こんにちわ、「くまドン」です。
今回は、渋谷区・恵比寿(えびす)にある恵比寿ガーデンプレイスからの富士山と夕景の撮影です。
(絵画調)
写真を撮影していると、特に理由は無いのですが、「くまドン」が行くと良い被写体に会える相性の良い撮影ポイントと、何回挑戦しても条件に恵まれない相性の悪い撮影ポイントが発生します。
仕事や用事があれば、撮影できる日も限られていますので、偶然の流れで当然の現象かと思います。
「くまドン」が、名所江戸百景の撮影の中で、何回狙っても撮影に失敗していたのは、この恵比寿ガーデンプレイスとダイヤモンド富士です。さらに、この恵比寿ガーデンプレイスで、年2回のチャンスしかないダイヤモンド富士を百景に加えようとしていたのですから、「相性悪い」×「相性悪い」で最悪の組み合わせとなりました。
結局、一昨年(平成24年)から昨年(平成25年)まで、ダイヤモンド富士の日3回を含め、9回も恵比寿ガーデンプレイスに撮影に行ったにも関わらず、一度も富士山が見えませんでした・・・・・・・
「くまドン」は他の展望所では、下見も含めて1回~3回目で富士山を見れる事ができましたので、非常に相性が悪いのです。平成25年4月までの1年間で、「くまドン版」で確定することができなかった数景(難関)の一つです。
恵比寿ガーデンプレイスは38・39階が展望レストラン街となっていて、その待合スペースに西と北に展望が開けています。下の写真は北側の展望です。
左の眼下にJR恵比寿駅が見えます。そこから先にJR渋谷駅、明治神宮・代々木公園、新宿高層ビル群と続きます。
平成25年12月に、数える事10回目の恵比寿ガーデンプレイスに訪問時に、やっと、ここから富士山が見えました。
撮影できる時は、あっけないものです。少し遅れて、日の入り3分前に38階に到着。
富士山もはっきり見えています。撮影し易い場所も、何故か?ぽっかり空いていて、あっさり撮影完了・・・・・
ダイヤモンド富士の時期ではありませんので、夕日は丹沢(たんざわ)山塊の南(左)端の大山(おおやま)の山腹に沈んで行きました。
ただし、風景写真では喜んで撮影している夕日のシーンですが、手前の街が暗くて、江戸百景らしくありません。
下は日が沈む瞬間ですが、絵画調にして、夕闇の街を浮き出しました。
(絵画調)
最後に、恵比寿ガーデンプレイスからの美しい夕景です。左上隅には宵の明星(よいのみょうじょう)金星が輝いていました(木星かもしれません???・・・・)。富士山の見える空の見事なグラデーションです。
夕日の沈む瞬間は感動的ですが一瞬であり、手前の街は真っ暗です。また、それを撮影できる人の数も限られています。ダイヤモンド富士の日は、1年にわずか2日しかありません。以上の事から考えて、
この写真を、広重の名所江戸百景「第24景 目黒新富士」に対応する「くまドン板」の景(確定・冬景)とさせていただきます。恵比寿ガーデンプレイスは、クリスマス用イルミネーションがある為、冬景にします。
(このプログは、名所江戸百景の現代版である「くまドン版」を作ることを第一目標としています。)
撮影に成功したので、38階にある展望席のある「すし屋」さんで食べる事にしました。
最初の目黒方面の下見の頃に、恵比寿ガーデンプレイスに来た時に食べたすし屋さんです。値段は少しお高めですが、レストランの窓からの展望料を含めて考えれば、問題は無いでしょう。
百景の撮影に成功したら、もう一度食べようと決めていたのです・・・・・・・・・・・
しかし、上で書いてある様に撮影失敗が続いて、毎回のように素通りとなってしまいました。ほぼ1年半ぶりに食べまることになりました。窓際席は満員でしたので、カウンタ席で食べる事にしました。
美味しい寿司でしたが、一番おいしかったのは、上の写真のイカでした。イカと黒塩の味が合わさり、とても美味しい味でした。
広重の名所江戸百景では、目黒付近は5景も描かれています。
その中の2景は富士山と富士塚が主題となっています。
下の絵は、広重の名所江戸百景「第24景 目黒新富士」(春景)です。
遠近法と俯瞰(ふかん、上から下を見下ろす)の構図でえがかれています。
真ん中の高い所が富士塚です。絵による協調もありますが、高く見えます。
富士塚の手前を流れる水流は、三田用水(みたようすい)で、目黒川と渋谷川(しぶやがわ)の分水嶺(ぶんすいれい、水系の境目)にあたる台地上を流れていました。(昭和49年に廃止されています)
三田用水沿いには、桜が満開となっており、左端のイス(椅子)がある休憩場には、藤(フジ)の棚があります。
