gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

名所江戸百景117 第22景 広尾ふる川(1) 東京タワーからの大展望

2013-12-05 23:25:59 | 名所江戸百景
こんにちわ、「くまドン」です。

 今回は、東京タワーの展望台からの夜景撮影です。東京タワーのクリスマスイルミネーションも見逃せません。
 「名所江戸百景029 第53景 増上寺塔赤羽根 東京タワーと鯉のぼり」からの続きにもなります。
 都心の真ん中に立つ東京タワーの特別展望台(250m)の高さからの夜景は、やはり一級品の眺めです。

 話として、5月の「名所江戸百景029 第53景 増上寺塔赤羽根 東京タワーと鯉のぼり」の続きとなります。
 久しぶりの東京タワー撮影です。
 さすがにクリスマスや年末・年始は大混雑しますので、12月中頃に行くことにしました。
 (「くまドン」は、混雑する所は苦手で、空いている所でのんびりしていたい方です。)

 JR線浜松町(はままつちょう)駅からは西へ600m程歩く事になります。
 駅から西に進むと、途中に増上寺の表門である大門があります。
 
さらに真直ぐに進むと、増上寺の中門である三解脱門(三門、重要文化財)が正面にぶつかります。

 下の絵は、名所江戸百景「第79景 芝神明増上寺」です。

 増上寺については、「名所江戸百景005 第79景 芝神明増上寺 桜満開」でお話ししましたので、省略しますが、せっかく来たので、境内を通り、東京タワーに行く事にしました。
 さすがに12月中ごろになると、境内の紅葉は終わった木も多かったのですが、奇麗な紅葉の木も残っていました。


 増上寺の右(北)側の道を進むと、東京タワーに到着します。東京タワー名物のジャンボクリスマスツリーです。

 この日は空いていて、一つ上の大展望台に上るまで行列なしの待ち時間ゼロでした。
 しかし、大展望台から、最上階の特別展望台までは、整理券発行で1時間待ちとなっていました。
 カウンターの方に聞いた所、この時期の平日は、待ち時間ゼロで最上階の特別展望台に行けるそうです。
 今回は夕日が撮影のメインではなく、夜景狙いですので、混雑を避けて、夕日の撮影は大展望台で撮影することにしました。

 下の絵は名所江戸百景「第53景 増上寺塔赤羽根」です。

 東京タワーの東を見下ろすと、途中で寄った増上寺が夕日を浴びていました。

 その先には東京湾の海が青く見えます。右の方に見える白い橋桁が「レインボーブリッジ」です。
 東京湾の先に見える一番奥の陸地が房総半島(ぼうそうはんとう、千葉県)です。
 分かり難いので、真ん中奥付近を、カメラの望遠側でトリミング(カメラのズームで画面を切り取る)してみました。

 左のビルの右側の大きな船の停泊している所が晴海埠頭(はるみふとう)で、晴海客船ターミナルも見えます。
 晴海埠頭の左側は2020年東京オリンピックの選手村の予定地でもあります。
 その奥が豊洲埠頭(とよすふとう)、築地市場(つきじしじょう)の移転予定地です。
 その先に、有明(ありあけ)、新木場(しんきば)などの江東区(こうとうく)南部の埋め立て地が続き、
 東京湾と空の間に房総半島が横たわっています。当日は、視界の良い日で、遠くがはっきり見えた日です。
 京葉工業地域(けいようこうぎょうちいき)の白い建物や煙突(えんとつ)が並んでいるのが、はっきり見えます。

 次に北西の新宿(しんじゅく)方面に目を向けます。
 遠くには奥多摩(おくたま)から奥秩父(おくちちぶ)の山並みが連なっています。

 真ん中の奥にある高い建物の右に新宿の高層ビル群があります。
 こちらもレンズを超望遠にしてトリミング(拡大)してみます。
 一番分かり易いのが、左にある上部が尖ったビルのNTTドコモ代々木(よよぎ)ビル(渋谷区)です。

 よく見ると左端に新宿の都庁(とちょう)第一庁舎があります。
 真ん中手前の高い建物の右側まで新宿高層ビル群の建物が並んでいます。

 今度は、北に目を向けると、東京タワーのライバル・スカイツリーが見えます。
(絵画調)

 スカイツリーの右下方向には、東京駅から銀座方向のビル街があります。
 結構、高さのあるビルが並んでいるのですが、東京タワーからスカイツリーを望むと、なだらかに見えていしまいます・・・・・・・・。
 下の写真のように目を広角にして、周辺部に目を向けると、真ん中の高いビルが芝・愛宕山(あたごやま)のタワービルです。その左下にある木がこんもりしている所が、「名所江戸百景047 第21景 芝愛宕山 ほおずき市」で話をしました愛宕神社のある愛宕山と、その中の低い白い建物が「NHK放送博物館」です。

