園では春の先陣を切って、ロウバイなどの花が見頃を迎えています。

 カゼなどひかないように防寒には十分お気をつけください。

(1)以前作成した葛西臨海公園のモズとアカハラの話のあるブログは以下の通りです。
 名所江戸百景159 第71景 利根川ばらばらまつ 葛西臨海公園(6)

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 ブログの更新がほとんど進みませんが、この間にも「くまドン旅日記」のブログに訪問していただいた方がいました。ありがとうございます。
 現在の所、パソコン開く時間も少なく、ブログ作る時間もありませんが、時間を見つけて、名所江戸百景の残分をなんとか作ろうとは考えています。

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