富士塚の中腹には弥勒(みろく)を祀った祠(ほこら)と石碑(せきひ)あり、絵にも描かれています。
目黒川の先に広がる田園と林の先には、白い雪の富士山と丹沢の山並みが望めます。
下の絵は、広重の名所江戸百景「第25景 目黒元不二」(春景)です。
こちらの絵の説明は、また別の時期にさせていただきます。
目黒元富士と目黒新富士の位置を大雑把(おおざっぱ)に地図に示してみました。目黒新富士はJR恵比寿駅から小道の坂を下りていくと、階段の所に今も石碑が残っています。
「国土地理院ホームページ掲載のデジタル標高地形図画像データ(図名等)を使用しました。」
「名所江戸百景084 第84景 目黒爺々が茶屋 目黒のサンマ」の時に作成した地図の一部を転用しました。
(上をクリックすると、目黒のサンマのブログが開きます。)
恵比寿ガーデンプレイスは夕景ダメでも、地上でも冬のイルミネーションを行っているので、何かしら撮影できますので、当り外れは少ない場所でもあります。地下一階には、恵比寿三越(みつこし)もありますので、食事以外にも、夕食の材料を買って帰るのも楽しいかもしれません。
(絵画調)
恵比寿ガーデンプレイスで、毎年・冬に行われているイルミネーションの情報です。
(変更になる可能性もありますので、各自お調べください。)
【Baccarat ETERNAL LIGHTS 歓びのかたち&冬のイルミネーション(平成25年度分)】
日時: 平成25年(2013年)11月2日~平成26年(2014年)1月13日 12:00~23:00
内容: 世界最大級のバカラシャンデリア(フランスのバカラ村が起源です)が点灯します。
クリスマスイルミネーションは、12月25日で終了していますので、
下の写真のクリスマスツリーはすでにありません。ご注意ください。
昨年の12月に撮影したばかりなので、広重がお得意の近景構図も入れておきます。
今回は、これで終了とさせていただきます。
前のブログでも書きましたように、1週間程度過ぎた後に、順番を整理するために日付を12/26に移動させます。
次回は、今年の正月に撮影したもう一つの難関「ダイヤモンド富士」の話になります。
日本プログ村に参加しています。良ければ、「ポチッ」応援お願いします。(携帯からは無効ですので、不要です。)
今回は、渋谷区・恵比寿(えびす)にある恵比寿ガーデンプレイスからの富士山と夕景の撮影です。
(絵画調)
写真を撮影していると、特に理由は無いのですが、「くまドン」が行くと良い被写体に会える相性の良い撮影ポイントと、何回挑戦しても条件に恵まれない相性の悪い撮影ポイントが発生します。
仕事や用事があれば、撮影できる日も限られていますので、偶然の流れで当然の現象かと思います。
「くまドン」が、名所江戸百景の撮影の中で、何回狙っても撮影に失敗していたのは、この恵比寿ガーデンプレイスとダイヤモンド富士です。さらに、この恵比寿ガーデンプレイスで、年2回のチャンスしかないダイヤモンド富士を百景に加えようとしていたのですから、「相性悪い」×「相性悪い」で最悪の組み合わせとなりました。
結局、一昨年(平成24年)から昨年(平成25年)まで、ダイヤモンド富士の日3回を含め、9回も恵比寿ガーデンプレイスに撮影に行ったにも関わらず、一度も富士山が見えませんでした・・・・・・・
「くまドン」は他の展望所では、下見も含めて1回~3回目で富士山を見れる事ができましたので、非常に相性が悪いのです。平成25年4月までの1年間で、「くまドン版」で確定することができなかった数景(難関)の一つです。
恵比寿ガーデンプレイスは38・39階が展望レストラン街となっていて、その待合スペースに西と北に展望が開けています。下の写真は北側の展望です。
左の眼下にJR恵比寿駅が見えます。そこから先にJR渋谷駅、明治神宮・代々木公園、新宿高層ビル群と続きます。
平成25年12月に、数える事10回目の恵比寿ガーデンプレイスに訪問時に、やっと、ここから富士山が見えました。
撮影できる時は、あっけないものです。少し遅れて、日の入り3分前に38階に到着。
富士山もはっきり見えています。撮影し易い場所も、何故か?ぽっかり空いていて、あっさり撮影完了・・・・・
ダイヤモンド富士の時期ではありませんので、夕日は丹沢(たんざわ)山塊の南(左)端の大山(おおやま)の山腹に沈んで行きました。
ただし、風景写真では喜んで撮影している夕日のシーンですが、手前の街が暗くて、江戸百景らしくありません。