 さらに、その上に建設中の超高層ビルの右側の少し低い所を超望遠でズームすると、
 ビルの上に見えるのが筑波山(つくばさん、標高877m、茨城県)です。

 大展望台からの眺めですので、上の特別展望台からは、もっとビルの上に見えることでしょう。

 北東側に目を向けると、築地(つきじ)・晴海(はるみ)方面が見えます。

 真ん中の森がある所が、浜離宮恩賜庭園(はまりきゅうおんしていえん)です。その後方に左右に流れる川が隅田川(すみだがわ)、左側の超高層ビルの両側に築地市場の建物と勝鬨橋(かちどきばし)が見えます。

 夕日が落ちてきて、西の丹沢(たんざわ)山塊にかかる頃になりましたので、次回は東京タワーからの夕景です。

 最後に、年末・年始の東京タワーのライトアップ情報(平成25年分)を載せておきます。
【東京タワーのライトアップ情報(平成25年12月予定分)】
   入場料: 大人/大展望台820円 特別展望台1420円
  (注意)東京タワーのホームページを見て記載していますので、変更になる場合もあります。
 通常の日は、日没~22:00は通常のランドマークライト(オレンジ色のライトアップ)です。
 ダイヤモンドヴェールの日も、日没~20:00までは通常のランドマークライトです。
(1)12/7(土)、14(土) :20:00~22:00 緑と赤のダイヤモンドヴェール
(2)12/16(月)~12/25(水) :20:00~22:00 東京オリンピック・パラリンピック応援ダイヤモンドヴェール
                    (黄・赤・緑・青・黒(無灯))の5色と、展望台に「2020」の文字が点灯
(3)12/31(火) :通常のランドマークライトで点灯時間は日没~23:00。元旦の未明のライトアップは不明?
(4)12/26(木)~12/30(月)は大展望台に「2013」を点灯。2014年は、1/1(水)~1/10(金)まで「2014」を点灯
   元日の朝に限り、お台場方面は午前3:00まで(「初日の出」準備のため)、六本木方面は翌朝8:00まで点灯。
(5)その他にクリスマスイルミネーション2013「TOKYO Night View クリスマス」が開催中です。
 東京タワー名物「巨大クリスマスツリー」(高さ12m)の季節です。
 日時: 11/3(日)~12/25(水) 16:00~22:00
 場所: 東京タワー正面玄関前&大展望台
 内容: 大展望台のイルミネーションは、今年初の試みで、15分毎に点灯と消灯を繰り返します。
      大展望台2階の「クリスマス・レッド」は煌びやかな華やかさを演出
      大展望台1階の「シャンパン・ゴールド」は気品とゴージャス感を演出
      正面玄関で16:00~21:30の間、30分ごとに音楽に合わせて、
      ツリーのイルミネーションが光のショーが展開(計12回)。
(6)東京タワーでは、毎年1/1の元旦の初日の出を見る人の為に、6:00~22:00営業となっています。
  ただし、「特別展望台」への入場は先着80名様限定(朝4:00頃から入場整理券配布予定)と狭き門です。
  大展望台への入場制限はありませんが、スカイツリーと共に混雑確実です。
  大展望台2階にある「タワー大神宮」は、東京都心では、一番高い所にある神社です。

 「くまドン」の東京タワー付近の過去のブログは、以下の通りです。
(1)東京タワーの直下
 「名所江戸百景029 第53景 増上寺塔赤羽根 東京タワーと鯉のぼり」
(2)東側の芝・増上寺
 「名所江戸百景005 第79景 芝神明増上寺 桜満開」
(3)北にある芝・愛宕山、この近くからも東京タワーを望めます。
 「名所江戸百景047 第21景 芝愛宕山 ほおずき市」
(4)その他に近くで東京タワーを眺めるスポットとして、
 「名所江戸百景089 第82景 月の岬 台場の夜景 レインボーブリッジ」
 「名所江戸百景019 第4景 永代橋佃しま 隅田川の大橋(2)」
 その他に、東京タワーを眺めるのに有名なポイントで撮影していますので、12月のブログで出す予定です。

 今回は、これで終わりとさせていただきます。

 12月の景は、夜景(ライトアップ・イルミネーション)が中心です。
 元々、夜景(ライトアップ・イルミネーション)は、現代の東京の風景を撮影したかった側面もありますので、歴史的な話は少なめにして、写真を多くして、雰囲気優先のブログにさせていただきます。

 次回は、東京タワーからの展望の続きになります。

 日本プログ村に参加しています。良ければ、「ポチッ」応援お願いします。(携帯からは無効ですので、不要です。)
にほんブログ村 写真ブログ 風景写真へ