庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

人生の「日めくり」

2015-01-24 17:07:51 | 日記・エッセイ・コラム
「一週間に一度、赤い着物と青い着物を着るものはなんでしょうか?」と言う、
「なぞなぞ」の答えは暦で、日付の数字が日曜は赤、土曜は青になっています。

「最初が一番厚くて、終わりに一番薄くなるものは?」この「なぞなぞ」の答
えも、やはり暦です。

この暦は月別のカレンダーではなく、毎日一枚ずつはぎとっていく「日めくり」
の方がぴったりします。

今ではあまり見かけなくなりましたが、昔は各家庭に普通にあって毎朝、日め
くりを剥ぎ取るのが日課となっていたことを思い出します・・・

また祝日の暦には、交差した二本の「日の丸」が印刷されていて、いかにもめ
でたい特別な日だと感じて、嬉しかったものでした。

人はみな、自分の体の中に「日めくり」を持っているのではないでしょうか?

残された人生の「日めくり」が果たして何枚あるのか?、「暦の果て」は誰にも
わかりませんが・・・ 

人生八十年としてざっくり計算すると、残された年数×365枚+閏年分になる。

それを多いと感じるか、たったそれだけと感じるか、人それぞれだと思いますが、
毎日毎日一枚ずつ確実に減っていきます・・・  

この間、正月を迎えたばかりだと思ったらもう1月下旬、「光陰矢の如し」という
ように、あっという間に日々が過ぎ去っていってしまいます。

残された人生の「日めくり」があと何枚あるかは知らないが・・・ 一日一日を
大切にしながら、生きていきたいものだと思う。

庭先に来たメジロ。




コメント
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