下は日が沈む瞬間ですが、絵画調にして、夕闇の街を浮き出しました。
(絵画調)
最後に、恵比寿ガーデンプレイスからの美しい夕景です。左上隅には宵の明星(よいのみょうじょう)金星が輝いていました(木星かもしれません???・・・・)。富士山の見える空の見事なグラデーションです。
夕日の沈む瞬間は感動的ですが一瞬であり、手前の街は真っ暗です。また、それを撮影できる人の数も限られています。ダイヤモンド富士の日は、1年にわずか2日しかありません。以上の事から考えて、
この写真を、広重の名所江戸百景「第24景 目黒新富士」に対応する「くまドン板」の景(確定・冬景)とさせていただきます。恵比寿ガーデンプレイスは、クリスマス用イルミネーションがある為、冬景にします。
(このプログは、名所江戸百景の現代版である「くまドン版」を作ることを第一目標としています。)
撮影に成功したので、38階にある展望席のある「すし屋」さんで食べる事にしました。
最初の目黒方面の下見の頃に、恵比寿ガーデンプレイスに来た時に食べたすし屋さんです。値段は少しお高めですが、レストランの窓からの展望料を含めて考えれば、問題は無いでしょう。
百景の撮影に成功したら、もう一度食べようと決めていたのです・・・・・・・・・・・
しかし、上で書いてある様に撮影失敗が続いて、毎回のように素通りとなってしまいました。ほぼ1年半ぶりに食べまることになりました。窓際席は満員でしたので、カウンタ席で食べる事にしました。
美味しい寿司でしたが、一番おいしかったのは、上の写真のイカでした。イカと黒塩の味が合わさり、とても美味しい味でした。
広重の名所江戸百景では、目黒付近は5景も描かれています。
その中の2景は富士山と富士塚が主題となっています。
下の絵は、広重の名所江戸百景「第24景 目黒新富士」(春景)です。
遠近法と俯瞰(ふかん、上から下を見下ろす)の構図でえがかれています。
真ん中の高い所が富士塚です。絵による協調もありますが、高く見えます。
富士塚の手前を流れる水流は、三田用水(みたようすい)で、目黒川と渋谷川(しぶやがわ)の分水嶺(ぶんすいれい、水系の境目)にあたる台地上を流れていました。(昭和49年に廃止されています)
三田用水沿いには、桜が満開となっており、左端のイス(椅子)がある休憩場には、藤(フジ)の棚があります。
富士塚の中腹には弥勒(みろく)を祀った祠(ほこら)と石碑(せきひ)あり、絵にも描かれています。
目黒川の先に広がる田園と林の先には、白い雪の富士山と丹沢の山並みが望めます。
下の絵は、広重の名所江戸百景「第25景 目黒元不二」(春景)です。
こちらの絵の説明は、また別の時期にさせていただきます。
目黒元富士と目黒新富士の位置を大雑把(おおざっぱ)に地図に示してみました。目黒新富士はJR恵比寿駅から小道の坂を下りていくと、階段の所に今も石碑が残っています。
「国土地理院ホームページ掲載のデジタル標高地形図画像データ(図名等)を使用しました。」
「名所江戸百景084 第84景 目黒爺々が茶屋 目黒のサンマ」の時に作成した地図の一部を転用しました。
(上をクリックすると、目黒のサンマのブログが開きます。)
恵比寿ガーデンプレイスは夕景ダメでも、地上でも冬のイルミネーションを行っているので、何かしら撮影できますので、当り外れは少ない場所でもあります。地下一階には、恵比寿三越(みつこし)もありますので、食事以外にも、夕食の材料を買って帰るのも楽しいかもしれません。
(絵画調)
恵比寿ガーデンプレイスで、毎年・冬に行われているイルミネーションの情報です。
(変更になる可能性もありますので、各自お調べください。)
【Baccarat ETERNAL LIGHTS 歓びのかたち&冬のイルミネーション(平成25年度分)】
日時: 平成25年(2013年)11月2日~平成26年(2014年)1月13日 12:00~23:00
内容: 世界最大級のバカラシャンデリア(フランスのバカラ村が起源です)が点灯します。
クリスマスイルミネーションは、12月25日で終了していますので、
下の写真のクリスマスツリーはすでにありません。ご注意ください。
昨年の12月に撮影したばかりなので、広重がお得意の近景構図も入れておきます。
今回は、これで終了とさせていただきます。
次回は、今年の正月に撮影したもう一つの難関「ダイヤモンド富士」の話になります。
日本プログ村に参加しています。良ければ、「ポチッ」応援お願いします。(携帯からは無効ですので、不要です。)